出典: サイバネティックス 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2024年9月2日 (月) 09:35 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ サイバネティックス(英語: cybernetics)は、通信工学と制御工学を融合し、生理学、機械工学、システム工学、さらには人間、機械の相互関係(コミュニケーション)を統一的に扱うことを意図して作られ、発展した学問。語源はギリシャ語で「(船の)舵を取る者」を意味するキュベルネーテース(ギリシア語)。ノーバート・ウィーナー(Norbert Wiener) が第二次世界大戦中に学際研究として構想し、戦後の1948年の著書「サイバネティクス」において「動物と機械における通信と制御」の問題について考察し、フィードバック制御という観点で抽象的に捉えると、通信工学、制御工学、神経生理学、心理学、社会学を同じ俎上(そじょう)に載せることができると提案している。当時はまだ情報理論の発展普及する前で、自動制御とフィードバックがそれぞれ発展しても、両方の関連が認識されることすら年数を要したという時代であった。 ・・・ |
出典: サイバネティクス [読み] サイバネティクス [外語] cybernetics [発音] sàibərnétiks『通信用語の基礎知識』 更新年月日 空白,URL: https://www.wdic.org/ 人工頭脳学。(主に他の語を修飾する目的で)略して"サイバー"とも言う。しばしば "電脳" と訳される。 精巧な計算機と人間の神経系統とを比較して頭脳の機能を極めようという学問。転じて既存の仕組みをコンピューター化したものや、IT(情報技術)化されたもの、あるいは単にハイテクなもののことを指す。例えば人間を機械化したサイボーグ(サイバネティック・オーガノイドの略)や、SFジャンルのサイバーパンクなど。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Cybernetics | Norbert Wiener |
sàibərnétiks | ノーバート・ウィーナー |
サイバゥァネティクス | |
サ̀イバゥァネ́ティクス | |
サイバネティックス | |
サ̀イバネ́ティックス | |
サイバネティクス | |
[名詞] | |
人工頭脳学 | |
人工頭脳工学 | |
じんこうずのう こうがく | |
更新日:2025年 3月24日 |