出典: 楕円曲線暗号 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2010/02/18,URL: https://www.wdic.org/ 暗号アルゴリズムの一つ。略してECCという。 [概要] 1985(昭和60)年にワシントン大学のニール・コブリッツ(Neal Koblitz)とIBMのヴィクター・ミラー(Victor Miller)が、ほぼ同時に、しかし独立に発明した。暗号的強度は、楕円曲線上の離散対数問題(ECDLP)という数学の困難さに依存している。ECDLPを効率的に解くアルゴリズムは現存しないことから、これが解かれるまではRSAなどより有利な暗号とみなされている。 |
出典: HDCP 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2013/10/02,URL: https://www.wdic.org/ ディジタル放送コンテンツの不正コピーや不正な取り出し、不正な改竄などを防ぐプロトコル。DVIやHDMIで採用されている。 [概要] 著作権で保護されたコンテンツに対する違法なアクセスを防ぐことを目的に、映像機器とディスプレイ間のディジタルインターフェイスで用いられる暗号化プロトコルである。HDCPは、次の二つの装置間で、情報の伝送を保護するための機構を提供する。HDCP Transmitter(HDCP送信機)と呼ばれる、HDCPで保護されたインターフェイスから暗号化コンテンツを送信する装置HDCP Receiver(HDCP受信機)と呼ばれる、HDCPで保護されたインターフェイス上にてコンテンツを受信し復号する装置ただし、HDCPの暗号化に使われるマスターキーは2010(平成22)年9月の時点で漏洩しており、暗号化は既に骨抜きの状態である。 ・・・ [特徴] バージョン ● HDCP 1.x ● HDCP 1.0 ‐ DVI用 ● HDCP 1.1 ‐ HDMI対応 ● HDCP 1.3 ‐ DisplayPort対応 ● HDCP 2.x ‐ ハードウェアインターフェイスから独立したプロトコルとなった ● HDCP 2.0 ‐ 有線/無線、圧縮/非圧縮を問わない規格となる ● HDCP 2.2 ‐ 4K2K対応 ・・・ |
出典: 暗号技術 『総務省 東海総合通信局 ICT用語集』 引用年月日 2019年12月25日,URL: https://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/tool/yougo/yougo.html インターネット等のネットワークを通じて文書や画像などのデジタルデータをやりとりする際に、通信途中で第三者に盗み見られたり改ざんされたりされないことを目的とし、元の内容がわからないように決まった規則に従ってデータを変換する技術 |
出典: 楕円曲線暗号 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年5月16日 (木) 12:03 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 楕円曲線暗号(だえんきょくせんあんごう、Elliptic Curve Cryptography: ECC)とは、楕円曲線上の離散対数問題 (EC-DLP) の困難性を安全性の根拠とする暗号。1985年頃に ビクタ・ミラー (Victor Miller) とニール・コブリッツ (Neal Koblitz) が各々発明した。具体的な暗号方式の名前ではなく、楕円曲線を利用した暗号方式の総称である。DSAを楕円曲線上で定義した楕円曲線DSA (ECDSA)、DH鍵共有を楕円化した楕円曲線ディフィー・ヘルマン鍵共有 (ECDH) などがある。公開鍵暗号が多い。 |
出典: コピーガード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年5月29日 (水) 13:16 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ コピーガード(英語: Copy protection)とは、BDやDVDやVHSなど映像メディアや、CDやMDなどの音楽メディア、その他、パソコンソフトやゲームソフトなど各種メディアにおける無断複製を防止するため、著作権者が自ら、その著作物が複製出来なくなるように処理すること。 [現在実用化されているコピーガード] デジタル映像信号 HDCP ・・・著作権保護の観点から鮮明な情報をデジタル信号のまま伝送できることが問題とされた。そこで、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)という方法が採用された。HDCPは、映像再生機器からディスプレイなどの表示機器にデジタル信号 を送受信する経路を暗号化し、コンテンツが不正にコピーされるのを防止する著作権保護技術(コピーガード)のひとつである。しかし、2010年9月にマスターキーが漏洩しており、暗号化自体も非常に弱いものであるため、研究者らはHDCPにもはや効力はなく崩壊していると警告している。 ・・・ |
出典: 鍵 (暗号) 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年9月2日 (日) 02:48 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 暗号技術において、鍵(かぎ、key)とは、暗号アルゴリズムの手順を制御するためのデータである。鍵は、同じ暗号方式を使用しながら利用者毎に暗号化の手順を異なるものにするために考え出されたものであるが、暗号だけではなく、デジタル署名やメッセージ認証コード(Keyed-hashなど)でも使用される。擬似乱数で用いられるシード(種)も鍵の一種である。 [概要] 暗号化では、同じ暗号方式を使用しながら利用者毎に暗号化の手順を異なるものにするために使用される。 暗号方式と平文が同じであっても、鍵が違えば生成される暗号文は異なるものになる。 暗号文を復号する際にも、暗号化に使用した鍵に対応する鍵が使用される。 復号の際には暗号化で使った鍵と同じ鍵(共通鍵暗号の時)か、または対応する(暗号化用とは別の)鍵(公開鍵暗号の時)が必要で、失うと復号できなくなる(または極めて難しい)。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ECC | Elliptic |
Elliptic Curve Cryptography | ilíptik |
ilíptik kə́rv kriptɑ́grəfi | イェリィプテック |
