出典: IKE 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年3月27日 (水) 02:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ IKE (Internet Key Exchange protocol) は SAを構築するのに必要な情報の交換を安全に行うプロトコル。IKEv1 (RFC 2409) と IKEv2 (RFC 4306) が定義されており、2016年現在の最新版は後者である。また IKEv1/v2 以外にも Photuris (RFC 2522), KINK (RFC 4430) などの鍵交換プロトコルが提案されている。 ・・・ |
出典: IPsec 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年3月27日 (水) 02:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ IPsec(Security Architecture for Internet Protocol、アイピーセック)は、 暗号技術を用いることで、IP パケット単位で改竄検知や秘匿機能を提供するプロトコルである。これによって、暗号化をサポートしていないトランスポート層やアプリケーションを用いても、通信路の途中で、通信内容を覗き見られたり改竄されることを防止できる。 ・・・ |
出典: 暗号技術 『総務省 東海総合通信局 ICT用語集』 引用年月日 2019年12月25日,URL: https://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/tool/yougo/yougo.html インターネット等のネットワークを通じて文書や画像などのデジタルデータをやりとりする際に、通信途中で第三者に盗み見られたり改ざんされたりされないことを目的とし、元の内容がわからないように決まった規則に従ってデータを変換する技術 |
出典: インターネットキー交換プロトコル 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/03/16,URL: https://www.wdic.org/ インターネットキー交換プロトコル。「ISAKMP/Oakley」という鍵交換プロトコルを元に作られた鍵交換プロトコルで、RFC 2409で規定される。 [概要] ネットワーク上のデバイス間で暗号鍵の交換・管理を行なうためのプロトコル。IPsecを構成する三つのプロトコルの一つでもある。 [特徴] 鍵交換の段階で、その内容が第三者(盗聴者)に漏れてしまえば、以降の暗号化は意味を成さなくなる。そこで、IKEは鍵の交換を前半と後半に分け、そしてIKE自身が暗号化通信に対応し、もって後半を暗号し、この中で鍵などの情報交換が行なわれる。実際に送りたい鍵は、後半で送られる。 [技術] 前半 前半は、後半の暗号化アルゴリズムの決定と、暗号鍵の生成を行なう。鍵生成にはDiffie-Hellmanが使われている。Diffie-Hellmanは、互いが乱数を作成し、暗号鍵と乱数の計算値を送りあうことで、互いが共通の暗号鍵を持つことができるアルゴリズムである。これ自体は暗号化の機能も電子署名の機能も持たないが、これを利用することで公開された場所で秘密の共有鍵に付いて合意することができる。この間の通信電文は、盗聴されても暗号鍵を算出することはできないため、安全である。 後半 後半では、前半で決定された暗号化アルゴリズムと暗号鍵により、暗号化された電文によって、目的の暗号鍵の送信が行なわれる。例えばIPsecであれば、この時にIPsecで使う暗号化アルゴリズムの決定と暗号鍵の交換が行なわれる。 |
出典: 鍵 (暗号) 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年9月2日 (日) 02:48 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 暗号技術において、鍵(かぎ、key)とは、暗号アルゴリズムの手順を制御するためのデータである。鍵は、同じ暗号方式を使用しながら利用者毎に暗号化の手順を異なるものにするために考え出されたものであるが、暗号だけではなく、デジタル署名やメッセージ認証コード(Keyed-hashなど)でも使用される。擬似乱数で用いられるシード(種)も鍵の一種である。 [概要] 暗号化では、同じ暗号方式を使用しながら利用者毎に暗号化の手順を異なるものにするために使用される。 暗号方式と平文が同じであっても、鍵が違えば生成される暗号文は異なるものになる。 暗号文を復号する際にも、暗号化に使用した鍵に対応する鍵が使用される。 復号の際には暗号化で使った鍵と同じ鍵(共通鍵暗号の時)か、または対応する(暗号化用とは別の)鍵(公開鍵暗号の時)が必要で、失うと復号できなくなる(または極めて難しい)。 ・・・ |
IKE | άɪ kéɪ éf | アイケイエフ | アイケーイー |
Internet Key Exchange | intɛ́nt kiː ikstʃéindʒ | インタゥーネットゥ キー エクスチェインジ | インタゥーネットゥ・キー・エクスチェインジ |
インターネット キー エクスチェンジ | インターネット・キー・エクスチェンジ | ・ | Internet Key Exchange protocol |
intɛ́nt kiː ikstʃéindʒ próutəkɔ̀l | インタゥーネットゥ キー エクスチェインジ プロトゥコァールゥ | インタゥーネットゥ・キー・エクスチェインジ・プロトゥコァールゥ | インターネット キー エクスチェンジ プロトコル |
インターネット・キー・エクスチェンジ・プロトコル | インターネット・キー交換プロトコル | インターネットキー交換プロトコル | ・ |
Diffie-Hellman鍵交換 | IKEv1 | IKEv2 | RFC 2409 |
RFC 4306 | アイク | ||
IPsec | 暗号化アルゴリズム | 暗号化通信 | 暗号鍵 |
鍵交換プロトコル | 通信プロトコル | ||
更新日:2020年 8月14日 |
鍵 | cipher key | sάɪfɚ kíː | サイファゥー キー |
サイファゥー・キー | サイファー キー | サイファー・キー | ・ |
encryption key | ɛnkrɪ́pʃən kíː | エンクリプシャン キー | エンクリプシャン・キー |
エンクリプション キー | エンクリプション・キー | ・ | key |
かぎ | kagi | 暗号キー | あんごうキー |
angou ki- | 暗号化キー | 暗号化鍵 | 暗号鍵 |
あんごうかぎ | angou kagi | ||
cipher | sάɪfɚ | サイファー | サイファゥー |
暗号 | 暗号化 | 暗号化する | ・ |
encryption | ɛnkrɪ́pʃən | エンクリプシャン | エンクリプション |
暗号化 | 符号化 | ・ | 暗号アルゴリズム |
暗号解読 | 暗号技術 | 暗号文 | |
更新日:2020年 8月26日 |
鍵長 | かぎちょう | kagi cyou | key length |
kíː léŋθ | key size | キー レゥングスゥ | キー・レゥングスゥ |
キー レングス | キー・レングス | キーサイズ | 暗号化キーの桁数 |
あんごうかキーのけたすう | angouka ki- no ketasuu | 暗号化キーの長さ | あんごうかキーのながさ |
angouka ki- no nagasa | 暗号鍵の長さ | あんごうかぎのながさ | angoukagi no nagasa |
暗号鍵 | |||
更新日:2020年 8月26日 |