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【 「瓦記録方式」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: シングル磁気記録方式 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年6月1日 (火) 14:17 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 シングル磁気記録方式(シングルじききろくほうしき、Shingled Magnetic Recording: SMR) とは、主にハードディスクドライブ (HDD) で利用される高記録密度化のための磁気記録方式。瓦磁気記録方式とも呼ばれる。
 「シングル (Shingle)」は屋根や壁面に使われるこけら板や石綿板を指し、Single ではない。

[概要]
 ハードディスクの記録密度を高めるには、ディスクの径方向のトラック幅をいかに狭くできるかが重要な鍵となる。これは磁気ヘッドの幅を狭めなければならない事を意味する。しかしながら、これは磁気ヘッドから漏れ出す磁界の強度低下を引き起こし、媒体を十分磁化できなくなる (= データを記録できなくなる) というジレンマを抱えていた。
 シングル記録方式では、幅広の磁気ヘッドを用いながらも、その幅よりも細いトラックを媒体に書く事が可能である。トラックを記録する際に、これらが重なり合う (オーバーラップ) するようにデータを記録する仕組みを採用しているためである。記録されたトラックはあたかも「瓦 (Shingle)」を重ね合わせる屋根の工法(杮葺)のように見えることから、シングル(瓦)記録方式と呼ばれる。
 幅広の磁気ヘッド、厳密には磁極の角に特に強い磁界が集中する特性を利用した専用形状の磁気ヘッドを搭載する。再生素子に関しては大きな変更を要求しない。 ・・・

【瓦記録方式の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
SMR Shingle
Shingled Magnetic Recording ʃíŋgəl
ʃíŋgəld mægnɛ́tik rikɔ́rdiŋ シンガゥルゥ
シンガゥルゥドゥ マェグネデック リコーァディング シングル
シンガゥルゥドゥ・マェグネデック・リコーァディング [名詞]
シングルド マグネティック レコーディング こけら板
シングルド・マグネティック・レコーディング 石綿板
és ém ɑ́ːr 屋根板
エス エム アゥー [他動詞]
エス エム アール 屋根をこけら板でふく
シングル磁気記録方式
瓦記録方式 Single
かわらきろくほうしき síŋgl
瓦磁気記録方式 スィンゴゥルゥ
かわらじききろくほうしき シングル

[形容詞]

一つの

片方の

独身の

単独の

単一の


R.Wood



































更新日:2022年 4月23日


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シングル磁気記録方式 (Wikipedia)