出典: IPX/SPX [読み] アイピーエックス・エスピーエックス [外語] Internet Packet eXchange / Sequenced Packet eXchange 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/10/08,URL: https://www.wdic.org/ Novell社が、Xerox Network Standard(XNS)を参考に開発した独自のプロトコルで、NetWare 3.11以前のバージョンではNetWareで使える唯一のプロトコルだった。 [概要] IPX/SPXというのは二つのプロトコルをまとめた呼称であり、パケット伝送を司る下位のIPXと、その上で動作し誤り訂正などを行なうSPXとがある。 ちなみにNetWareのファイルサーバー機能などは、IPXの上で動くNCPが使われており、SPXではない。 [特徴] 特徴はクライアント側に細かな設定が不要であるという点で、アドレスなど、面倒なものは全て自動で設定してくれる。 しかし元々LAN用に開発されたもので、不要なパケットが流れるなどWANには不適な面があったり、IPに比べて大量のブロードキャストパケットが流れるなど、IPより弱い点がいくつかある。 そこで、NetWare 5からは遂にIPX/SPXの代わりにTCP/IPも利用可能となった。 |
出典: IPX/SPX 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年6月11日 (月) 11:45 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ IPX/SPX は、ノベルのオペレーティングシステム Netware で主に使われていた通信プロトコルである。IPX は Internetwork Packet Exchange、SPX は Sequenced Packet Exchange の略。 [プロトコル階層] IPX と SPX は、Xerox Network Services の IDP と SPP プロトコルから派生したものである。IPX はネットワーク層プロトコル(OSI参照モデルの第三層)、SPX はトランスポート層プロトコル(OSI参照モデルの第四層)に対応する。SPX は IPX の上位にあり、ネットワーク上の二つのノード間のコネクション指向サービスを提供する。SPX は主にクライアントサーバ型アプリケーションで使われる。IPX と SPX はTCP/IPとよく似たサービスを提供する。その意味では、IPX は IP に近く、SPX は TCP に近い。IPX/SPX は主にLAN向けに設計されており、LAN上での性能は優れている(一般的に TCP/IP を LAN 上で使った場合よりも性能がよい)。しかし、TCP/IP がデファクトスタンダードとなった。その原因は、WANやインターネットでの性能がTCP/IPの方が優れていた点と、TCP/IPがグローバルな利用を意図して設計された成熟したプロトコルだった点にあるとされている。 ・・・ |
【Internetwork】intərnétwə̀ːrk インタゥーネットゥワゥーク,インタゥーネッ́トゥワゥ̀ーク,インターネットワーク,インターネッ́トワ̀ーク, [名詞] 内部ネットワーク,ネットワーク間,相互接続ネットワーク,[形容詞] ネットワーク間の, 【packet】pǽkət パェケィットゥ,パェ́ケィットゥ,パケット,パ́ケット, [名詞] 小包,小荷物,小さな束,ネットワークで送るデータを分割した単位, 【exchange】ikstʃéindʒ エクスチェインジ,エクスチェ́インジ,エクスチェンジ,エクスチェ́ンジ, [他動詞] ~を取り交わす,~を交換する,~をやり取りする,[他動詞] ~を取り交わす,~を交換する,~をやり取りする,[自動詞] 交換する,取り交わす,[名詞] 交換,情報のやり取り, 【Sequenced】síːkwənst シィークウェンストゥ,シィ́ークウェンストゥ,シーケンスト,シ́ーケンスト, [形容詞] 順序立てられた,一続きにした, |
