出典: インタレース 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/05/14,URL: https://www.wdic.org/ 画像伝送において、飛び越しながら走査することで、全体のデータ量を増やすことなく画面描画回数を増やすこと。「飛び越し」と訳される。 [概要] テレビでの動画配信は、アナログ/デジタル問わず、このインターレース方式が主流である。対して、コンピューターの場合は飛び越しをせずに画面描画を行なう「プログレッシヴ・スキャン」(順次走査)方式が一般的である。 [特徴] この走査方式では、水平方向の画面走査を1行おきに走査し、次にその間を埋めるようにまた1行おきに走査し、2回の走査で一画面を構成する。このうち1回の走査の画面をフィールドと呼び、2フィールドあわせた画面をフレームと呼ぶ。 順次走査並みの画質を半分の帯域で実現できるという特徴を持つが、動きの少ない画面ではちらつくという問題があり、ゆえに電子計算機の画面には不向きである。 テレビシステムによって異なるが、日本の場合はアナログ/デジタル共に秒間29.97フレーム(59.94フィールド)である。このため日本のテレビでは1秒間に半分ずつの画面を59.94回書き換えていることになる。 |
出典: インターレース 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年1月14日 (火) 05:53 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ インターレース (interlace, interlaced scan)は、画像伝送においてデータ量(動画の場合は伝送レートまたは帯域幅)を増やさずに描画回数を増やす技術である。飛び越しと訳すことがある。画像を上(あるいは下など特定の方向)から順に送るプログレッシブ (progressive scan) またはノンインターレース (noninterlace scan) と対になる言葉で、ラスタースキャン方式において、画像全体を飛び飛びに走査・処理する。 [用語] テレビの走査線のインターレースやGIF画像のように、飛び飛びに描画される方向が1方向の方式を1次元インターレースという。それに対し、飛び飛びに描画される方向が上下・左右の2方向の方式を2次元インターレースという。2回の伝送で1枚の絵が完成する方式を2:1インターレースといい、これに習って伝送回数に応じて4:1インターレースなどと表す。"lace"はカーテンのレース(を編む)のことで、"Interlace"とは「間を編んでいく(ような走査)」という意味である。 ・・・ |
ノンインターレース | No Interlace | non-interlace | noninterlace |
non-interlaced | ナン インタゥーレゥイス | ナン・インタゥーレゥイス | ノン インターレース |
ノン・インターレース | ナンインターレース | ノンインターレース | non-interlace method |
non-interlace scan | noninterlace scan | nάn ìntərléis skǽn | ナゥン インタゥーレゥイス スキャェン |
ナゥン・インタゥーレゥイス・スキャェン | ノン インターレース スキャン | ノン・インターレース・スキャン | ノンインターレース・スキャン |
ノンインターレーススキャン | non-interlace方式 | ノンインターレース方式 | progressive |
prəgrésɪv | プログレッセヴ | ||
プログレッシブ | ・ | progressive scan | プログレッシブ スキャン |
プログレッシブ・スキャン | プログレッシブスキャン | プログレッシブ方式 | 順次走査 |
【 以下関連語 】 | Interlace | ìntərléis | |
インタゥーレゥイス | インタゥレゥイス | インターレース | interlaced scan |
ìntərléisd skǽn | インタゥーレゥイストゥ スキャェン | インタゥーレゥイストゥ・スキャェン | 飛び越し走査 |
・ | progressive | プログレッシヴ | プログレッシブ |
進行性 | 累進的 | 更新日:2020年 9月25日 |