出典: モスキートノイズ [外語] mosquito noise 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/07/16,URL: https://www.wdic.org/ JPEGやMPEGなどの圧縮で発生することのあるノイズ。 [概要] これらの圧縮では、情報量が足りなくなると、色の境界部分がもやもやとして見えてしまう。これがモスキートノイズである。 語源は、もやもやが蚊(モスキート)の大群のように見えることから。 [特徴] スタッフロールの文字やアニメーション画像では、色の境界がはっきりしているので、モスキートノイズの発生が激しい。 情報量を多く与えることである程度改善可能だが、DCTを利用している限りどうしても避けられない問題である。 |
出典: モスキートノイズ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年11月10日 (金) 16:48 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ モスキートノイズ (mosquito noise) は、デジタル画像圧縮画像(特にJPEG静止画およびMPEG動画)において輪郭部分や色の変化の激しい部分で起こる画像の乱れ(ノイズ)。 蚊(英:mosquito)の大群がまとわり付いている様に見えるため、この名前で呼ばれる。画像の空間周波数の高周波数成分が失われたために起こる現象である。 |
出典: ブロックノイズ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年1月1日 (月) 14:42 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ブロックノイズ (blockiness) 1. 磁気記録装置において、磁気ヘッドに磁性粉が付着するなどの現象(ヘッドクロッグ)が起きて ・・・ 2. デジタル映像圧縮を行った映像において画像の一部領域がモザイク状に見える現象。このノイズは模様やエッジのある部分よりも、グラデーションなどのっぺりした画像で特に目立つ。正しくはブロック歪みという。このうち、本項では2について解説する。 [概要] ・・・ MPEG-2やJPEGなどの高効率符号化方式では、離散コサイン変換 (DCT) を採用している。この方式は画像を小さな矩形ブロック(MPEG-2では16×16ピクセル)に区分し、ブロック単位で効率の良い符号を割り当てることでデータ圧縮を行う。この際、各ブロックに対して割り当てられる情報量に上限があるため、高い周波数成分を省略することで圧縮、すなわち情報量の削減をしている。結果として元の情報には戻せない非可逆圧縮となる。圧縮の割合が高くなると高周波成分の量子化数を下げるだけでは対応できなくなり、低周波成分の量子化数削減が行われる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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blockiness | 画質劣化 |
blɑ́kinés | ・ |
ブロァキネス | mosquito noise |
ブロァ́キネス | məskítou nɔ́iz |
ブロキネス | モァスキートウ ノーィズ |
ブロ́キネス | モァスキートウ・ノーィズ |
[名詞] | モァスキ́ートウ・ノ́ーィズ |
ブロック・ノイズ | モスキート ノイズ |
ブロック歪み | モスキート・ノイズ |
モスキ́ート・ノ́イズ | |
・ | |
DCT | |
Discrete Cosine Transform | |
diskríːt kóusain trænsfɔ́ːrm | |
ディスクリートゥ コゥウサイン トゥラェンスフォーァム | |
ディスクリートゥ・コゥウサイン・トゥラェンスフォーァム | |
ディスクリ́ートゥ・コゥ́ウサイン・トゥラェンスフォ́ーァム | |
ディスクリート コサイン トランスフォーム | |
ディスクリート・コサイン・トランスフォーム | |
ディスクリ́ート・コ́サイン・トランスフォ́ーム | |
DCT変換 | |
離散コサイン変換 | |
りさん コサイン へんかん | |
更新日:2024年11月 1日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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DCT | |
DCT変換 | |
Discrete Cosine Transform | |
Discrete Cosine Transformation | |
iDCT | |
inverse DCT | |
MDAC | |
Modified DCT | |
映像変換 | |
映像変換手法 | |
逆離散コサイン変換 | |
周波数変換 | |
修正離散コサイン変換 | |
直交変換 | |
離散コサイン変換 | |
離散関数 | |
離散的コサイン変換 | |
更新日: |