出典: HDMI [外語] High-Definition Multimedia Interface 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2019/11/18,URL: https://www.wdic.org/ テレビジョン装置向けの、ディジタル映像・音声インターフェイスの業界標準の一つ。 HDMIはHDMI Licensing, LLCの商標である。 [概要] 由来 2002(平成14)年4月より仕様策定を開始して、同年12月に最終仕様がまとまった。 日立製作所・パナソニック・Philips・ソニー・Thomson Multimedia・東芝と、HDMIの物理層仕様TMDSの開発元Silicon Imageが参加している。 参加企業の多くは日本の有力企業ということから、日本での普及は時間の問題であろうと思われる一方、HDMIは年会費やライセンス料金があまりにも高額であるため、製品(たとえばケーブル)の価格も他規格より高額であり消費者の負担が大きくなっている。アメリカでは、著作権保護の理由により、既にHDMI端子の無いテレビ製品は市販されていない。 PC向け ミドルクラスのPC向け液晶ディスプレイは殆どがHDMIに対応しており、最近のグラフィックカードも、殆どにHDMIが付いている。利用者は少ないが、ハードウェア的には普及している。 ただ、PC業界(特にAppleなど)はこのライセンス料金などに反発しており、対抗としてHDMIと同様にDVIの後継を標榜するDisplayPortを採用している。 Appleが非常に熱心に用いているため、ハイエンドの製品を中心としてDisplayPort対応品が増えつつあり、対応ICも低価格化が進んでいる。液晶ディスプレイは2011(平成23)年現在はハイエンドの製品のみだが、グラフィックカードは安価なものにも付き始めている。 ケーブルや対応ディスプレイなどはまだ数が少なく高価だが、いずれHDMIの大きなライバルになるかもしれない。 [特徴] 性能限界 速度 標準のAコネクターでは、次の速度がある。 ● 165MHz(4.95Gbps) ‐ HDMI 1.0〜HDMI 1.2 ● 340MHz(10.2Gbps) ‐ HDMI 1.3〜1.4 ● 600MHz(18Gbps) ‐ HDMI 2.0 ● 1.2GHz(48Gbps) ‐ HDMI 2.1 HDMI 1.xの速度は、現行のディジタルテレビ放送で使い切っており、より新しい放送技術に対応するためには帯域が不足していた。 HDMI 2.0で物理層速度がほぼ倍速に、HDMI 2.1で更に倍速に高速化された。HDMI 2.0以降の高速物理層対応はオプションであり、すべての対応機種で対応するわけではない。ただし、以下HDMI 2.0などと記載されたものは、この高速物理層を用いたものについて述べている。 ・・・ |
出典: ARC 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2011/09/22,URL: https://www.wdic.org HDMIケーブルを使い、音声を受信側(テレビなど)から送信側(AV機器など)に送る機能。 [概要] HDMIケーブルはもともと、送信側から受信側に、映像とともに音声も送る機能を持っている。AV機器とテレビを接続する場合、通常はAV機器が送信側、テレビが受信側となるため、AV機器の音声をテレビに送信することはできるが、その逆を従来のHDMIケーブルですることができないため、別途光ケーブルなどを接続する必要があった。ARCは、専用に対応したHDMIケーブルを使って、従来無かったこの逆方向、受信側から送信側に音声信号を送るための機能である。 [特徴] S/PDIF相当の機能を持つとされており、CD相当のリニアPCM 2チャンネルのほか、AAC、あるいはDolby Digitalやdtsなどのサラウンドにも対応する。この機能を使うと、映像の送信と音声の送受信がケーブルがケーブル1本で済むようになる。ARC対応のテレビやAV機器でも、全てのHDMI端子に機能があるわけではなく、たいていはどれか一つ限定であるので、その端子を選んでケーブルを接続する必要がある。HDMI 1.4以降に対応したHDMIケーブルは、ARCとともにHECにも対応している。HEC対応、あるいは「Ethernet」と書かれたケーブルが、この対応ケーブルとなる。 ・・・ |
