出典: IDEA 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2012/01/07,URL: https://www.wdic.org/ ETH ZuriaのJames L. MesseyとXuejia Lai(来学嘉)により1991(平成3)年に開発された慣用暗号方式のブロック暗号アルゴリズム。 [概要] 元々はIPES(Improved Proposed Encryption Srandard)と呼ばれていた。脆弱化したDESと代替として開発された。 [特徴] 機構 128ビットの鍵で64ビットのブロックデータを暗号化する。方法は、排他的論理和、加算、乗算をセットとしてラウンドとし、これを8ラウンドとハーフラウンド行なう。 特許 ヨーロッパ、アメリカ、日本など各国で特許が成立しており、フリーソフトウェアで使うことができない。 ● アメリカ特許5,214,703号:1993(平成5)年5月25日発効、2012(平成24)年1月7日まで ● 欧州特許 ● 日本 (特許第3225440号): 2011(平成23)年5月16日まで 特許は多くの国で切れている。 現状 SSL/TLSでも、SSL 2.0/3.0/TLS 1.0/1.1までは任意での対応として対応されたが、もはや脆弱であるとして、TLS 1.2ではDESと共に対応から削除された。 |
出典: International Data Encryption Algorithm 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2014年10月20日 (月) 03:10 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ International Data Encryption Algorithm (IDEA) はチューリッヒ工科大学の James Massey と来学嘉が設計し、1991年に発表したブロック暗号。DESの代替を意図したアルゴリズムである。IDEAは PES (Proposed Encryption Standard) を若干手直しした暗号であり、元々は IPES (Improved PES) と呼ばれていた。 この暗号は Hasler Foundation(後に Ascom-Tech AG に吸収された)との研究契約の下で設計された。多数の国で特許を取得しているが、非商用利用については自由に使うことが容認されていた。"IDEA" という名称は商標でもある。アメリカにおける特許の有効期限が2012年1月をもって失効したことで、全世界で自由に使うことができるようになった。 ・・・ |
出典: ストリーム暗号 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年2月25日 (日) 09:08 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ストリーム暗号(ストリームあんごう、stream cipher)とは、平文をビット単位あるいはバイト単位などで逐次、暗号化する暗号である。平文を64ビットや128ビットなどの固定長のブロックに分割して暗号化する暗号を指すブロック暗号に対比した語である。その構成上、入力がファイルではなくストリーム等の逐次追加されるデータであった場合、ブロック暗号は入力がブロックサイズに達するまで溜まらないと処理を進めることができないのに対し、ストリーム暗号はその必要がないのが特徴である。 ・・・ |
【encryption】enkrípʃən エィンクリプシャン,エィンクリ́プシャン,エンクリプション,エンクリ́プション, [名詞] 暗号化,符号化, 【Improved】imprúːvd インプルーヴトゥ,インプル́ーヴトゥ,インプルーブド,インプル́ーブド, [形容詞] 改良した,改良された,改善された,進歩した, |
出典: RC4 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年6月30日 (土) 15:23 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ RC4(あるいはARCFOUR)とは、SSLやWEPなどで広く使われているストリーム暗号である。 [概要] RC4はロナルド・リベストにより1987年に開発されたストリーム暗号であり、このアルゴリズムで発生させた疑似乱数列と平文との排他的論理和が暗号文となる。RC4はWEPのように利用方法によっては安全性を保てない。RC4はWEP、WPA、MPPE (Microsoft Point to Point Ecryption)、Winny、TLS/SSL(オプション)、SSH(オプション)で暗号化をするのに使われている。2015年現在では、NSAのような機関であればTLS/SSLを利用したとしてもRC4を解読可能であるとの疑惑があり、マイクロソフトではRC4を無効化することを推奨している。2015年2月、TLSのすべてのバージョンにおいてRC4の利用を禁止する RFC 7465 が公開された。 ・・・ |
