出典: ガンマ値 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 空白,URL: https://www.wdic.org/ CRTディスプレイなどの画像表示機器の非直線特性を数値化したもの。 CRT(ブラウン管)をはじめ、ほとんどの画像表示機器は入力信号の値と表示される光の強さが正比例しない。この時の入出力特性をグラフに描いたときの曲線を "ガンマ曲線" といい、このガンマ曲線を冪乗関数(累乗関数)で近似したときの指数の値を "ガンマ(γ)" という。 一般的なCRT(ブラウン管)は、その動作原理によって2.2〜2.5のガンマ値を持っており、画像の中間調部分が本来表示されるべき明るさよりも暗くなって表示される。そこで、画像データの方に1/2.2〜1/2.5のガンマ値で前補償をかけ、前もって画像の中間調部分を明るくしておくことで、CRTでも正常に画像を表示できるようになる。これを "ガンマ補正" という。テレビ放送の場合は、放送局側で1/2.2のガンマ補正が行なわれる。 ・・・ |
出典: ガンマ値 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年9月27日 (金) 10:32 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ガンマ値(ガンマち)とは、画像の階調の応答特性を示す数値。また、入出力機器のガンマ値に応じた最適のカーブに画像の階調を補正することをガンマ補正(ガンマほせい)という。 [概要] ガンマ補正 入力値と出力値が直線の関係を示す場合、ガンマ値は1 (γ=1) となるが、γ<1の場合は階調が明るい出力に、γ>1の場合は階調が暗い出力になる。例えば、ガンマ値2.2のディスプレイで適正に表示される画像をガンマ値1.8のディスプレイに表示した場合、実際のガンマ値はγ=1.8/2.2≒0.82となり、意図したものよりも明るい画像となる。画像の入力から最終出力までの全体のガンマが1になるよう、適当なガンマ値のカーブに従って画像の階調を補正することをガンマ補正という。 ・・・ |
出典: ガンマ(γ)補正 = Gamma correction 『液晶用語集 シャープ株式会社』 引用年月日 2020年 2月 3日 JST URL:https://jp.sharp/products/lcd/glossary/file1.html CRTや液晶ディスプレイの特性として、入力電圧の上昇に対し、表示輝度(明るさ)は正比例的には上昇しない。(曲線的に上昇する)これを補正する方法をガンマ補正と呼ぶ。液晶ディスプレイはCRTとのコンパチビリティを持たせるため、CRTと同じような特性を持つように補正を行っている。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
γ補正 | gamma |
gamma correction | gǽmə |
gǽmə kərékʃən | ゲェマゥ |
ゲェマゥ コァレクシュン | ゲェ́マゥ |
ゲェマゥ・コァレクシュン | ガンマ |
ゲェ́マゥ・コァレ́クシュン | ガ́ンマ |
ガンマ コレクション | [名詞] |
ガンマ・コレクション | γ |
ガ́ンマ・コレ́クション | ガンマ |
ガンマ補正 | 第3 |
ガンマほせい | 3番目 |
ganmahosei | ・ |
correction | |
kərékʃən | |
コァレクシュン | |
コァレ́クシュン | |
コレクション | |
コレ́クション | |
[名詞] | |
修正 | |
訂正 | |
補正 | |
ほせい | |
hosei | |
・ | |
γ特性 | |
ガンマ特性 | |
gamma value | |
γ値 | |
ガンマ値 | |
CRT gamma | |
更新日:2023年 8月24日 |