出典: フォーマット (ストレージ) 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年12月23日 (金) 15:46 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ HDDやSDカードなどといった記憶装置(電子媒体)におけるフォーマット(初期化、イニシャライズ)とは、コンピュータやデジタルカメラなど対象となる情報機器で使用できる状態にすること。またデジタル家電では、データを関連機器で扱うために必要なデータを記録することが必要な場合もある。これをアプリケーションフォーマットと呼ぶ。 [論理フォーマット] 物理フォーマットが成された記憶媒体上に、パーティションやファイルシステムのために必要なデータを書き込む事である。また、そのような論理フォーマットされた形式・方式を言う。フォーマットと言うと通常、論理フォーマットを指す事が多い。多くのOSでは、ファイルシステム作成時に「クイック」と言うオプションを選べる。これは、メディアの物理フォーマット(およびパーティショニング)が完全に出来ていることを前提として、最低限必要なファイルシステムデータを書き込むことにより、フォーマットに掛かる時間を短縮できるものである。これを「クイックフォーマット」と言う。クイックフォーマットに対して、クイックでない通常フォーマットを行うと、ハードディスク上の全セクターに対してテスト読み込みもしくは書き込みを実施するため、長時間を要する。また、記憶媒体のフォーマット時容量は、物理フォーマット後のファイルシステム等に使える容量であるが、実際にユーザがデータとして使える容量は、パーティションやファイルシステムなどの情報の容量分を除いた分である。 ・・・ |
出典: LPAR 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年2月4日 (木) 03:47 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ LPAR (えるぱー、Logical PARtitioning:論理分割、および Logical PARtition:論理区画)は、コンピュータの仮想化技術のひとつで、仮想機械を実現する技術のひとつであり、またその技術により実現された論理区画である。 [概要] LPARは、主にファームウェアであるスーパーバイザの機能により実現し、ひとつのコンピュータに、論理的に多数の仮想機械を作成し、それぞれでOSを起動できる。 類似の仮想化技術であるPPAR(物理分割、物理区画)と比較すると、PPARはハードウェアの機種(モデル)ごとに予め決められた物理的な構成(ビルディングブロック)でのみ分割できるのに対し、LPARは1つのビルディングブロックのみのマシンでも使用でき、リソース(CPU、メモリ、I/Oなど)をより細かく柔軟に配分・変更できる。また仮想化OSと比較すると、仮想化OSは柔軟性では優れているが、LPARは信頼性や負荷(オーバーヘッド)の少なさでは優れている。PPAR、LPAR、仮想化OSは組み合わせて使う場合も多い。 ・・・ |
出典: 仮想記憶 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年7月7日 (水) 02:03 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 仮想記憶(かそうきおく、英語: Virtual Memory、バーチャルメモリ)とは、コンピュータ分野におけるメモリ管理の仮想化技法の一種であり、オペレーティングシステムなどが物理的なメモリを、アプリケーション・ソフトウェア(プロセスなど)に対して、専用の連続した主記憶装置に見えるように提供する。 この技術により、物理的な主記憶装置に加えてハードディスク装置等の補助記憶装置を併用すれば、物理的な主記憶装置よりも大きな仮想メモリを提供する事ができる。またアプリケーション・プログラム側は、物理メモリ上のアドレスを意識しなくて良いため、マルチタスクの実現が容易である。このため現代のオペレーティングシステムの多くが仮想記憶をサポートしている。 仮想的に与えられたアドレスを仮想アドレス (virtual address) または論理アドレス (logical address)、実記憶上で有効なアドレスを物理アドレス (physical address) または実アドレス (real address) という。仮想アドレスの範囲を仮想アドレス空間、物理アドレスの範囲を物理アドレス空間という。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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logical format | アプリケーション・フォーマット |
lɑ́dʒikəl fɔ́rmæt | アプリケーションフォーマット |
ラォジカゥルゥ フォァマェットゥ | クイック・フォーマット |
ラォジカゥルゥ・フォァマェットゥ | クイックフォーマット |
ラォ́ジカゥルゥ・フォ́ァマェットゥ | ローレベル・フォーマット |
ロジカル フォーマット | 物理フォーマット |
ロジカル・フォーマット | ・ |
ロ́ジカル・フォ́ーマット | logical |
論理フォーマット | lɑ́dʒikəl |
ろんり フォーマット | ラォジカゥルゥ |
・ | ラォ́ジカゥルゥ |
high-level formatting | ロジカル |
hái lévl fɔ́rmætiŋ | ロ́ジカル |
ハイ レゥヴォルゥ フォァマェディング | [形容詞] |
ハイ・レゥヴォルゥ・フォァマェディング | 論理的な |
ハ́イ・レゥ́ヴォルゥ・フォ́ァマェディング | ろんりてきな |
ハイ レベル フォーマッティング | 合理的な |
ハイ・レベル・フォーマッティング | |
ハ́イ レ̀ベル・フォ́ーマッティング | |
更新日:2024年 5月17日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
LPAR | 仮想化技術 |
Logical PARtitioning | ・ |
lɑ́dʒikəl pɑrtíʃəniŋ | logical |
ラォジカゥルゥ パーティシュニング | lɑ́dʒikəl |
ラォジカゥルゥ・パーティシュニング | ラォジカゥルゥ |
ラォ́ジカゥルゥ・パーティ́シュニング | ラォ́ジカゥルゥ |
ロジカル パーテショニング | ロジカル |
ロジカル・パーテショニング | ロ́ジカル |
ロ́ジカル・パーテ́ショニング | [形容詞] |
論理分割 | 論理的な |
ろんり ぶんかつ | ろんりてきな |
エルパー | 合理的な |
・ | ・ |
Logical PARtition | partition |
lɑ́dʒikəl pɑrtíʃən | pɑrtíʃən |
ラォジカゥルゥ パゥァーティーシュョン | パゥァーティーシュョン |
ラォジカゥルゥ・パゥァーティーシュョン | パゥァーティ́ーシュョン |
ラォ́ジカゥルゥ・パゥァーティ́ーシュョン | パーティーション |
ロジカル パーティーション | パーティ́ーション |
ロジカル・パーティーション | [名詞] |
ロ́ジカル・パーティ́ーション | 仕切り |
論理区画 | 分割 |
ろんり くかく | 区画 |
分離 | |
間仕切壁 | |
[他動詞] | |
~を分割する | |
~を区画する | |
更新日:2024年11月 3日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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virtual address | 相対アドレス |
və́ːrtʃuəl ǽdres | 仮想記憶 |
ヴゥァーチュァルゥ アェドゥレス | 仮想アドレス空間 |
ヴゥァーチュァルゥ・アェドゥレス | ・ |
ヴゥァ́ーチュァルゥ・アゥ́ドゥレス | logical |
バーチャル アドレス | lɑ́dʒikəl |
バーチャル・アドレス | ラォジカゥルゥ |
バ́ーチャル・ア́ドレス | ラォ́ジカゥルゥ |
仮想アドレス | ロジカル |
かそう アドレス | ロ́ジカル |
・ | [形容詞] |
logical address | 論理的な |
lɑ́dʒikəl ǽdres | 合理的な |
ラォジカゥルゥ アェドゥレス | |
ラォジカゥルゥ・アェドゥレス | |
ラォ́ジカゥルゥ・アェ́ドゥレス | |
ロジカル アドレス | |
ロジカル・アドレス | |
ロ́ジカル・ア́ドレス | |
論理アドレス | |
ろんり アドレス | |
更新日:2024年11月18日 |