出典: シーザー暗号 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2005/09/21,URL: https://www.wdic.org/ 記録に残る世界最古の暗号。古代ローマのGaius Julius Caesarガイウス・ユリウス・カエサルが用いた。カエサル(シーザー)はユリウス暦の発案でも有名である。 [概要] 各文字をn文字分ずらすことによって暗号文とする。 当のカエサルはn=3で暗号化していた。例えば3文字ずらすとA→D、B→E、…、W→A、X→B、Z→Cとなり、「ROME」を暗号化すると「URPH」となる。 鍵空間が言語の文字数と同じであり、簡単に解読されてしまうが、当時はこれでも十分だった。 ・・・ |
出典: 暗号技術 『総務省 東海総合通信局 ICT用語集』 引用年月日 2019年12月25日,URL: https://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/tool/yougo/yougo.html インターネット等のネットワークを通じて文書や画像などのデジタルデータをやりとりする際に、通信途中で第三者に盗み見られたり改ざんされたりされないことを目的とし、元の内容がわからないように決まった規則に従ってデータを変換する技術 |
出典: ストリーム暗号 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2004/01/20,URL: https://www.wdic.org/ 平文を1ビット(ないし1バイト)ずつ処理する暗号方式。ストリームアルゴリズムとも言う。 |
出典: ブロック暗号 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年4月26日 (金) 13:11 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ブロック暗号(ブロックあんごう、英語: Block cipher)とは、共通鍵暗号の一種で、固定長のデータ(ブロックと呼ぶ)を単位として処理する暗号の総称である。これに対して、ビット単位やバイト単位で処理を行う暗号はストリーム暗号と呼ばれる。 |
出典: 暗号利用モード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年10月6日 (金) 18:19 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 暗号利用モード(あんごうりようモード、Block cipher modes of operation)とは、ブロック暗号を利用して、ブロック長よりも長いメッセージを暗号化するメカニズムのことである。ECBモード(単純なブロック暗号の利用法)では、ある鍵で同一の平文を暗号化すると、同一の暗号文になる。したがって、長いメッセージ(画像データなど)のある部分が他の部分と同じであるかどうかが、暗号文の比較によって判断できてしまうので、他のモードが必要となった。暗号利用モードには、秘匿用の利用モードと、認証用の利用モードとがある。 ・・・ |
出典: シーザー暗号 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年11月30日 (土) 14:29 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ シーザー暗号(シーザーあんごう、英語:Caesar cipher)は暗号理論上、もっともシンプルで、広く知られた暗号のひとつである。カエサル式暗号、シフト暗号とも呼ばれる。 [概要] シーザー暗号は単一換字式暗号の一種で、平文の各文字を、辞書順に3文字分シフトして暗号文を作る暗号である。古代ローマの軍事的指導者ガイウス・ユリウス・カエサル(英語読みでシーザー)が使用したことから、この名称がついた。文字のシフト数は固定であるが、3に限る必要はない。たとえば左に3文字分シフトさせる場合、「D」は「A」に置き換わり、同様に「E」は「B」に置換される。シーザー暗号はヴィジュネル暗号などの部品として使用されることがあるほか、現代でもシフト数を13にした方式としてROT13が使用されることがある。シーザー暗号は他の単一換字式暗号と同様、容易に解読されるため、今日の通信セキュリティにおいては効果的ではない。 ・・・ |
