出典: CSFB 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/06/25,URL: https://www.wdic.org/ LTEネットワークでのデータ通信を、3Gなどの回線交換方式に切り替える技術。「回線交換フォールバック」。 [概要] LTEはデータ通信専用のネットワークである。音声通話に利用することも可能だが、従来の音声通話のような回線交換方式ではなく、その場合もデータと同じくVoLTEとして行なわれる。 そこで、VoLTEが使えない状況で通話をする場合、自動的に3Gでの通信に切り替えられるようにした。これがCSFBである。 [特徴] フォールバック 例えば、NTTドコモのLTEサービスXiを例に挙げる。 Xi(FDD-LTE)は2010(平成22)年12月24日からサービスが開始されたが、XiでのVoLTE公式対応は3年半後の2014(平成26)年6月24日からである。これは、LTEサービス開始当初はまだエリアが狭く、音声サービスを提供するには不十分だったためである。 そこでXiは、音声通話をする場合は自動的に3Gネットワーク(回線交換網)に切り替え、追ってVoLTEのサービスへと移行する想定でサービスが開始された。端末は、LTEで待ち受けし、音声通話の発着信の時に3Gに切り替える方法を採用した。この時、LTEから従来の回線交換に「落とす」ことから「Fallback」と命名された。 また、ソフトバンクグループのAXGP(TD-LTE)も、同様に3Gに切り替える機構を持ち、これも同様にCSFBと呼ばれているようである。 SRVCC XiはVoLTEに対応したが、LTE圏内でVoLTEで通話を始めても、移動などでLTE圏外に出た場合、通話を維持するためにはVoLTEから3Gに切り替える必要があるこのために用意されたシームレスな切り替え機能をSRVCCという。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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CSFB | 3G |
Circuit Switched FallBack | スリージー |
sə́rkət swítʃt fɔlbǽk | 42Mbps |
サゥーキットゥ スウィッチトゥ フォールゥバェック | HD Voice |
サゥーキットゥ・スウィッチトゥ・フォールゥバェック | Hight Definition Voice |
サーキット スイッチト フォールバック | LTE |
サーキット・スイッチト・フォールバック | LTE方式 |
CSFB方式 | ・ |
CSフォールバック | FallBack |
CSフォールバック方式 | fall-back |
シィーエスエフビー | fɔlbǽk |
シーエスエフビー | フォールゥバェック |
回線交換フォールバック | フォールバック |
回線交換フォールバック方式 | [名詞] |
後退 | |
退却 | |
縮退運転 | |
撤退 | |
予備品 | |
代替品 | |
更新日:2023年 7月11日 |