出典: セッション層 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年11月8日 (水) 11:00 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ セッション層(英: Session layer)とは、OSI参照モデルにおける七階層の内の第五層である。そこではプレゼンテーション層からのサービス要求に応じ、またトランスポート層に対してサービス要求を行う。セッション層はエンド・ユーザのアプリケーション・プロセス間でセッションの開始、終了、管理の機構、すなわち半永続的な対話を提供する。通信セッションはアプリケーション間で起こる要求(リクエスト)と応答(レスポンス)で構成される。セッション層は一般的に遠隔手続き呼出し (RPC) を使用するアプリケーション環境で使用される。セッション層プロトコルの一例として、X.225やISO 8327としても知られるOSIプロトコル群セッション層プロトコルが有る。接続が途切れた場合、このプロトコルは接続の回復を試みる事ができる。もし接続が長時間使われない場合は、セッション層プロトコルは接続の終了と再開ができる。セッション層は全二重または半二重通信のいずれかに備え、交換されるメッセージの流れに同期点を提供する。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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IPX | ア́イ ピ́ー エッ́クス/エ́ス ピ́ー エッ́クス |
ái píː éks | アイピーエックス・エスピーエックス |
アイ ピー エックス | アイピーエックス/エスピーエックス |
ア́イ ピ́ー エッ́クス | ・ |
Internet Packet Exchange | |
Internetwork Packet Exchange | |
Internetwork Packet eXchange | |
intə́rnétwə̀ːrk pǽkət ikstʃéindʒ | |
インタゥーネットゥワゥーク パェケィットゥ エクスチェインジ | |
インタゥーネットゥワゥーク・パェケィットゥ・エクスチェインジ | |
インタゥーネッ́トゥワゥ̀ーク・パェ́ケィットゥ・エクスチェ́インジ | |
インターネットワーク パケット エクスチェンジ | |
インターネットワーク・パケット・エクスチェンジ | |
インターネッ́トワ̀ーク・パ́ケット・エクスチェ́ンジ | |
NWLink | 【 以下関連語 】 |
・ | NetWare |
SPX | OSI |
és píː éks | OSI参照モデル |
エス ピー エックス | ネットワーク層 |
エ́ス ピ́ー エッ́クス | 第3階層 |
Sequenced Packet eXchange | インターネットワーク・パケット交換 |
síːkwənst pǽkət ikstʃéindʒ | ・ |
シィークウェンストゥ パェケィットゥ エクスチェインジ | |
シィークウェンストゥ・パェケィットゥ・エクスチェ́インジ | |
シィ́ークウェンストゥ・パェ́ケィットゥ・エクスチェ́ンジ | |
シーケンスト パケット エクスチェンジ | |
シーケンスト・パケット・エクスチェンジ | |
シ́ーケンスト・パ́ケット・エクスチェ́ンジ | |
・ | |
IPX/SPX | |
Internetwork Packet eXchange/Sequenced Packet eXchange | |
intə́rnétwə̀ːrk pǽkət ikstʃéindʒ síːkwənst pǽkət ikstʃéindʒ | |
インタゥーネットゥワゥーク パェケィットゥ エクスチェインジ シィークウェンストゥ パェケィットゥ エクスチェインジ | |
インタゥーネットゥワゥーク・パェケィットゥ・エクスチェインジ・シィークウェンストゥ・パェケィットゥ・エクスチェ́インジ | |
インタゥーネッ́トゥワゥ̀ーク・パェ́ケィットゥ・エクスチェ́インジ・シィ́ークウェンストゥ・パェ́ケィットゥ・エクスチェ́ンジ | |
インターネットワーク パケット エクスチェンジ シーケンスト パケット エクスチェンジ | |
インターネットワーク・パケット・エクスチェンジ・シーケンスト・パケット・エクスチェンジ | |
インターネッ́トワ̀ーク・パ́ケット・エクスチェ́ンジ・シ́ーケンスト・パ́ケット・エクスチェ́ンジ | |
NetWare Link IPX/SPX互換トランスポート | |
アイ ピー エックス/エス ピー エックス | |
更新日:2024年 1月19日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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セッション層 | ASP |
L5 | DSI |
layer 5 | NetBIOS |
OSI参照モデル第5層 | NWLink |
Session layer | OSI |
session layer | OSI reference model |
レイヤ5 | OSIモデル |
第5層 | OSI参照モデル |
PAP | |
SDSP | |
TLS | |
X.225 | |
ZIP | |
名前付きパイプ | |
更新日: |