出典: ICE 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/10/20,URL: https://www.wdic.org/ マイクロプロセッサーを利用したシステムでプログラム開発するために、実際のマイクロプロセッサーの代わりに使用する特殊なプロセッサーや装置。 [概要] ICEは、本物のマイクロプロセッサーには存在しない、次のような機能を提供する。 ● プログラムを1ステップずつ実行させるステップ実行機能 ● 特定のアドレスで一時停止させる機能 ● 特定条件で一時停止させる機能 ● 動作中のレジスターやフラグ、メモリーの内容を確認したりする機能 これらプログラミングやデバッグに必要な機能を持ちながら、本物のマイクロプロセッサーとほぼ同じ速度で動作する。ファームウェアやデバイスドライバーなどの開発を効率よく進めるために利用される。 |
出典: インサーキット・エミュレータ 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年2月23日 (土) 01:46 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ インサーキット・エミュレータ(英語:in-circuit emulator、略称:ICE)はデジタル機器の開発装置の1つである。 [概要] CPUとも呼ばれるマイクロプロセッサの機能をエミュレートするハードウェアを主体としており、実際のマイクロプロセッサと同じ機能を実装し、さらにブレーク・ポイントといったプログラムの実行途中で一時停止するといったデバッグ機能を操作するためのソフトウェアと組み合わされた装置である。ソフトウェアデバッガでは実時間での処理が行えないので、デジタル機器類での組み込みシステムやBIOSといった入出力動作を確認する必要がある開発環境で使用される。ICE(アイス)と呼ばれることが多い。"In-Circuit Emulator"は、米インテル社の登録商標である。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ICE | エミュレーション |
アイス | デバッガ |
In Circuit Emulator | ・ |
In-Circuit Emulator | Emulator |
in sə́rkət émjəlèitər | émjəlèitər |
イェン サゥーキェットゥ エミュレゥイダゥー | エミュレゥイダゥー |
イェン・サゥーキェットゥ・エミュレゥイダゥー | エ́ミュレゥ̀イダゥー |
イェン・サゥ́ーキェットゥ・エ́ミュレゥ̀イダゥー | エミュレーター |
イン サーキット エミュレーター | エ́ミュレ̀ーター |
イン・サーキット・エミュレーター | [名詞] |
イン・サ́ーキット・エ́ミュレ̀ーター | 模倣者 |
マイコン・システム開発支援装置 | 別のハードウェアを疑似実行させるソフトウェア |
回路内でエミュレーションするもの | 別のハードウェアを模倣させるソフトウェア |
更新日:2024年 1月18日 |