出典: DTMF [外語] Dual Tone Multi Frequency [読み] ディーティーエムエフ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/10/2,URL: https://www.wdic.org/ ピ・ポ・パ音によるダイアルに使われる音。 「トーン信号」、「プッシュ信号」、「プッシュトーン」ともいう。この音によるダイアルをトーンダイアルと呼ぶ。 [特徴] 和音 0〜9、*、#、A〜Dの16文字(ただし日本ではA〜Dは未使用)を、二つの音の和音で表現する。 和音を利用するのは、利用する音の周波数の種類を減らすと同時に対ノイズ性を高めるためである。 周波数組み合わせ 8種類の音があり、4種類・4種類で組み合わせて使われる。 例えば、「5」なら770Hz+1336Hzの和音、「#」なら941Hz+1447Hzの和音となる。 長所 ● 同じ時間で送れる情報量がパルス式より多い ● マイクを通じで電話番号信号を送ることができる 短所 ● 電話交換機側では配線ごとにDTMFを読み取る装置を付けなければならない 但し、ディジタル交換機ではあまり欠点とはいえない。 |
出典: DTMF 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2022年3月12日 (土) 16:49 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ DTMF(英: Dual-Tone Multi-Frequency)は、0から9までの数字と、*、#、A、B、C、Dの記号の計16種類の符号を、低群・高群の2つの音声周波数帯域の合成信号音で送信する方法である。別名「トーン信号」「プッシュ信号」「PB信号」(PBは push button の略)とも呼ばれ、その信号音は人間の可聴域にあるため日本語では「ピ、ポ、パ」とも擬音語表記される。 プッシュ式電話回線での電話番号の送出、その他音声回線での数字入力(例・コールセンターでの着信後の項目選択)などで用いられる。 ダイヤルパルス信号と比較して次の点が特徴である。 ● 情報伝達速度が速い。8数字/秒以上が可能である。 ● ツイストペアケーブル通信線路のみならず多重化・無線通信回線でも使用可能である。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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DTMF | 発信音 |
díː tíː ém éf | 697Hz |
ディー ティー エィム エゥフ | 770Hz |
ディ́ー ティ́ー エィ́ム エゥ́フ | 852Hz |
ディー ティー エム エフ | 941Hz |
ディ́ー ティ́ー エ́ム エ́フ | 1209Hz |
・ | 1336Hz |
Dual Tone Multiple Frequency | 1477Hz |
Dual-Tone Multi-Frequency | 1633Hz |
dúəl tóun mʌlti fríːkwənsi | ・ |
ドゥアゥルゥ トォーン モァルゥティー フリクヮンシィー | Dual |
ドゥアゥルゥ・トォーン・モァルゥティー・フリクヮンシィー | dúəl |
ドゥ́アゥルゥ・ト́ォーン・モァ́ルゥティー・フリ́クヮンシィー | ドゥアゥルゥ |
デュアル トーン マルチ フレケンシー | ドゥ́アゥルゥ |
デュアル・トーン・マルチ・フレケンシー | デュアル |
デュ́アル・ト́ーン・マ́ルチ・フレ́ケンシー | デュ́アル |
デュアル トーン マルチ周波数 | [形容詞] |
デュアル・トーン・マルチ周波数 | 二元的な |
ITU-T勧告Q.24 | 2つの |
・ | 二重の |
ピ、ポ、パ | ・ |
ピ・ポ・パ音 | Frequency |
プッシュ音 | fríːkwənsi |
・ | フリクヮンシィー |
トーン信号 | フリ́クヮンシィー |
PB信号 | フレケンシー |
push button signal | フレ́ケンシー |
プッシュ・ボタン・シグナル | [名詞] |
プッシュ信号 | 周波数 |
プッシュ・トーン | しゅうはすう |
押しボタン・ダイヤル信号 | 振動数 |
頻度 | |
頻発 | |
頻繁に起きること | |
回数 | |
・ | |
プッシュホン | |
更新日:2024年11月 4日 |