出典: ガラパゴスケータイ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2011/12/03,URL: https://www.wdic.org/ 日本国内で販売される、日本独自のケータイのこと。日本人向けに独自進化した結果、ガラパゴス仕様化した。 [概要] これは、主として外国勢と、それに毒された一部の日本人が使う「蔑称」である。 日本の「ケータイ」という装置は、電子メール、Webブラウザー、カメラ、QRコード読み取り、GPS、PDA機能、赤外線通信、音楽プレイヤー、ワンセグTVチュ一ナ一、非接触ICチップなどなど、高度に進化した日本社会に合わせて多機能化した。 しかしこれは独自の進化ないし異常化というよりは、世界の数歩先を進んでいるという方が正しい。時代遅れの世界との乖離は深まるが、しかしその世界とやらは、後追いでこの「ガラパゴス仕様をパクる」という行動を取るからである。 [特徴] 日本の携帯電話機の多機能性は世界でも屈指である。使い慣れてしまうとそれが当たり前になってしまい、特に気にもならなくなるものだが、外国の携帯電話機は日本のものに大幅に機能が劣っている。 そのような海外で、陳腐極まる携帯電話機に、少々多機能なスマートフォン(iPhone)が登場するとなれば、もてはやされても当然、ということになる。ケータイでここまでできる、としてブームになった。 ・・・ |
出典: ガラパゴススマートフォン 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年6月26日 (火) 07:11 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ガラパゴススマートフォンとは、日本独自の機能を実装するスマートフォンの日本における通称であり、和製英語である。略して「ガラスマ」と呼ばれる事もある。なお、類似した語源の「ガラホ」という端末がありしばしば混同されるが、 ● ガラスマ:あくまでスマホ。スマートフォンに日本独自の機能(特におサイフケータイやワンセグ)を搭載し、それによりガラケー(ガラパゴスケータイ、日本における携帯電話)の機能を取り入れたもの(ガラケー型スマホでなく、ガラパゴス化したスマホ) ● ガラホ:あくまでガラケー。ガラケー(日本国内向けフィーチャー・フォン)を作るにあたり、OSを含めてスマートフォン(スマホ)の技術・部品を転用したもの(機能仕様は従来のフィーチャーフォンに準じており、機能が最低限に絞り込まれている。スマホ型ガラケー)であり、設計思想が全く異なる。 ・・・ |
出典: ガラパゴス仕様 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2010/07/25,URL: https://www.wdic.org/ ガラパゴス化した仕様。 [概要] 技術面におけるガラパゴス諸島は日本であり、つまり日本で独自の進化(または退化)を遂げた結果、世界標準から乖離してしまった仕様を言う。 日本の技術は一般に世界最先端であり、このため世界最先端の仕様が策定されること自体は何ら不思議なことではない。が、日本の複雑な「利権」を護持するために、敢えて世界標準から外れた不可解な仕様を後出しすることがあり、このようなものの蔑称としても、ガラパゴス仕様という用語は使われている。 |
出典: ガラパゴス化 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年10月2日 (土) 13:20 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ガラパゴス化(ガラパゴスか)とは、日本のビジネス用語のひとつで、孤立した環境(日本市場)で製品やサービスの最適化が著しく進行すると、外部(外国)の製品との互換性を失い孤立して取り残されるだけでなく、適応性(汎用性)と生存能力(低価格)の高い製品や技術が外部から導入されると、最終的に淘汰される危険に陥るという、進化論におけるガラパゴス諸島の生態系になぞらえた警句である。ガラパゴス現象、ガラパゴス症候群ともいう。 [ガラパゴス化の背景] この国際競争の側面における言葉の背景としては、オープンソースであっても独自様式に流れがちなエンジニアや、日本市場で独自の進化を遂げた携帯電話が世界標準からかけ離れてしまう現象を指すため代名詞的に用いられていた。同時期に生まれた言葉として「パラダイス鎖国」が挙げられる。 ・・・ |
出典: ガラパゴス化 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年8月19日 (土) 09:31 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ガラパゴス化(ガラパゴスか、Galapagosization)とは日本で生まれたビジネス用語のひとつで、孤立した環境(日本市場)で「最適化」が著しく進行すると、エリア外との互換性を失い孤立して取り残されるだけでなく、外部(外国)から適応性(汎用性)と生存能力(低価格)の高い種(製品・技術)が導入されると最終的に淘汰される危険に陥るという、進化論におけるガラパゴス諸島の生態系になぞらえた警句である。ガラパゴス現象(Galapagos Syndrome)とも言う。 ・・・ |