出典: Wired Equivalent Privacy 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年6月12日 (火) 13:59 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Wired Equivalent Privacy(直訳すると有線同等機密、通称WEP)は、IEEE 802.11無線ネットワークのセキュリティのためのアルゴリズム。1997年に登場したとき、WEPは従来からある有線LAN並みの機密性を提供するものと期待されていたが、後に容易に解読できることが判明したため廃れた。 [脆弱性] 2001年以降、暗号解読者らによって深刻な弱点がいくつか明らかとなり、最終的には容易に入手可能なソフトウェアを使って数分でWEPコネクションを解読可能な状態となっている。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
encryption | Adi Shamir |
enkrípʃən | Adi Shamir氏 |
エィンクリプシャン | AES |
エィンクリ́プシャン | cryptography |
エンクリプション | DES |
エンクリ́プション | FEAL |
[名詞] | IDEA |
符号化 | Leonard Adleman |
ふごうか | RC4 |
暗号化 | Ronald Rivest |
あんごうか | RSA |
RSA暗号 | |
アール エス エー | |
クリプタゥーグラフィ | |
暗号 | |
暗号化手法 | |
暗号技術 | |
暗号法 | |
共通鍵暗号方式 | |
公開鍵暗号 | |
公開鍵暗号方式 | |
楕円曲線暗号 | |
秘密鍵暗号 | |
秘密鍵暗号方式 | |
復号化 | |
更新日:2024年 4月18日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
IDEA | DES |
ái díː íː éi | James L.Massey |
アイ ディー イー エイ | James Massey |
ア́イ ディ́ー イ́ー エ́イ | PES |
アイ ディー イー エー | PGP2.0 |
ア́イ ディ́ー イ́ー エ́ー | Proposed Encryption Standard |
International Data Encryption Algorithm | Xuejia Lai |
ìntərnǽʃənəl déitə enkrípʃən ǽlgərìðəm | 暗号化アルゴリズム |
インタゥーナェッシュノゥルゥ デイダァー エィンクリプシャン アェルゥゴリズゥム | 秘密鍵暗号方式 |
インタゥーナェッシュノゥルゥ・デイダァー・エィンクリプシャン・アェルゥゴリズゥム | ・ |
イ̀ンタゥーナェッ́シュノゥルゥ・デ́イダァー・エィンクリ́プシャン・アェ́ルゥゴリ̀ズゥム | algorithm |
インターナショナル データ エンクリプション アルゴリズム | ǽlgərìðəm |
インターナショナル・データ・エンクリプション・アルゴリズム | アェルゥゴリズゥム |
イ̀ンターナ́ショナル・デ́ーター・エンクリ́プション・ア́ルゴリ̀ズム | アェ́ルゥゴリ̀ズゥム |
アイディア | アルゴリズム |
・ | ア́ルゴリ̀ズム |
IPES | [名詞] |
Improved PES | 演算手順 |
Improved Proposed Encryption Standard | 算法 |
imprúːvd prəpóuzd enkrípʃən stǽndərd | 演算法 |
インプルーヴトゥ プロァポウストゥ エィンクリプシャン スタェンダゥァードゥ | 処理手順 |
インプルーヴトゥ・プロァポウストゥ・エィンクリプシャン・スタェンダゥァードゥ | プログラム手順 |
インプル́ーヴトゥ・プロァポ́ウズトゥ・エィンクリ́プシャン・スタェ́ンダゥァードゥ | ・ |
インプルーブド プロポーズド エンクリプション スタンダード | |
