出典: クロック 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2013/06/24,URL: https://www.wdic.org/ ディジタル回路において、動作の同期を取るために用いられる同期信号のこと。英語で「時計」の意。クロック信号とも。 [概要] 通信やマイクロプロセッサーの動作はクロック同期型が多く、このときに使われる同期信号がクロックである。 クロックは正弦波や矩形波であるため周波数が存在し、この周波数をクロック周波数という。 [特徴] 水晶振動子 ディジタル回路であるので、矩形波であることが理想的ではある。 実際、通信のタイミング用パルス信号は矩形波であることが多い。 CPUなどマイクロプロセッサーの波形も当然ながら矩形波が望ましいが、しかし実際の水晶振動子が出力する波形は、殆どの場合で正弦波である。従ってCPUなどへの入力は多くの場合、正弦波か、波形が劣化した三角波となっている。このような入力を想定する場合、CPU内部にフリップフロップを用意してパルスに変換する。 またクロックモジュールとして水晶振動子にフリップフロップなど発振回路を加え矩形波を出力するものを使用することもある。 |
出典: クロック 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年6月2日 (火) 11:21 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ クロック信号(クロックしんごう、clock signal)、クロックパルスあるいはクロックとは、クロック同期設計の論理回路が動作する時に複数の回路間でタイミングを合わせる(同期を取る)ために使用される、電圧が高い状態と低い状態を周期的にとる信号である。信号線のシンボルなどではCLKという略記がしばしば用いられる。日本産業規格では刻時信号とも訳されるが、この訳が用いられていることはほとんどない。クロック信号はクロックジェネレータで作られる。最も典型的なクロック信号はデューティ比50%の矩形波で、一定の周波数を保つ。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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clock | clock frequency |
klɑ́k | klɑ́k fríːkwənsi |
クラォック | クラォック フリクヮンシィー |
クラォッ́ク | クラォック・フリクヮンシィー |
クロック | クラォッ́ク・フリ́クヮンシィー |
クロッ́ク | クロック フレケンシー |
CLK | クロック・フレケンシー |
システム・クロック | クロッ́ク・フレ́ケンシー |
ベース・クロック | クロック周波数 |
clock signal | クロック数 |
klɑk sígnəl | 動作周波数 |
クラォック シィグナルゥ | number of clock |
クラォック・シィグナルゥ | ・ |
クラォッ́ク・シィ́グナォルゥ | overclocking |
クロック シグナル | オーバークロッキング |
クロック・シグナル | クロックアップ |
クロッ́ク・シ́グナル | clock rate |
クロック信号 | クロックレート |
クロック・パルス | クロック・ジェネレーター |
CPUのタイミング信号 | FSB |
タイミング信号 | |
バスクロック | |
外部クロック | |
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更新日:2024年11月 3日 |