出典: 鍵 (暗号) 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年9月2日 (日) 02:48 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 暗号技術において、鍵(かぎ、key)とは、暗号アルゴリズムの手順を制御するためのデータである。鍵は、同じ暗号方式を使用しながら利用者毎に暗号化の手順を異なるものにするために考え出されたものであるが、暗号だけではなく、デジタル署名やメッセージ認証コード(Keyed-hashなど)でも使用される。擬似乱数で用いられるシード(種)も鍵の一種である。 [概要] 暗号化では、同じ暗号方式を使用しながら利用者毎に暗号化の手順を異なるものにするために使用される。 暗号方式と平文が同じであっても、鍵が違えば生成される暗号文は異なるものになる。 暗号文を復号する際にも、暗号化に使用した鍵に対応する鍵が使用される。 復号の際には暗号化で使った鍵と同じ鍵(共通鍵暗号の時)か、または対応する(暗号化用とは別の)鍵(公開鍵暗号の時)が必要で、失うと復号できなくなる(または極めて難しい)。 ・・・ |
出典: ストリーム暗号 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年8月22日 (木) 10:06 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ストリーム暗号(ストリームあんごう、stream cipher)とは、平文をビット単位あるいはバイト単位などで逐次、暗号化する暗号である。平文を64ビットや128ビットなどの固定長のブロックに分割して暗号化する暗号を指すブロック暗号に対比した語である。その構成上、入力がファイルではなくストリーム等の逐次追加されるデータであった場合、ブロック暗号は入力がブロックサイズに達するまで溜まらないと処理を進めることができないのに対し、ストリーム暗号はその必要がないのが特徴である。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
Block cipher | cipher |
blɑ́k sáifər | sáifər |
ブロァック サイファゥー | サイファゥー |
ブロァック・サイファゥー | サ́イフゥァー |
ブロァッ́ク・サ́イフゥァー | サイファー |
ブロック サイファー | サ́イファー |
ブロック・サイファー | [名詞] |
ブロッ́ク・サ́イファー | 暗号 |
ブロック暗号 | 暗号化 |
ブロックあんごう | [他動詞] |
暗号化する | |
・ | |
ストリーム暗号 | |
換字処理 | |
転置処理 | |
・ | |
RC4 | |
・ | |
TDEA | |
MISTY1 | |
CAST-128 | |
CIPHERUNICORN-E | |
Hierocrypt-L1 | |
MULTI2 | |
KASUMI | |
・ | |
AES | |
Advanced Encryption Standard | |
Camellia | |
SEED | |
CIPHERUNICORN-A | |
Hierocrypt-3 | |
SC2000 | |
・ | |
SHACAL-2 | |
・ | |
DES | |
Data Encryption Standard | |
トリプルDES | |
更新日:2024年 5月15日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
Block cipher modes of operation | cipher |
blɑk sáifər moudz əv ɑ̀pəréiʃən | sáifər |
ブロァック サイファゥー モーゥズ オァヴ アォパゥレイシュン | サイフゥァー |
ブロァック・サイファゥー・モーゥズ・オァヴ・アォパゥレイシュン | サ́イフゥァー |
ブロァッ́ク・サ́イフゥァー・モーゥズ・オァヴ・アォ̀パゥレ́イシュン | サイファー |
ブロック サイファー モーズ オブ オペレーション | サ́イファー |
ブロック・サイファー・モーズ・オブ・オペレーション | [名詞] |
ブロッ́ク・サ́イファー・モーズ・オブ・オ̀ペレ́ーション | 暗号 |
block cipher mode | あんごう |
blɑk sáifər móud | 暗号化 |
ブロァック サイファゥー モーゥドゥ | あんごうか |
ブロァック・サイファゥー・モーゥドゥ | [他動詞] |
ブロァッ́ク・サ́イフゥァー・モ́ーゥドゥ | 暗号化する |
ブロック サイファー モード | ・ |
ブロック・サイファー・モード | 2DEMモード |
ブロッ́ク・サ́イファー・モ́ード | ABCモード |
ブロック暗号モード | CBCモード |
ブロック あんごう モード | CCMモード |
CFBモード | |
CTCモード | |
CTRモード | |
ECBモード | |