インプルーブド・プロポーズド・エンクリプション・スタンダード | |
インプル́ーブド・プロポ́ーズド・エンクリ́プション・スタ́ンダード | |
・ | |
Improved Data Encription Algorithm | |
imprúːvd déitə enkrípʃən ǽlgərìðəm | |
インプルーヴトゥ デイダァー エィンクリプシャン アェルゥゴリズゥム | |
インプルーヴトゥ・デイダァー・エィンクリプシャン・アェルゥゴリズゥム | |
インプル́ーヴトゥ・デ́イダァー・エィンクリ́プシャン・アェ́ルゥゴリ̀ズゥム | |
インプルーブド データ エンクリプション アルゴリズム | |
インプルーブド・データ・エンクリプション・アルゴリズム | |
インプル́ーブド・デ́ーター・エンクリ́プション・ア́ルゴリ̀ズム | |
更新日:2024年 1月18日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
RC4 | RC2 |
ɑ́ːr síː four | アール シー ツー |
アゥー シィー フォァ | RC5 |
アゥ́ー シィ́ー・フォァ | RFC 7465 |
アール シー フォー | Rivest's Cipher 2 |
ア́ール シ́ー・フォ́ー | Ron Rivest |
Alleged RC FOUR | Ron's Code 5 |
əlédʒd ɑ́ːr síː fɔ́r | Ronald Rivest |
アゥレゥッジトゥ アゥー シィー フォァ | Ronald Rivest氏 |
アゥレゥッジトゥ・アゥー シィー・フォァ | stream cipher |
アゥレゥッ̀ジトゥ・アゥー シィー・フォ́ァ | ストリーム暗号 |
アレッジド アール シー フォー | ロナルド・リベスト |
アレッジド・アール シー・フォー | 共通鍵暗号方式 |
アレッ́ジド・ア̀ール シ̀ー・フォ̀ー | 秘密鍵暗号方式 |
ARCFOUR | ・ |
Rivest's Cipher 4 | Cipher |
Ron's Code 4 | sɑ́ifər |
いわゆるRC4 | サイフゥァー |
・ | サ́イフゥァー |
サイファー | |
【 以下関連語 】 | サ́イファー |
Allege | [名詞] |
əlédʒ | 暗号 |
アゥレゥッジ | あんごう |
アゥレゥッ́ジ | 暗号化 |
アレッジ | あんごうか |
アレッ́ジ | [他動詞] |
[他動詞] | 暗号化する |
断言する | |
主張する | |
・ | |
Alleged | |
əlédʒd | |
アゥレゥッジトゥ | |
アゥレゥッ̀ジトゥ | |
アレッジド | |
アレッ́ジド | |
[形容詞] | |
申し立てられた | |
・ | |
更新日:2024年 3月18日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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WEP | IEEE 802.11 |
d́ʌbljuː íː píː | 暗号化技術 |
ダブリュー イー ピー | 暗号化方式 |
ウェップ | 秘密鍵暗号方式 |
ウェップ暗号化 | セキュリティシステム |
Wired Equivalent Privacy | ・ |
wáiərd ikwívələnt práivəsi | Wired |
ワイアドゥ イクウィヴァラゥントゥ プライヴァシィー | wáiərd |
ワイアドゥ・イクウィヴァラゥントゥ・プライヴァシィー | ワイアゥドゥ |
ワ́イアゥドゥ・イクウィ́ヴァラゥントゥ・プラ́イヴァシィー | ワ́イアゥドゥ |
ワイヤード エクィバレント プライバシー | ワイヤード |
ワイヤード・エクィバレント・プライバシー | ワ́イヤード |
ワ́イヤード・エクィ́バレント・プラ́イバシー | [形容詞] |
Fast Packet Keying | 有線の |
RC4アルゴリズム | 配線された |
WEP-104 | ・ |
WEP-40 | Equivalent |
WEP暗号化 | ikwívələnt |
WEP暗号化方式 | イクウィヴァラゥントゥ |
有線同等機密 | イクウィ́ヴァラゥントゥ |
ゆうせん どうとう きみつ | エクィバレント |
・ | エクィ́バレント |
ダイナミックWEP | [形容詞] |
同等の | |
どうとうの | |
等しい | |
同じ | |
・ | |
13文字 | |
5文字 | |
更新日:2024年 4月 5日 |