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ICT用語同義語辞典COMPANY


【 「Cryptowall 4.0」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: ペイロード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年10月22日 (日) 00:37 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 コンピュータネットワークのペイロード(payload)とは、データ伝送における正味のデータ部分を指す。

[概要]
 伝送されるデータ全体のうち、伝送処理のための管理情報(ヘッダやメタデータなど)を除いたものにあたる。データの大きさを表すときは「ペイロード長」(payload length)と言う。特に、たとえばインターネットで使われているTCP/IPの場合はDARPAモデルであるが、伝送システムの階層的なモデルにおいて、下位層のプロトコルは、上位層のプロトコルの通信全体を「単なるデータ」とみなして自分のレイヤのメタデータなどに「包んで」やりとりすることになる。この「包まれるもの」がペイロードである。つまり、たとえばIPのレイヤから見れば、UDPのデータグラムはそれ全体がペイロードであり、UDPのレイヤから見れば、その中にあるアプリケーションプログラムのためのデータがペイロードである。コンピュータセキュリティでも基本的には上述の意味だが、マルウェアでは、その内部の悪意のある動作をする部分のコードを指す。 ・・・
出典: ランサムウェア 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年8月3日 (木) 00:34 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 ランサムウェア(英語: Ransomware)とは、マルウェアの一種である。これに感染したコンピュータは、利用者のシステムへのアクセスを制限する。この制限を解除するため、被害者がマルウェアの作者に身代金(ransom、ランサム)を支払うよう要求する。数種類のランサムウェアは、システムのハードディスクドライブを暗号化し(暗号化ウイルス恐喝)、他の幾種類かは単純にシステムを使用不能にして、利用者が身代金を支払うように促すメッセージを表示する(スケアウェア)。こうしたプログラムは、当初ロシアで有名だったが、ランサムウェアによる被害は世界的に増大してきた。 ・・・

[顕著な例]
 Cryptowall
2014年に、Cryptowallの最初の版 (1.0) が出現した。 Windowsコンピュータを標的としている。 2014年9月、広告配信ネットワークを悪用するキャンペーンの一環で配られてしまった。 信頼できるソフトウェアを装うためにデジタル署名が付されている。 Cryptowall 3.0は、電子メール添付ファイルの一部にJavaScriptで書かれたペイロードを利用しており、これはJPEG画像ファイルを装った実行ファイルをダウンロードする(ドライブバイダウンロード)。 検知を避けながらサーバと通信するために、explorer.exeとsvchost.exeの新しいインスタンスを生成する。 ファイルを暗号化する際に、ボリューム中のシャドウコピーを削除し、パスワードとビットコインのウォレットを盗むスパイウェアをインストールする。2015年11月に登場したCryptowall 4.0においては、セキュリティソフトウェアに検出されにくくする機能が大幅に強化されたほか、ファイルの内容だけでなくファイル名まで暗号化するようになった。

IT用語同義語・関連語【Cryptowall 4.0】
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同義語・類義語 関連語・その他
Ransomware Ransom
rǽnsəmwɛ̀ə rǽnsəm
ラェンサゥムウェアゥ ラェンサゥム
ラェ́ンサゥムウェ̀アゥ ラェ́ンサゥム
ランサムウェア ランサム
ラ́ンサムウェ̀ア ラ́ンサム
身代金要求型プログラム [名詞]
身代金要求型不正プログラム 身代金
みのしろきん ようきゅうがた ふせい プログラム みのしろきん
Ransom+Software [自動詞]
買い戻す
Cryptowall 取り戻す
Cryptowall 1.0
Cryptowall 3.0 暗号化ウイルス恐喝
Cryptowall 4.0
クリプトウォール

















































更新日:2024年 5月16日


【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

ペイロード (Wikipedia)
ランサムウェア Cryptowall (Wikipedia)