GCMモード | |
IGEモード | |
OCBモード | |
OFBモード | |
XCBCモード | |
暗号モード | |
暗号利用モード | |
更新日:2023年12月16日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
Caesar cipher | ガイウス・ユリウス・カエサル |
sízər sáifər | Gaius Iulius Caesar |
シィーザゥァー サイファゥー | 単一換字式暗号 |
シィーザゥァー・サイファゥー | 換字式暗号 |
シィ́ーザゥァー・サ́イフゥァー | ・ |
シーザー サイファー | Caesar |
シーザー・サイファー | sízər |
シ́ーザー・サ́イファー | シィーザゥァー |
シーザー暗号 | シィ́ーザゥァー |
シーザー あんごう | シーザー |
カエサル式暗号 | シ́ーザー |
シフト暗号 | [名詞] |
ずらし暗号 | ローマ皇帝 |
カエサル暗号 | ・ |
cipher | |
sáifər | |
サイフゥァー | |
サ́イフゥァー | |
サイファー | |
サ́イファー | |
[名詞] | |
暗号 | |
あんごう | |
暗号化 | |
[他動詞] | |
暗号化する | |
更新日:2024年 5月17日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
cipher strength | cipher |
sáifər stréŋθ | sáifər |
サイファゥー ストゥレングス | サイフゥァー |
サイファゥー・ストゥレングス | サ́イフゥァー |
サ́イフゥァー・ストゥレ́ングスゥ | サイファー |
サイファー ストレングス | サ́イファー |
サイファー・ストレングス | [名詞] |
サ́イファー・ストレ́ングス | 暗号 |
暗号強度 | あんごう |
あんごう きょうど | 暗号化 |
あんごうか | |
[他動詞] | |
暗号化する | |
更新日:2024年 4月20日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
key | cipher |
kiː | sáifər |
キー | サイフゥァー |
鍵 | サ́イフゥァー |
かぎ | サイファー |
・ | サ́イファー |
cipher key | [名詞] |
sáifər kiː | 暗号 |
サイファゥー キー | あんごう |
サイファゥー・キー | 暗号化 |
サ́イフゥァー・キー | あんごうか |
サイファー キー | [他動詞] |
サイファー・キー | 暗号化する |
サ́イファー・キー | ・ |
・ | encryption |
encryption key | enkrípʃən |
enkrípʃən kiː | エィンクリプシャン |
エィンクリプシャン キー | エィンクリ́プシャン |
エィンクリプシャン・キー | エンクリプション |
エィンクリ́プシャン・キー | エンクリ́プション |
エンクリプション キー | [名詞] |
エンクリプション・キー | 暗号化 |
エンクリ́プション・キー | あんごうか |
・ | 符号化 |
暗号キー | ふごうか |
暗号化キー | ・ |
暗号化鍵 | 暗号アルゴリズム |
あんごうか かぎ | 暗号解読 |
暗号鍵 | あんごう かいどく |
あんごう かぎ | 暗号技術 |
あんごう ぎじゅつ | |
暗号文 | |
更新日:2024年 4月25日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
ストリーム暗号 | block cipher |
stream cipher | ブロック暗号 |
stríːm sáifər | conventional cryptosystem |
ストゥリーム サイフゥァー | 慣用暗号系 |
ストゥリーム・サイフゥァー | ・ |
ストゥリ́ーム・サ́イフゥァー | cipher |
ストリーム サイファー | sáifər |
ストリーム・サイファー | サイフゥァー |
ストリ́ーム・サ́イファー | サ́イフゥァー |
・ | サイファー |
Stream Algorithm | サ́イファー |
stríːm ǽlgərìðəm | [名詞] |
ストゥリーム アェルゥゴリズゥム | 暗号 |
ストゥリーム・アェルゥゴリズゥム | 暗号化 |
ストゥリ́ーム・アェ́ルゥゴリ̀ズゥム | [他動詞] |
ストリーム アルゴリズム | 暗号化する |
ストリーム・アルゴリズム | |
ストリ́ーム・ア́ルゴリ̀ズム | |
更新日:2024年 4月30日 |