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ICT用語同義語辞典COMPANY


【 「かな漢字変換」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: IME 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/04/18,URL: https://www.wdic.org/

 Microsoft Windowsにおいて、入力に関する補助を行なうための機構のこと。

[概要]
 日本語環境の場合は「日本語入力システム」、別名「かな漢字変換システム」を指して呼ぶが、必ずしもかな漢字変換に限定して用いられる語ではない。ほぼ同様の目的のものに、インプットメソッド(Mac OSの場合)、日本語入力FEP(MS-DOSの場合)などがある。

[特徴]
 MS-DOS用の日本語入力ソフトウェアに日本語入力FEPと呼ばれるものがあった。最終的な目的は同じでも機構が異なるため、名前が違っている。IMEはOSが提供するドライバー機構があり、それに準拠したシステムソフトウェアであるのに対し、FEPはOSに寄生し、入力環境を強制的に奪い取って機能する、という違いがある。
出典: ATOK 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2016/02/15,URL: https://www.wdic.org/

 ジャストシステムの日本語入力システム製品。

[概要]
 変換精度が良いことで有名な製品の一つ。
 日本語対応パソコンの黎明期、jX-WORD太郎に添付されて世に登場して以来、常に時代をリードしてきた日本語入力システムである。
 当初はKTISと呼ばれており、バージョン3から現在のATOKという名になった。
 今では標準として確立されている基本的な日本語の入力方法の大半がATOKによりもたらされたと言っても過言ではない。

[特徴]
人気
 このソフトウェアはワードプロセッサーの一太郎の人気の影響もあって一般にも絶大な人気を誇っており、何を差し置いてもまずATOKというユーザーも多い。
バージョン一覧
 登場月(ATOK13以降はWindows版の単体発売日)と、バージョン名、および対応する一太郎のバージョンを一覧する。バージョン18以降は、が製品名となっているが、内部バージョン(作られるフォルダーの名前など)は、バージョン通りである。ここ近年は、毎年2月の10日頃までに、Windows用の新版が発売されている。
 ● 1983(昭和58)年10月: KTIS ‐ JS-WORD
 ● 1984(昭和59)年5月: KTIS2 ‐ JS-WORD Ver.2
 ● 1985(昭和60)年2月: ATOK3 ‐ jX-WORD太郎
 ● 1985(昭和60)年8月: ATOK4 ‐ 一太郎
 ● 1986(昭和61)年5月: ATOK5 ‐ 一太郎Ver.2
 ● 1987(昭和62)年6月: ATOK6 ‐ 一太郎Ver.3
 ● 1989(平成元)年4月: ATOK7 ‐ 一太郎Ver.4、一太郎dash
 ● 1993(平成5)年4月: ATOK8 ‐ 一太郎Ver.5
 ● 1995(平成7)年1月: ATOK9 ‐ 一太郎Ver.6
 ● 1996(平成8)年9月: ATOK10 ‐ 一太郎7
 ● 1997(平成9)年2月: ATOK11 ‐ 一太郎8
 ● 1998(平成10)年9月: ATOK12 ‐ 一太郎9
 ● 1999(平成11)年11月5日: ATOK13 ‐ 一太郎10
 ● 2001(平成13)年3月9日: ATOK14 ‐ 一太郎11
 ● 2002(平成14)年2月8日: ATOK15 ‐ 一太郎12
 ● 2003(平成15)年2月7日: ATOK16 ‐ 一太郎13
 ● 2004(平成16)年2月27日: ATOK17 ‐ 一太郎2004(14)
 ● 2005(平成17)年2月10日: ATOK 2005(ATOK18) ‐ 一太郎2005(15)
 ● 2006(平成18)年2月10日: ATOK 2006(ATOK19) ‐ 一太郎2006(16)
 ● 2007(平成19)年2月9日: ATOK 2007(ATOK20) ‐ 一太郎2007(17)
 ● 2008(平成20)年2月8日: ATOK 2008(ATOK21) ‐ 一太郎2008(18)
 ● 2009(平成21)年2月6日: ATOK 2009(ATOK22) ‐ 一太郎2009(19)
 ● 2010(平成22)年2月5日: ATOK 2010(ATOK23) ‐ 一太郎2010(20)
 ● 2011(平成23)年2月10日: ATOK 2011(ATOK24) ‐ 一太郎2011(21) 創
 ● 2012(平成24)年2月10日: ATOK 2012(ATOK25) ‐ 一太郎2012(22) 承
 ● 2013(平成25)年2月10日: ATOK 2013(ATOK26) ‐ 一太郎2013(23) 玄
 ● 2014(平成26)年2月7日: ATOK 2014(ATOK27) ‐ 一太郎2014(24) 徹
 ● 2015(平成27)年2月6日: ATOK 2015(ATOK28) ‐ 一太郎2015(25) 30th
 ● 2016(平成28)年2月5日: ATOK 2016(ATOK29) ‐ 一太郎2016(26)
 その他のもの。
 ● 2000(平成12)年9月8日: ATOK X for Linux
 ● 2008(平成20)年9月30日: ATOK for Windows Mobile
 ● 2014(平成26)年9月21日: ATOK for iOS
黎明期
 MS-DOS用のATOK7までは変換効率や学習性能にやや難があり嫌う向きも多かったが、ATOK8からは業界初のメガバイトサイズの超巨大変換辞書を搭載することで ・・・
出典: 日本語入力システムの一覧 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年1月1日 (火) 12:05 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 日本語入力システムの一覧では主要な日本語入力システム(FEP, IM, TIP)を紹介する。