出典: フィーチャー・フォン 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年11月18日 (木) 19:04 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ フィーチャー・フォン(英: feature phone)は、携帯電話の端末類型の一つで、スマートフォンよりも前の世代の端末を指す。 [概要] 1993年にサービスを開始した当初の第2世代携帯電話は、音声通話とSMSだけをサポートする機種がほとんどであった。しかし、通信インフラの改善やコンピュータ技術の進展に伴い、2000年頃より携帯電話にも、カレンダー、ゲーム、WAPブラウザー(webページの表示を簡素化したり、携帯電話専用のwebページを用意するなどして、当時の低性能な携帯電話でもインターネットの閲覧ができるようにする、携帯電話専用のインターネット閲覧ソフト)、高度な電話帳、SMS以外のメッセージ手段(電子メールなど)、などの機能が搭載されるようになった。そのため、音声通話とSMSだけしか使えない従来型の携帯電話と区別するため、それらの(当時としては)高度な機能を持った携帯電話を指す用語として「フィーチャー・フォン」という用語が使われるようになった。“フィーチャー(英: feature)”とは「特徴のある」という意味の英単語である。 ・・・ [各国の例] アメリカ合衆国 携帯電話市場ではiOSやAndroidを搭載したスマートフォンが競う形で販売が好調である。このため、利用者数でも、スマートフォンがフィーチャー・フォンのシェアを奪っているというデータがある。市場調査会社のニールセンによる2013年夏のデータでは、スマートフォンの浸透率は61%に達した。 日本 ・・・ この多機能携帯電話は、日本の事業者専用仕様で設計されており、一部の例外を除いて、派生輸出モデルを持たない国内特定一事業者専用モデルである。また、これらの携帯電話は、ガラパゴス化の例として「ガラパゴスケータイ」、さらに略して「ガラケー」とも呼ばれる。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Galapagos Effect | ISDB-T |
Galapagos Syndrome | PC-9801 |
Galapagos syndrome | ガラケー |
gəlɑ́:pəgous síndroum | ガラパゴス携帯電話 |
ガゥラゥパゴス シィンドゥロム | ・ |
ガゥラゥパゴス・シィンドゥロム | Galapagos Island |
ガラパゴス シンドローム | ガゥラゥパゴス アイラゥンドゥ |
ガラパゴス・シンドローム | ガラパゴス アイランド |
ガラパゴス症候群 | ガラパゴス諸島 |
ガラパゴス現象 | ・ |
ガラパゴス化現象 | Effect |
・ | ifékt |
Galapagosization | イフェックトゥ |
ガゥラゥペグウサイゼイシュン | イフェクト |
ガラパゴスゼイション | [名詞] |
ガラパゴス化 | 結果 |
効果 | |
影響 | |
[他動詞] | |
結果としてもたらす | |
・ | |
syndrome | |
síndroum | |
シィンドゥロム | |
シィンドゥロウム | |
シンドローム | |
[名詞] | |
症候群 | |
現象 | |
更新日:2023年 8月24日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ガラケー | ガラパゴス化 |
ガラパゴス・ケータイ | ガラパゴス現象 |
ガラパゴス携帯 | ガラパゴス症候群 |
ガラパゴス携帯電話 | ・ |
デジタルカメラ機能付き携帯電話機 | feature |
ワンセグ機能付き携帯電話機 | fíːtʃər |
高機能携帯電話機 | フィーチャゥー |
多機能携帯電話機 | フィーチャー |
・ | [名詞] |
feature phone | 機能 |
fíːtʃər fóun | 特徴 |
フィーチャゥー フォウン | 特色 |
フィーチャゥー・フォウン | 著しい特徴 |
フィーチャー フォン | 顔の造作 |
フィーチャー・フォン | 顔立ち |
目鼻立ち | |
容貌 | |
・ | |
Future | |
fjúːtʃər | |
フィューチャーァ | |
フューチャー | |
[名詞] | |
未来 | |
将来 | |
[形容詞] | |
未来の | |
将来の | |
次世代の | |
更新日:2022年 2月28日 |