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ICT用語同義語辞典COMPANY


【 「ナイキスト」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: ナイキスト周波数 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年6月16日 (日) 05:34 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 ナイキスト周波数(ナイキストしゅうはすう、Nyquist frequency)とは、ある信号を標本化(サンプリング)するときの、サンプリング周波数の1/2の周波数である。サンプリング周波数 fs が十分でなく、ナイキスト周波数 fn よりも大きい周波数の信号を標本化した場合、標本化した際に折り返し(エイリアシングとも言う)という現象を生じ、再生時に元の信号として忠実には再現されない。ハリー・ナイキストにより1928年に予想されたこの再現限界の定理は、標本化定理と呼ばれる。
 ナイキスト・レート (Nyquist rate) と混同しないこと。ナイキスト・レートは、特定の信号または信号群を標本化して再生した際に、正しく元の信号を再現するためのナイキスト基準 (Nyquist criterion) を満たす最小サンプリング周波数、つまり信号周波数の2倍の値である。

[例]
 サンプリング周波数 fs = 100 Hz の測定器を使用して、ある信号を測定する。元の信号に (a) 25 Hz, (b) 40 Hz, (c) 70 Hz のピークがあったとする。
 このとき、ナイキスト周波数 fn = fs/2 = 100/2 = 50 [Hz] だから、測定信号のスペクトルにおいて (a), (b) のピークは正しく求まる。 ・・・
出典: アンチエイリアス 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年10月23日 (火) 15:49 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 アンチエイリアス (anti-aliasing) は、サンプリングやダウンサンプリングでエイリアシングが起きないようにするための処理。画像に対して行なうと、ジャギー(ピクセルのギザギザ)が目立たなくなる。

[デジタル画像におけるアンチエイリアス]
 コンピュータで扱うデジタル画像ではピクセル単位より細かく描画することは出来ない。このため、物体の輪郭にジャギーと呼ばれるギザギザが発生してしまう。このジャギーを軽減し少しでも目立たなくするために、物体の輪郭を背景と融合するように、色を滑らかに変化させることをアンチエイリアスといい、その処理をアンチエイリアシングという。 ・・・
出典: ナイキスト 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年6月15日 (水) 11:14 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 ナイキスト(Nyquist)は、スウェーデン系の姓(英語読み)。スウェーデン語ではニクヴィストとなる。元の綴りは Nykvist で、他の綴りとして Nyqvist がある。意味は「新しい(Ny)」「小枝(kvist)」。


【 「ナイキスト」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: 標本化定理 [読み] ひょうほんか・ていり 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2008/05/10,URL: https://www.wdic.org/

 入力信号の一定時間間隔毎の振幅値が正しく伝達できれば、受信側では再び入力信号を正確に再現できること。このとき、入力信号と一定時間間隔にはある制限がある。つまり、入力信号の最高周波数である場合、ナイキスト間隔より短い間隔で入力信号の値を伝達する必要がある。
【anti】ǽnti
 アェンティー,アェ́ンティー,アンチ,ア́ンチ, [形容詞] 反対の,反対意見の,[前置詞] 反対して,[名詞] 反対者,[接頭辞] 対抗の意味,排斥の意味,

【alias】éiliəs
 エイリィアゥス,エイリィアゥス,エイリアス,エ̀イリアス, [名詞] 通称,別名,仮名,偽名,あだ名,またの名を,通称,参照,ギザギザ,

【aliasing】éiliəsiŋ
 エイリィアゥシィング,エ́イリィアゥシィング,エイリアシング,エ́イリアシング, [名詞] 曲線のギザギザ,斜線のギザギザ,
出典: Multiple Sub-Nyquist Sampling Encoding 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年11月15日 (火) 11:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 MUSE(Multiple Sub-Nyquist Sampling Encoding)とは、NHK放送技術研究所が1984年に開発したハイビジョン向けの映像圧縮技術である。日本におけるBS放送向けに開発されたがアメリカでのBS放送の便も考慮され、CATVや標準テレビ放送と同様にVSB-AM変調による地上波での放送実験、マイクロ波による中継実験、現在のデジタル放送で採用されているISDBシリーズが備えているような字幕・データ放送の実験などの諸実験が行われ、ハイビジョンLDの記録方式としても採用された。

[MUSEの特徴]
 MUSEの特徴は入力された映像をさいころの五の目(千鳥格子)状のサンプリングパターンとなるサブサンプリングを動きベクトルを利用して行うことと、色信号の多重化に色線順次TCIを用いてYC時分割多重を行ったことである。 ・・・


【 「ナイキスト」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: 標本化定理 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年8月18日 (金) 11:49 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

標本化定理(ひょうほんかていり、英: sampling theorem: サンプリング定理とも)はアナログ信号をデジタル信号へと変換する際に、どの程度の間隔で標本化(サンプリング)すればよいかを定量的に示す定理。情報理論の分野において非常に重要な定理の一つである。標本化定理は1928年にハリー・ナイキストによって予想され、1949年にクロード・E・シャノンと日本の染谷勲によってそれぞれ独立に証明された。そのためナイキスト定理、ナイキスト・シャノンの定理、シャノン・染谷の定理とも呼ばれる。 ・・・

