出典: 肖像権 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2025年1月25日 (土) 19:56 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 肖像権(しょうぞうけん)とは、肖像(容姿やその画像など)に帰属される人権のことである。大きく分けると人格権と財産権に分けられる。プライバシー権の一部として位置づけられるものであるが、マスメディアとの関係から肖像権に関する議論のみが独立して発展した経緯がある。 [概要] 肖像権は他人から無断で写真や映像を撮られたり無断で公表されたり利用されたりしないように主張できる考えであり、人格権の一部としての権利の側面と、肖像を提供することで対価を得る財産権の側面をもつ。また、肖像を商業的に使用する権利をとくにパブリシティ権と呼ぶ。一般人か有名人かを問わず、人は誰でも断り無く他人から写真を撮られたり、過去の写真を勝手に他人の目に晒されるなどという精神的苦痛を受けることなく平穏な日々を送ることができるという考え方は、プライバシー権と同様に保護されるべき人格的利益と考えられている。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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肖像権 | パブリシティ権 |
しょうぞうけん | プライバシー権 |
・ | 財産権 |
肖像権侵害 | 人格権 |
しょうぞうけん しんがい | |
更新日:2025年 3月 9日 |