[パソコン向け]
 Anthy
ATOK
Baidu IME
ClareFrontend ・・・

[組み込み機器、携帯電話向け]
 ATOK
FSKAREN
Google 日本語入力 ・・・

[特定のクライアントを持たないウェブベースのシステム]
 Ajax IME
カナ漢字変換
Social IME
Google CGI API for Japanese Input


【 「かな漢字変換」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: ATOK 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年2月9日 (土) 06:18 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

ATOK(エイトック)は、ジャストシステムが開発・販売しているかな漢字変換ソフトウェア(日本語入力システム)の名称であり、同社の登録商標でもある。2007年にグッドデザイン賞を受賞した。名前は「かな漢字変換の先進技術」を意味する英語表現の頭文字に由来している。

[概要]
 ATOKは、前身のKTIS(Kana-Kanji Transfer Input System)から一太郎のかな漢字変換部分として改版したソフトウェアである。KTIS, KTIS2の次がATOK3であることからも判る。 ATOKは日本語かな漢字変換ソフトウェアとしては歴史が長いもののひとつである。同種のソフトウェアとして一定規模のシェアを持ち続けている。ATOKは変換精度や学習能力が高く、カスタマイズ(プロパティでの環境設定)の柔軟性がある。他方、他のソフトウェアと相性的な問題が発生することも時折見られる。動作が重いときやソフトウェアの配色設定によっては入力に支障が出る場合もある。 ・・・
出典: 日本語入力システム 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年9月5日 (水) 06:46 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 日本語入力システムはインプットメソッドのうち、特にパソコンやワープロ、携帯電話などに日本語を入力するためのものを指す。キー入力をソフトウェアで制御して実現するものが一般的であるが、ポインティングデバイスを利用して手書き入力した漢字混じりの文を変換するものも存在する。特にキーボードでかなを入力した後に漢字交じり文へ変換するものをかな漢字変換と呼ぶ。

[概要]
 日本語の入力方法で現在主流なのは、読みとしてかなを何らかの形で入力しておいて、漢字・かな・英字などの変換候補から選択して入力するかな漢字変換である。これは、1978年9月26日に、東芝の「JW-10」の発売によって実現された。日本語入力システムは、MS-DOS時代はもっぱらフロントエンドプロセッサとして実装されたため、日本語入力フロントエンドプロセッサ(日本語入力FEP、さらに略してFEP)などと呼ばれることが多かった。Windowsの普及後はインプット メソッド エディタ(IME)と呼ばれることが多くなった。 ・・・
出典: 形態素解析 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年3月19日 (月) 10:15 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

形態素解析(けいたいそかいせき、Morphological Analysis)とは、文法的な情報の注記の無い自然言語のテキストデータ(文)から、対象言語の文法や、辞書と呼ばれる単語の品詞等の情報にもとづき、形態素(Morpheme, おおまかにいえば、言語で意味を持つ最小単位)の列に分割し、それぞれの形態素の品詞等を判別する作業である。

[日本語の代表的な形態素解析の手法] 日本語文法では、たとえば動詞のあとに格助詞がくることはできない(「ドアを開けるを」などは不可)といったように、ほとんどの付属語について「このようなものの後には付く」「このようなものの後には付かない」という規則性があり、また動詞の活用はその後に来る品詞を制限することがある(たとえば連体形の後は名詞)。このような性質を利用することによって単語の境界の判別を行う。具体的にこの性質を利用する方法には以下の2つがある
● 規則による方法
● 確率的言語モデルをもちいる方法 ・・・

