出典: ペイロード (コンピュータ) 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年10月22日 (日) 00:37 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ コンピュータネットワークのペイロード(payload)とは、データ伝送における正味のデータ部分を指す。 [概要] 伝送されるデータ全体のうち、伝送処理のための管理情報(ヘッダやメタデータなど)を除いたものにあたる。データの大きさを表すときは「ペイロード長」(payload length)と言う。特に、たとえばインターネットで使われているTCP/IPの場合はDARPAモデルであるが、伝送システムの階層的なモデルにおいて、下位層のプロトコルは、上位層のプロトコルの通信全体を「単なるデータ」とみなして自分のレイヤのメタデータなどに「包んで」やりとりすることになる。この「包まれるもの」がペイロードである。つまり、たとえばIPのレイヤから見れば、UDPのデータグラムはそれ全体がペイロードであり、UDPのレイヤから見れば、その中にあるアプリケーションプログラムのためのデータがペイロードである。コンピュータセキュリティでも基本的には上述の意味だが、マルウェアでは、その内部の悪意のある動作をする部分のコードを指す。 ・・・ |
出典: 4xxレスポンス 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/12/22,URL: https://www.wdic.org/ HTTPが返すステータスコードのうち、400番台のもの [概要] Client Error、クライアントエラー。要求したものが存在しなかったり、要求の構文が不正などの理由により、要求は正常に受け付けることができなかった。 [種類] HTTP/1.1、HTCPCP/1.0(RFC 2324)、WebDAV(RFC 4918)、Upgrading to TLS Within HTTP/1.1(RFC 2817)などにおいては、次のものが定義されている。 ● 400 Bad Request (不正リクエスト) ● 401 Unauthorized (認証なし) ● (402 Payment Required (支払い要求) 将来の予約用) ● 403 Forbidden (不許可) ● 404 Not Found (見つからない) ● 405 Method Not Allowed (禁止メソッド) ● 406 Not Acceptable (不受理) ● 407 Proxy Authentication Required (プロクシー認証要求) ● 408 Request Timeout (時間切れ) ● 409 Conflict (衝突) ● 410 Gone (行方不明) ● 411 Length Required (長さ要求) ● 412 Precondition Failed (不正必須要件) ● 413 Request Entity Too Large (要求実体が大きすぎる) ● 414 Request-URI Too Long (要求URIが長すぎる) ● 415 Unsupported Media Type (未対応のメディアタイプ) ● 416 Requested Range Not Satisfiable (要求レンジが不足している) ● 417 Expectation Failed (Expectヘッダーが不正)418 I'm a teapot (私はティーポットである) ● 422 Unprocessable Entity (実体が処理不可能である) ● 423 Locked (ロックされている)424 Failed Dependency (依存状態が保てない) ● 426 Upgrade Required (アップグレード要求) ● 451 Unavailable For Legal Reasons(法的な理由により取得不能、政治的な検閲) |
出典: IPsec 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年3月27日 (水) 02:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ IPsec(Security Architecture for Internet Protocol、アイピーセック)は、 暗号技術を用いることで、IP パケット単位で改竄検知や秘匿機能を提供するプロトコルである。これによって、暗号化をサポートしていないトランスポート層やアプリケーションを用いても、通信路の途中で、通信内容を覗き見られたり改竄されることを防止できる。 [プロトコル概要] 構成 IPsecは、2つのピアの間にSA (Security Association)という単方向コネクションを確立することで、ピア間にセキュアな通信を確立する。なお、SAは、単方向であるため、双方向通信を行う場合には、上りと下りの2つのSAを確立する必要がある。ピアは、ホストとセキュリティ・ゲートウェイの二種類に分類できる。前者は、個人端末やサーバのようなIP通信の端点に相当する機器である。後者は、ルータのようなIP通信の中継を担う機器である。 ・・・ [各プロトコルの詳細] ESP ESP (Encapsulated Security Payload) は ペイロード部を暗号化する。正確には、IP ヘッダ、経路ヘッダ、ホップバイホップオプションヘッダを除いた部分が暗号化される。RFC 1827 形式の ESP には認証機能が無いが、RFC 2406 / RFC 4303 形式の ESP にはオプションとして「認証トレイラー」機能があり、AH を併用せずとも改竄防止機能を利用することが可能となっている (ただし保証されるのはデータ部分だけで、IP ヘッダ部分の改竄を検出することはできない)。また後者には AH 同様に再送防止機能も追加されている。 ・・・ |
出典: HTTPステータスコード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年6月9日 (日) 13:30 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ HTTPステータスコードは、HTTPにおいてWebサーバからのレスポンスの意味を表現する3桁の数字からなるコードである。RFC 7231等によって定義され、IANAがHTTP Status Code Registryとして管理している。以下に一覧を示す。 [1xx Informational 情報] リクエストは受け取られた。処理は継続される。 100 Continue ・・・ [2xx Success 成功] リクエストは受け取られ、理解され、受理された。 200 OK ・・・ [3xx Redirection リダイレクション] リクエストを完了させるために、追加的な処理が必要。 300 Multiple Choices ・・・ [4xx Client Error クライアントエラー] クライアントからのリクエストに誤りがあった。 400 Bad Request リクエストが不正である。定義されていないメソッドを使うなど、クライアントのリクエストがおかしい場合に返される。 401 Unauthorized 認証が必要である。Basic認証やDigest認証などを行うときに使用される。 たいていのウェブブラウザは、レスポンスヘッダーWWW-Authenticateで処理可能な認証方式が指定されていれば、認証ダイアログを表示する。 ・・・ |