イェリィプテック カゥァーヴ クリプトァグラフィー | イェリィ̀プテック |
イェリィプテック・カゥァーヴ・クリプトァグラフィー | イリプティック |
イェリィ̀プテック・カゥ́ァーヴ・クリプトァ́グラフィー | イリ́プティック |
イリプティック カーブ クリプトグラフィー | [形容詞] |
イリプティック・カーブ・クリプトグラフィー | 楕円の |
イリ́プティック・カ́ーブ・クリプト́グラフィー | だえんの |
楕円曲線暗号 | 楕円形の |
だえんきょくせん あんごう | ・ |
・ | Certicom社 |
Elliptic Curve Cryptosystem | Koblitz |
ilíptik kə́rv krìptousístəm | Koblitz氏 |
イェリィプテック カゥァーヴ クリプトウシィステム | Miller |
イェリィプテック・カゥァーヴ・クリプトウシィステム | Miller氏 |
イェリィ̀プテック・カゥ́ァーヴ・クリ̀プトウシィ́ステム | Neal Koblitz |
イリプティック カーブ クリプトシステム | Victor Miller |
イリプティック・カーブ・クリプトシステム | ヴィクター・ミラー |
イリ́プティック・カ́ーブ・クリ̀プトシ́ステム | ニール・コブリッツ |
・ | ビクタ・ミラー |
ECDSA | 暗号技術 |
楕円曲線DSA | 公開鍵暗号 |
ECDH | こうかいかぎ あんごう |
楕円曲線ディフィー・ヘルマン鍵共有 | 公開鍵暗号方式 |
公開鍵型暗号方式 | |
離散対数問題 | |
・ | |
Cryptography | |
kriptɑ́grəfi | |
クリプトァグラフィー | |
クリプトァ́グラフィー | |
クリプトグラフィー | |
クリプト́グラフィー | |
[名詞] | |
符号化 | |
暗号法 | |
暗号学 | |
暗号化技術 | |
あんごうか ぎじゅつ | |
更新日:2024年 5月 1日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
encryption | Adi Shamir |
enkrípʃən | Adi Shamir氏 |
エィンクリプシャン | AES |
エィンクリ́プシャン | cryptography |
エンクリプション | DES |
エンクリ́プション | FEAL |
[名詞] | IDEA |
符号化 | Leonard Adleman |
ふごうか | RC4 |
暗号化 | Ronald Rivest |
あんごうか | RSA |
RSA暗号 | |
アール エス エー | |
クリプタゥーグラフィ | |
暗号 | |
暗号化手法 | |
暗号技術 | |
暗号法 | |
共通鍵暗号方式 | |
公開鍵暗号 | |
公開鍵暗号方式 | |
楕円曲線暗号 | |
秘密鍵暗号 | |
秘密鍵暗号方式 | |
復号化 | |
更新日:2024年 4月18日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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HDCP | Digital Content Protection,LLC |
éitʃ díː síː píː | DVI |
エイチ ディー シィー ピー | HDCP Compliant |
エ́イチ ディ́ー シィ́ー ピ́ー | HDMI |
エイチ ディー シー ピー | 暗号技術 |
エ́イチ ディ́ー シ́ー ピ́ー | 公開鍵暗号 |
HDCP 1.0 | 著作権保護技術 |
HDCP 1.1 | ・ |
HDCP 1.3 | Protection |
HDCP 2.0 | prətékʃən |
HDCP 2.2 | プロテクシュン |
High Bandwidth Digital Content Protection System | プロテ́クシュン |
High bandwidth Digital Content Protection System | プロテクション |
High-bandwidth Digital Content Protection system | プロテ́クション |
hái bǽndwìdθ dídʒitəl kɑ́ntent prətékʃən sístəm | [名詞] |
ハイ バェンドゥウェッズゥ ディジタゥルゥ コァンテントゥ プロテクシュン シィステム | 保護 |
ハイ・バェンドゥウェッズゥ・ディジタゥルゥ・コァンテントゥ・プロテクシュン・シィステム | 保護すること |
ハ́イ・バェ́ンドゥウェッ̀ズゥ・ディ́ジタゥルゥ・コァ́ンテントゥ・プロテ́クシュン・シィステム | 防護 |
ハイ バンドウィズ デジタル コンテンツ プロテクション システム | 補償 |
ハイ・バンドウィズ・デジタル・コンテンツ・プロテクション・システム | |
ハ́イ・バ́ンドウィ̀ズ・デ́ジタル・コ́ンテント・プロテ́クション・シ́ステム | |
・ | |
更新日:2024年 1月 4日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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key | cipher |
kiː | sáifər |
キー | サイフゥァー |
鍵 | サ́イフゥァー |
かぎ | サイファー |
・ | サ́イファー |
cipher key | [名詞] |
sáifər kiː | 暗号 |
サイファゥー キー | あんごう |
サイファゥー・キー | 暗号化 |
サ́イフゥァー・キー | あんごうか |
サイファー キー | [他動詞] |
サイファー・キー | 暗号化する |
サ́イファー・キー | ・ |
・ | encryption |
encryption key | enkrípʃən |
enkrípʃən kiː | エィンクリプシャン |
エィンクリプシャン キー | エィンクリ́プシャン |
エィンクリプシャン・キー | エンクリプション |
エィンクリ́プシャン・キー | エンクリ́プション |
エンクリプション キー | [名詞] |
エンクリプション・キー | 暗号化 |
エンクリ́プション・キー | あんごうか |
・ | 符号化 |
暗号キー | ふごうか |
暗号化キー | ・ |
暗号化鍵 | 暗号アルゴリズム |
あんごうか かぎ | 暗号解読 |
暗号鍵 | あんごう かいどく |
あんごう かぎ | 暗号技術 |
あんごう ぎじゅつ | |
暗号文 | |
更新日:2024年 4月25日 |