出典: Display PostScript 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年5月7日 (火) 14:20 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Display PostScript (DPS) は、画面上の表示システムである。名前が示すとおり、Display PostScriptはPostScript (PS) のイメージモデルと言語を使って画面上のグラフィックスを生成する。NeXTの一連のUNIXベースのコンピュータで表示システムとして採用された。当初のバージョンはアドビシステムズが開発したが、Display PostScriptの完全実装はNeXTが主体となってアドビの協力を得て行った。NeXTのオペレーティングシステム以外ではアドビが独自に標準化し、ライセンス条件を設定して製品化している。 [PostScriptからの変更点] 対話機能をサポートし、画面表示に耐えうる性能にするため、以下のような変更が加えられた。 複数実行コンテクスト 逐次的に処理されるプリンタの場合とは異なり、DPSは複数のウィンドウを同時に表示し、それぞれのウィンドウに様々な設定がある。そのため、ウィンドウ毎(プロセス毎)にコンテクスト(状態データのセット)をアクティブに保持するよう修正された。 名前の符号化 PostScriptでは、プロシージャやデータ構造の多くは名前で参照される。DPSでは名前を数値に置き換えて、参照を高速化した。 対話機能サポート 当たり判定のような機能など、対話の制御のためのプロシージャが定義された。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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DPS | PostScript |
Display PostScript | PS |
displéi póustskrìpt | ページ記述言語 |
デスプレゥイ ポウスクリプトゥ | ポストスクリプト |
デスプレゥイ・ポウスクリプトゥ | Color PostScript |
ディスプレイ ポストスクリプト | カラー・ポストスクリプト |
ディスプレイ・ポストスクリプト | |
ディスプレー ポストスクリプト | |
ディスプレー・ポストスクリプト | |
画面ポストスクリプト | |
更新日:2023年 1月 6日 |