出典: Call Level Interface 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2013年3月20日 (水) 03:23 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Call Level Interface(CLI)とは、The Open Groupが開発したSQLベースのデータベース管理システムのためのデ・ファクト標準のAPIである。1990年代初めに開発され、C言語とCOBOLについてのみ定義された。Call Level Interface は C や COBOL のプログラムが DBMS に対して SQL クエリをどのように送り、返ってきたレコードセットをアプリケーションがどのように扱うべきかを一貫性を持って定義している。このインタフェースは The Open Group のオープン・アプリケーション標準である Common Application Environment の一部である。これは複数のベンダーが開発したプログラムが効率的に相互運用できることを目的としていた。SQL/CLI は、SQLデータベースにアクセスするための実装非依存の国際標準である。クライアント-サーバツール群はダイナミックリンクライブラリを通して容易にデータベースにアクセスでき、各種クライアント-サーバツールがサポートされている。 ・・・ |
出典: SQL (DB) [読み] エスキューエル,シークェル [外語] Structured Query Language [発音] sí:kw(ə)l 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/04/13,URL: https://www.wdic.org/ 構造化照会言語。リレーショナル・データベース(RDB)を操作し、検索や更新、集計などの制御を行なうための処理言語の標準規格。 【概要】 IBMサンホセ研究所で1974(昭和49)年頃に開発され、それを元に世界初の本格的な商用リレーショナルデータベース管理システム(RDB)であるDB2が開発された。 それ以降、SQLはRDB上の言語として広く普及し、ANSI規格も定められ、事実上のデータベース標準言語の地位を獲得するに至った。 その後ISOにより規格化され、拡張が続けられている。 【特徴】 [名称] Structured Query Languageはその前身であるSEQUEL(Structured English QUEly Language)をバージョンアップする際に、当然の流れでSEQUEL2と命名されたが、既に他社の登録商標であったために、現在の名前SQLに改名されたという経緯がある。 このように、もともとSEQUELと書きシークェルと発音されていたことから、SQLと書くようになった現在でも、米国ではシークェルと読まれるのが一般的である。 [仕様] 同じSQLでもISO規格のSQL以外にIBM独自の規格が存在しており、両者の仕様は異なっている。 ちなみにISO規格のSQLの日本語版はJIS X 3005〜3006である。 |
出典: ODBC 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/11/15,URL: https://www.wdic.org/ Microsoftの提唱したデータベースアクセス用のAPIの名称。 [概要] データベース管理システム(DBMS)を問わず、共通のアプリケーション作成を実現するために開発されたもの。ODBCという枠組みの中でAPIを利用することで、DBMSが違っていてもある程度の汎用性を持たせることが可能となった。 [特徴] アプリケーションはデータベースのベンダーによって用意したODBCドライバーのAPIを使用し、SQLによってDBMSと対話する。 ODBCドライバーは適切なドライバーを使うことで、DBMSの違いを吸収することができる。 但し、数値の精度が悪いなど様々な問題があって、結局のところODBCは最良の選択とはなりえない。現実的問題を考慮してもRDBMSはOracle、SQL Server(Microsoft、SyBase)、Infomixの3つでほぼ独占状態なので、この3つをサポートしていれば需要は満たせる事になり、実は無理にODBCを使う必要はない。ODBCは、マイナーなRDBMS向けの接続保証というのが、正しい認識といえる。 |
