本文へスキップ

パステムは、桐の業務システム開発を支援しています

ICT用語同義語辞典COMPANY


【 「拡張メモリー規格」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: ハードウェアEMS [外語] Hardware EMS 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/02/19,URL: https://www.wdic.org/

 ハードウェアを利用したEMS。バンクメモリーの一種である。

[概要]
 MS-DOS上で、640Kiバイト以上のメモリーを使用するための規格の一つである。
 具体的には拡張スロットに入れるメモリーボードで、そのボードを挿すと例えばC0000h〜CFFFFhの領域のメモリーアドレスがEMS規格に則ったバンクメモリーとして利用できる。

[特徴]
 仮想EMSはi386以降でしか利用できない。一方、ハードウェアEMSはハードウェアを利用するためCPUの特殊な機能は不要で、8086でも利用できるが、速度は遅かった。実際には、殆ど使われなかった。
出典: EMS [外語] Expanded Memory Specification 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/02/19,URL: https://www.wdic.org/

 MS-DOS上で、640Kiバイト以上のメモリーを使用するための規格の一つ。

[概要]
 最終的には、1987(昭和62)年10月に作られたLIM EMS 4.0という規格が主流となり、各種EMSドライバーもこの規格に沿って作られていた。
 このLIMとは、規格を制定したLotus、Intel、Microsoftの頭文字である。

[特徴]
原理
 動作原理はBMSと大差無いが、切り替える領域を640Kiバイトの外側(コンベンショナルメモリーの外側)に確保する点が異なる。
 規格上は、XMSとは違い、16ビットの8086でも使用できる。但し8086でも使えるものはハードウェアを利用したもので、EMS規格に則ったバンクメモリーである。これをハードウェアEMSという。
 実際にはi386の仮想86モードを利用する仮想EMSが正統であり、元々そのために開発されたとも言われている。
制限
 XMSに比べて、プログラム上の扱いは楽である。
 但し、扱えるメモリーはi386の32ビットアドレッシングの制限から最大32Miバイトであり、またXMSより低速である。
出典: Expanded Memory Specification 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年3月22日 (日) 16:13 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 Expanded Memory Specification (EMS) は、MS-DOS上でのメモリ拡張手法。ロータス、インテル、マイクロソフトの3社が提唱したことから、その頭文字を付けてLIM-EMSとも呼ばれる。

[概要]
 初期のMS-DOSはIntel 8086向けに作られていたことから、8086が扱える最大のメモリ空間である1MB以上を扱うことが考慮されていなかった。8086が登場した当初は8ビットプロセッサの最大64KBの空間に比べると余裕があるように見えたが、ROMやVRAMの為に消費される空間を除いたメインメモリ空間は640KBまたは768KBに制限され、アプリケーションの規模が拡大し、また扱うデータが増大すると1MBでも不足するようになった。 ・・・

【拡張メモリー規格の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
EMS EMM386.exe
Expanded Memory Specification LIM
Extend Memory Specification メモリー拡張ツール
ekspǽndid méməri spèsəfikéiʃən メモリー拡張手法
イクスパェンディドゥ メモゥリー スペセフィケイシュン メモリー拡張方式
イクスパェンディドゥ・メモゥリー・スペセフィケイシュン 拡張メモリー
イクスパンディドゥ メモリー スペシフィケーション 拡張メモリー規格
イクスパンディドゥ・メモリー・スペシフィケーション 拡張メモリー仕様
LIM EMS 仮想EMS
LIM EMS 4.0 ハードウェアEMS
LIM-EMS
Lotus Intel Microsoft EMS Expanded
Lotus Intel Microsoft-EMS ekspǽndid
Lotus/Intel/Microsoft Expanded Memory Manager Specification イクスパェンディドゥ
イー エム エス イクスパンディドゥ
リムEMS [形容詞]
ロータス・インテル・マイクロソフト EMS 拡張した

拡大された

増大した


Specification

spèsəfikéiʃən

スペセフィケイシュン

スペシフィケーション

[名詞]

設計書

仕様書

仕様

諸元表

明細書

SPEC

スペック

















更新日:2023年 1月 5日


【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

ハードウェアEMS (通信用語の基礎知識)
EMS (通信用語の基礎知識)
Expanded Memory Specification (Wikipedia)