出典: ペイロード (コンピュータ) 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年10月22日 (日) 00:37 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ コンピュータネットワークのペイロード(payload)とは、データ伝送における正味のデータ部分を指す。 [概要] 伝送されるデータ全体のうち、伝送処理のための管理情報(ヘッダやメタデータなど)を除いたものにあたる。データの大きさを表すときは「ペイロード長」(payload length)と言う。特に、たとえばインターネットで使われているTCP/IPの場合はDARPAモデルであるが、伝送システムの階層的なモデルにおいて、下位層のプロトコルは、上位層のプロトコルの通信全体を「単なるデータ」とみなして自分のレイヤのメタデータなどに「包んで」やりとりすることになる。この「包まれるもの」がペイロードである。つまり、たとえばIPのレイヤから見れば、UDPのデータグラムはそれ全体がペイロードであり、UDPのレイヤから見れば、その中にあるアプリケーションプログラムのためのデータがペイロードである。コンピュータセキュリティでも基本的には上述の意味だが、マルウェアでは、その内部の悪意のある動作をする部分のコードを指す。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ESP | Encapsulated |
íː és píː | enkǽpsəlèitid |
イー エス ピー | エィンキャェプサゥレゥイデドゥ |
イ́ー エ́ス ピ́ー | エィンキャェ́プサゥレゥ̀イデドゥ |
Encapsulated Security Payload | エンキャプサレーティド |
enkǽpsəlèitid səkjúrəti péilòud | エンキャ́プサレ̀ーティド |
エィンキャェプサゥレゥイデドゥ セキュリティー ペイロゥウドゥ | [形容詞] |
エィンキャェプサゥレゥイデドゥ・セキュリティー・ペイロゥウドゥ | カプセル化した |
エィンキャェ́プサゥレゥ̀イデドゥ・セキュ́リティー・ペ́イロゥ̀ウドゥ | カプセルに包んだ |
エンキャプサレーティド セキュリティー ペイロード | カプセル化された |
エンキャプサレーティド・セキュリティー・ペイロード | ・ |
エンキャ́プサレ̀ーティド・セキュ́リティー・ペ́イロ̀ード | Encapsulating |
Encapsulating Security Payload | enkǽpsəlèitiŋ |
enkǽpsəlèitiŋ səkjúrəti péilòud | エィンキャェプサゥレゥイデング |
エィンキャェプサゥレゥイデング セキュリティー ペイロゥウドゥ | エィンキャェ́プサゥレゥ̀イデング |
エィンキャェプサゥレゥイデング・セキュリティー・ペイロゥウドゥ | エンキャプサレーティング |
エィンキャェ́プサゥレゥ̀イデング・セキュ́リティー・ペ́イロゥ̀ウドゥ | エンキャ́プサレ̀ーティング |
エンキャプサレーティング セキュリティー ペイロード | ・ |
エンキャプサレーティング・セキュリティー・ペイロード | Payload |
エンキャ́プサレ̀ーティング・セキュ́リティー・ペ́イロ̀ード | péilòud |
・ | ペイロゥウドゥ |
ESPパケット | ペ́イロゥ̀ウドゥ |
ESPフォーマット | ペイロード |
RFC 1827 | ペ́イロ̀ード |
RFC 2406 | [名詞] |
RFC 4303 | 荷物 |
暗号化ペイロード | 荷 |
・ | パケットのデータ本体 |
・ | |
【 以下関連語 】 | 暗号化 |
Encapsulate | 暗号化通信 |
enkǽpsəlèit | IPsec |
エンキャェプサゥレゥイトゥ | ・ |
エィンキャェ́プサゥレゥ̀イトゥ | |
エンキャプサレート | |
エンキャ́プサレ̀ート | |
[他動詞] | |
カプセル化する | |
カプセルに包む | |
・ | |
更新日:2024年 3月 3日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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HTTP 413 | 400番台HTTPステータスコード |
Payload Too Large | 4xx response |
péilòud túː lɑ́rdʒ | 4xxレスポンス |
ペイロゥウドゥ トゥー ラゥァージ | Client Error |
ペイロゥウドゥ・トゥー・ラゥァージ | HTTP 400番台 |
ペイロード ツー ラージ | HTTP 4xx |
ペイロード・ツー・ラージ | HTTPステータスコード |
RFC 7231 | クライアントエラー |
・ | よんバツバツ・レスポンス |
Request Entity Too Large | ・ |
rikwést éntəti túː lɑ́rdʒ | Payload |
リクウェストゥ エンティティー トゥー ラゥァージ | péilòud |
リクウェストゥ・エンティティー・トゥー・ラゥァージ | ペイロゥウドゥ |
リクエスト エンティティー ツー ラージ | ペイロード |
リクエスト・エンティティー・ツー・ラージ | [名詞] |
・ | 荷 |
リクエストエンティティが大きすぎる | 荷物 |
要求実体が大きすぎる | 貨物 |
パケットのヘッダー部除いたデータ | |
・ | |
Entity | |
éntəti | |
エンティティー | |
[名詞] | |
実体 | |
存在物 | |
更新日:2022年 7月15日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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payload | |
péilòud | |
ペイロゥウドゥ | |
ペイロード | |
payload length | |
ペイロード・レングス | |
ペイロードデータ | |
ペイロード長 | |
積載量 | |
通信データ | |
有効荷重 | |
データ | |
更新日:2022年 7月15日 |