出典: SQL 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2024年5月7日 (火) 06:47 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ SQL(Structured Query Language)(エスキューエル[ˈɛs kjuː ˈɛl])、シークェル[ˈsiːkwəl]、シーケル)は、関係データベース管理システム (RDBMS) において、データの操作や定義を行うためのデータベース言語(問い合わせ言語)、ドメイン固有言語である。プログラミングにおいてデータベースへのアクセスのために、他のプログラミング言語と併用される。SQLが使われるRDBは「エドガー・F・コッドによって考案された関係データベースの関係モデルにおける演算体系である、関係代数と関係論理(関係計算)に基づいている」と宣伝されていることが多い。しかし、 ・・・ [標準SQL規格] SQL規格は1986年に統一標準規格が発表されるまでは、その統一標準規格が存在しない状況であった。そのため、各関係データベース管理システム (RDBMS) ベンダーごとにさまざまな拡張がなされてきた。 近年になってANSI、後にISOで言語仕様の標準化が行われており、制定された年ごとにSQL86、SQL89、SQL92、SQL:1999、SQL:2003、SQL:2006、SQL:2008、SQL:2011、SQL:2016、SQL:2023などの規格があるが、対応の程度はベンダーごとにバラバラである。これは標準SQL策定に時間がかかりすぎたことにより、ビジネスの現状から早期の機能拡張が迫られたベンダーの都合と、独自構文を頻繁に利用していた利用者およびプログラマーに対し、互換性保持を保証する必要もあったためである。 ・・・ |
出典: Open Database Connectivity 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年1月11日 (金) 08:12 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Open Database Connectivity (ODBC) は、関係データベース管理システム (RDBMS) にアクセスするための共通インタフェース (API)である。 データへのアクセスを統一化することを目的としており、たとえばクライアント/サーバ型ではないMicrosoft Accessの管理するデータベースファイル (MDB) や、そもそもRDBMSではないCSVファイルへのアクセスなども、それに対応するODBCドライバがあれば、他の一般的なデータベースへのアクセスするのと同様な方法で利用することが可能になる。 ODBCは、主にWindows上で利用されることが多いが、Linux、UNIXなどで利用されるケースもある。 [概要] 従来、データベースアプリケーションは、RDBMSベンダーが製品とともに配布するユーティリティや埋め込みSQLにより開発されてきたが、C言語上のAPIレベルで統一したインターフェイスとしてデータベースに接続するためのAPIをまとめたのが、マイクロソフトが1992年に発表した「ODBC」である。その後、ODBC3.0では、X/OpenコンソーシアムとISOで進められていた標準化にあわせることとなり、これは1995年に「SQL/CLI」としてSQL標準の一部となった。X/OpenとISOが進めていたSQL/CLIは、ODBCの有用性から業界標準となったODBCを標準規格化するための試みであり、それにマイクロソフトが同調した形で標準化がなされた経緯がある。そのため、ODBCもしくはSQL/CLIは多くのRDBMSでサポートされており、且つ、ODBCはほとんどの場合でSQL/CLIのスーパーセットとなっている。 ・・・ |
【Structured】strʌ́ktʃərd ストゥラクチャゥァードゥ,ストゥラ́クチャゥァードゥ,ストラクチャード,ストラ́クチャード, [形容詞] 構造化された,[他動詞] ~を構造化した, 【Query】kwíri クウィリィー,クウィ́リィー,クエリー,クエ́リー, [他動詞] ~に質問する,~に尋ねる,~に問い合わせする,[名詞] 質問,問い,[自動詞] 質問する,たずねる, 【Language】lǽŋgwidʒ ラゥェングウィッジ,ラゥェ́ングウィッジ,ランゲージ,ラ́ンゲージ, [名詞] 言語,言葉,語学,専門用語,コンピューター言語, |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
Call Level Interface | ODBC |
kɔːl lévl ìntərféis | |
コァールゥ レゥヴォルゥ インタゥフェイス | |
コァールゥ・レゥヴォルゥ・インタゥフェイス | |
コール レベル インターフェース | |
コール・レベル・インターフェース | |
CLI | |
シーエルアイ | |
SQL/CLI | |
更新日:2023年 8月23日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
ODBC | OLE DB Provider for ODBC |
óu díː bíː síː | RDBMS |