出典: HDMI 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年6月22日 (火) 14:43 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ HDMI(エイチディーエムアイ、英: High-Definition Multimedia Interface; 高精細度マルチメディアインターフェース)は、主にテレビとハードディスクレコーダー、ゲーム機などの間を接続する際に用いられる、映像や音声などを1本のケーブルにまとめて送れる通信規格の一種。映像や音声などをデジタル信号で伝送する。 [概要] HDMIは、Silicon Image、ソニー、東芝、テクニカラー、パナソニック、日立製作所、フィリップスの7社が共同で策定したデジタル家電向けのインタフェースである。2002年12月にHDMI 1.0の仕様が策定された。PCとディスプレイの接続標準規格であるDVIを基に、音声伝送機能や著作権保護機能(デジタルコンテンツ等の不正コピー防止)、色差伝送機能を加えるなどAV家電向けに改良した物である。HDMIは非圧縮(超高画質では例外的に圧縮することがある)デジタル形式の音声と映像を伝達し、音質、画質とも理論上は伝送中に劣化することはない。これがRCA端子やD端子(コンポーネント端子)とは大きく異なる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ARC | HDMI |
ARC対応 | s/PDIF |
Audio Return Channel | |
HDMI 1.4 | |
HDMI Ver 1.4 | |
エーアールシー | |
オーディオ・リターン・チャンネル | |
オーディオウ・リェタゥァーン・チャノル | |
オーディオリターンチャンネル | |
更新日:2020年11月29日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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HDMI | 4K |
éitʃ díː ém ái | 3840×2160 |
エイチ ディー エィム アイ | 5K |
エ́イチ ディ́ー エィ́ム ア́イ | 5120×2880 |
エイチ ディー エム アイ | 8K |
エ́イチ ディ́ー エ́ム ア́イ | 7680×4320 |
・ | 10K |
High-Definition Multimedia Interface | 10240×5760 |
hái dèfəníʃən mʌ̀ltimíːdiə ìntərféis | ・ |
ハイ ダゥファニシュョン モァルゥティミディア インタゥーフェイス | Definition |
ハイ・ダゥファニシュョン・モァルゥティミディア・インタゥーフェイス | dèfəníʃən |
ハ́イ・ダゥ̀ファニ́シュョン・モァ̀ルゥティミ́ディアゥ・イ́ンタゥーフェ̀イス | ダゥファニシュョン |
ハイ デフニション マルチメディア インターフェース | ダゥ̀ファニ́シュョン |
ハイ・デフニション・マルチメディア・インターフェース | デフィニション |
ハ́イ・デ̀フィニ́ション・マ̀ルチメ́ディア・イ́ンターフェ̀ース | デ̀フィニ́ション |
高精細度マルチメディア インターフェース | [名詞] |
高精細度マルチメディア・インターフェース | 定義 |
こうせいさいど マルチメディア・インターフェース | 鮮明さ |
・ | 精細度 |
HDMI 1.0 | 解像度 |
HDMI 1.1 | かいぞうど |
HDMI 1.2 | 忠実度 |
HDMI 1.2a | ちゅうじつど |
HDMI 1.3 | |
HDMI 1.4 | |
HDMI 2.0 | |
HDMI 2.0a | |
HDMI 2.0b | |
HDMI 2.1 | |
HDMI 2.1a | |
HDMI 2.1b | |
更新日:2024年11月22日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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HDMI | 3840x2160ドット |
HDMI 1.4 | 4096x2160 |
HDMI 1.4a | |
HDMI Type D | |
HDMI Type Dコネクタ | |
Micro HDMI | |
Micro HDMIコネクタ | |
Micro-HDMI | |
タイプD | |
マイクロHDMI | |
更新日: |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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HDMI | |
HDMI 1.4 | |
HDMI Ethernet Control | |
HDMI HEC | |
更新日: |