【かな漢字変換の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
ATOK Kana-Kanji Transfer Input System
Advanced Technology Of Kana-Kanji Transfer KTIS
Advanced Technology Of Kana-kanji transfer KTIS2
ədvǽnst teknɑ́lədʒi of kana kanji trǽnsfəːr かな漢字自動変換
アェドゥヴァェンストゥ テクナラゥジィー オァヴ カナ カンジ トゥラェンツフゥァー かな漢字変換
アェドゥヴァェンストゥ・テクナラゥジィー・オァヴ・カナ・カンジ・トゥラェンツフゥァー かな漢字変換ソフト
アェドゥヴァェ́ンストゥ・テクナ́ラゥジィー・オァヴ・カナ・カンジ・トゥラェ́ンツフゥァー かな漢字変換ソフトウェア
アドバーンスト テクノロジー オブ カナ カンジ トランスファー 日本語入力ソフト
アドバーンスト・テクノロジー・オブ・カナ・カンジ・トランスファー 日本語入力システム
アドバ́ーンスド・テクノ́ロジー・オブ・カナ・カンジ・トラ́ンスファー Automatic Transfer of Kana-Kanji
エイトック
かな漢字変換の先進技術 advanced
ATOK3 ədvǽnst
ATOK4 アェドゥヴァェンストゥ
ATOK6 アェドゥヴァェ́ンストゥ
ATOK7 アドバーンスト
ATOK16 アドバ́ーンスド
ATOK17 アドバンスト
ATOK 2005 [形容詞]
ATOK 2007 高度な
ATOK 2008 先進的な
ATOK 2009 上級の
ATOK 2010 高機能の
ATOK 2011 高等の
ATOK 2013 for Windows
ATOK 2015 Automatic
ATOK 2017 for Windows ɔ̀təmǽtik
ATOK for Windows 一太郎2018 Limited オァウドゥマェデック
ATOK for Windows 一太郎2019 Limited オァ̀ウドゥマェ́デック
ATOK for Windows 一太郎2020 Limited オートマチック
ATOK for Windows オ̀ートマ́チック
ATOK for Windows Mobile [形容詞]
ATOK Server 自動的な
ATOK for Mac 自動の
ATOK 2013 for Mac 機械的な
ATOK for iOS [名詞]
ATOK for Android 自動
ATOK X3 for Linux
組み込みATOK
+ATOK

更新日:2023年12月31日


【かな漢字変換の同義語と関連語 】
< 2 >
同義語・類義語 関連語・その他
FEP method
エフ イー ピー méθəd
Front End Processor メッセゥッドゥ
Front-End Processor メッ́セゥッドゥ
frʌ́nt énd prɑ́sèsər メソッド
フロァントゥ エンドゥ プロセッサゥー メ́ソッド
フロァントゥ・エンドゥ・プロセッサゥー [名詞]
フロント エンド プロセッサー 方法
フロント・エンド・プロセッサー ほうほう
IM 方式
input method 手段
ínpùt méθəd 順序
インプットゥ メッセゥッドゥ ~法
インプットゥ・メッセゥッドゥ オブジェクト操作命令
インプット メソッド オブジェクトに対する操作手続き
インプット・メソッド
アイ エム
IME
ái ém íː
アイ エム イー
Input Method
Input Method Editor
ínpùt méθəd édətər
インプットゥ・メッセゥッドゥ・エィディダゥー
インプット メソッド エディター
インプット・メソッド・エディター
Japanese input software
Kana-Kanji processor
Kana-Kanji translation
かな漢字変換
かな漢字変換プログラム
かな漢字変換ソフト
フロント・プロセッサ
仮名漢字変換
日本語FEP
日本語フロントエンド・プロセッサ
日本語入力FEP
日本語入力システム
日本語入力フロントエンドプロセッサ
日本語変換ソフト

更新日:2024年 5月17日


【かな漢字変換の同義語と関連語 】
< 3 >
同義語・類義語 関連語・その他
Morphological Analysis かな漢字変換
mɔ̀rfɑlə́dʒikəl ənǽləsis 形態素解析ツール
モーフォラゥージカゥル アェナェラゥシィス テキスト解析
モーフォラゥージカゥル・アェナェラゥシィス 品詞分解
モ̀ーフォラゥ́ージカゥル・アゥナェ́ラゥシィス 自然言語処理
モーフォロジカル アナリシス 日本語形態素解析API
モーフォロジカル・アナリシス 日本語形態素解析エンジン
モ̀ーフォロジカル・アナ́リシス 日本語形態素解析システム
形態素解析
けいたいそかいせき Morphological
日本語形態素解析 mɔ̀rfɑlə́dʒikəl
にほんごけいたいそかいせき モーフォラゥージカゥル
モ̀ーフォラゥ́ージカゥル
ChaSen モーフォロジカル
茶筌 モ̀ーフォロ́ジカル
janome [形容詞]
JUMAN 形態的な
KAKASI けいたいてきな
kuromoji 形態学の
KyTea [名詞]
キューティー 形態学
MeCab 形態論
和布蕪 けいたいろん
RakutenMA
TinySegmenter analysis
言語郎 ənǽləsis
MARIMO アゥナェラゥシィス

アゥナェ́ラゥシィス

アナリシス

アナ́リシス

[名詞]

分析

解析

かいせき

解剖

分解








更新日:2024年 5月18日


【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

IME (通信用語の基礎知識)
ATOK (通信用語の基礎知識)
日本語入力システムの一覧 (Wikipedia)
ATOK (Wikipedia)
日本語入力システム (Wikipedia)
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