オウ ディー ビー スィー | データベース管理システム |
オ́ウ ディ́ー ビ́ー シィ́ー | 関係データベース管理システム |
オー ディー ビー シー | ADO |
オ́ー ディ́ー ビ́ー シ́ー | Java DataBase Connectivity |
・ | Java Database Connectivity |
Open DataBase Connectivity | JDBC |
óupən déitəbèis kənéktiviti | JDBCドライバ |
オウプン デイタァベイス カゥネクティヴィディー | Microsoft Data Access Components |
オウプン・デイタァベイス・カゥネクティヴィディー | Microsoft Database Access Components |
オ́ウプン・デ́イタァベ̀イス・カゥネ́クティヴィディー | Object Linking and Embedding DataBase |
オープン データベース コネクティビティー | OLE DB |
オープン・データベース・コネクティビティー | OLE DBプロバイダ |
オ́ープン・デ́ータベ̀ース・コネ́クティビティー | OLEDB |
・ | MDAC |
ODBC 1.0 | エムダック |
ODBC 2.0 | オー エル イー ディー ビー |
ODBC 2.5 | ジェー ディー ビー シー |
ODBC 3.0 | データベース・アクセス |
ODBC 3.5 | ・ |
ODBC 3.52 | Embedding |
ODBC 3.8 | embédiŋ |
ODBCドライバ | エンベディング |
・ | エンベ́ディング |
SQL/CLI | [名詞] |
Call Level Interface | 埋め込み |
組み込み | |
はめ込み | |
貼り付け | |
・ | |
Connectivity | |
kənéktiviti | |
カゥネクティヴィディー | |
カゥネ́クティヴィディー | |
コネクティビティー | |
コネ́クティビティー | |
[名詞] | |
接続性 | |
せつぞくせい | |
更新日:2024年 9月24日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
SQL | SQL/PSM |
és kjú: él | SQL/Persistent Storage Module |
エス キュー エィルゥ | ・ |
エ́ス キュ́ー エィ́ルゥ | SQL:1999 |
エス キュー エル | SQL99 |
エ́ス キュ́ー エ́ル | SQL3 |
Structured Query Language | ISO/IEC 9075:1999 |
strʌ́ktʃərd kwíri lǽŋgwidʒ | JIS X 3005-1:2002 |
ストゥラクチャゥァードゥ・クウィリィー・ラゥェングウィッジ | JIS X 3005-2:2002 |
ストゥラ́クチャゥァードゥ・クウィ́リィー・ラゥェ́ングウィッジ | ・ |
ストラクチャード・クエリー・ランゲージ | SQL:2003 |
ストラ́クチャード・クエ́リー・ラ́ンゲージ | SQL/MM |
構造化問い合わせ言語 | SQL/MED |
構造化照会言語 | SQL/OLB |
sí:kwəl | ・ |
シィークウォルゥ | SQL:2008 |
シィ́ークウォルゥ | ISO/IEC 9075-2:2008 |
シークェル | JIS X 3005-1:2014 |
シ́ークェル | ・ |
・ | SQL:2011 |
SQL86 | ISO/IEC 9075-2:2011 |
SQL87 | JIS X 3005-2:2015 |
ANSI X3.135-1986 | ・ |
ISO 9075:1987 | SQL:2016 |
JIS X 3005:1987 | ISO/IEC 9075-2:2016 |
・ | ・ |
SQL89 | SQL:2023 |
ISO 9075:1989 | ISO/IEC 9075-2:2023 |
ANSI X3.135-1989 | ・ |
JIS X 3005:1990 | |
・ | 【 以下関連語 】 |
SQL92 | database language |
SQL2 | データーベース・ランゲージ |
ISO/IEC 9075:1992 | データーベース言語 |
ANSI X3.135-1992 | query language |
JIS X 3005:1995 | クエリー・ランゲージ |
・ | 照会言語 |
SQL/CLI | 問合せ言語 |
SQL/Call Level Interface | データーベース照会言語 |
・ | データーベース問い合わせ言語 |
更新日:2025年 2月10日 |