【ナイキストの同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
AA FAA
Anti Alias Fragment AntiAliasing
anti-alias FSAA
Antialias Full Scene
ǽnti éiliəs Full-Scene Anti-Aliasing
アェンティー エイリィアゥス ジャギー
アェンティー・エイリィアゥス ナイキスト周波数
アェ́ンティー・エ́イリィアゥス 折り返し歪み
アンチ エイリアス
アンチ・エイリアス
ア́ンチ・エ̀イリアス Nyquist
náikwist
Anti-Aliasing ナイクウェストゥ
ǽnti éiliəsiŋ ナ́イクウェストゥ
アェンティー エイリィアゥシィング ナイキスト
アェンティー・エイリィアゥシィング ナ́イキスト
アェ́ンティー・エ́イリィアゥシィング [名詞]
アンチ エイリアシング ナイキスト
アンチ・エイリアシング 新しい小技
ア́ンチ・エ́イリアシング Harry Nyquist
ハリー・ナイキスト
Anti-Aliasing Filter Harry Theodor Nyqvist
アェンティー エイリィアゥシィング フィルゥタゥァー ハリー・テオドール・ニュークヴィスト
アェンティー・エイリィアゥシィング・フィルゥタゥァー
アェ́ンティー・エ́イリィアゥシィング・フィ́ルゥタゥァー aliasing
アンチ エイリアシング フィルター éiliəsiŋ
アンチ・エイリアシング・フィルター エイリィアゥシィング
ア́ンチ・エ́イリアシング・フィ́ルター エ́イリィアゥシィング
エイリアシング
smoothing エ́イリアシング
スムージング [名詞]
Screen AntiAliasing 曲線のギザギザ
スクリーン・アンチ・エイリアシング 斜線のギザギザ













更新日:2024年 5月18日


【ナイキストの同義語と関連語 】
< 2 >
同義語・類義語 関連語・その他
MUSE 16:9
ミューズ BSアナログ・ハイビジョン
MUSE方式 BSハイビジョン放送
Multiple Sub-Nyquist Sample Encoding BS放送
Multiple Sub-Nyquist-Sampling Encoding system HDTV
mʌ́ltəpl sʌ́b níkwist sǽmpliŋ enkóudiŋ HDTV放送
モァルゥティポル サブ ナイクウェストゥ サェンプリィング エィンコウディング シィステム Hi-Vision
モァルゥティポル・サブ・ナイクウェストゥ・サェンプリィング・エィンコウディング・シィステム アナログ・ハイビジョン
モァ́ルゥティポルゥ・サ́ブ・ナ́イクウェストゥ・サェ́ンプリィング・エィンコ́ウディング・シィ́ステム アナログ・ハイビジョン放送
マルチプル サブ ナイキスト サンプリング エンコーディング システム ハイビジョン
マルチプル・サブ・ナイキスト・サンプリング・エンコーディング・システム ハイビジョン放送
マ́ルチプル・サ́ブ・ナ́イキスト・サ́ンプリング・エンコ́ーディング・シ́ステム フィールド周波数 60.00Hz
多重サブサンプリング方式 高精細度テレビジョン放送
たじゅう サブ サンプリング ほうしき 精細度
多重サブサンプル方式

Nyquist

níkwist

ナイクウェストゥ

ナ́イクウェストゥ

ナイキスト

ナ́イキスト

[名詞]

新しい小技

Harry Nyquist

ハリー・ナイキスト

Harry Theodor Nyqvist

ハリー・テオドール・ニュークヴィスト



























更新日:2024年 3月18日


【ナイキストの同義語と関連語 】
< 3 >
同義語・類義語 関連語・その他
over sampling A/Dコンバーター
óuvər sǽmpliŋ A-D変換
オウヴゥァー サェンプリィング サンプリング周波数
オウヴゥァー・サェンプリィング ナイキスト周波数
オ́ウヴゥァー・サェ́ンプリィング ナイキスト定理
オーバー サンプリング 折り返し雑音
オーバー・サンプリング
オ́ーバー・サ́ンプリング Nyquist
オーバー・サンプリング型ADC náikwist

ナイクウェストゥ

ナ́イクウェストゥ

ナイキスト

ナ́イキスト

[名詞]

ナイキスト

新しい小技

Harry Nyquist

ハリー・ナイキスト

Harry Theodor Nyqvist

ハリー・テオドール・ニュークヴィスト








































更新日:2024年 3月24日


【ナイキストの同義語と関連語 】
< 4 >
同義語・類義語 関連語・その他
sampling theorem クロード・E・シャノン
sǽmpliŋ θíːərəm クロード・シャノン
サェンプリィング スゥィァラム Nyquist's theorem
サェンプリィング・スゥィァラム 染谷 勲
サェ́ンプリィング・スゥィ́ァラム sampling
サンプリング・シィーアラム サンプリング
サンプリング セオラム 標本化
サンプリング・セオラム 標本抽出
サ́ンプリング・セ́オラム サンプリング周波数
サンプリング定理 ナイキストレート
標本化定理 ナイキスト周波数
ひょうほんか ていり A/D変換
シャノンの標本化定理 Nyquist
シャノン・染谷の定理 náikwist
ナイキスト・シャノンの定理 ナイクウェストゥ
ナイキスト定理 ナ́イクウェストゥ
ナイキスト=シャノンの標本化定理 ナイキスト

ナ́イキスト

[名詞]

ナイキスト

新しい小技

Harry Nyquist

ハリー・ナイキスト

Harry Theodor Nyqvist

ハリー・テオドール・ニュークヴィスト


theorem

θíːərəm

スゥィァラム

セオラム

[名詞]

原理

定理













更新日:2024年 5月11日


【ナイキストの同義語と関連語 】
< 5 >
同義語・類義語 関連語・その他
thermal noise Harry Nyquist
θə́rməl nɔ́iz Harry Theodor Nyqvist
サゥーマォルゥ ノーィズ Johan Erik Bertrand Johansson
サゥーマォルゥ・ノーィズ John Bertrand Johnson
サゥ́ーマォルゥ・ノ́ーィズ ジョン・B・ジョンソン
サーマル ノイズ ジョン・バートランド・ジョンソン
サーマル・ノイズ バート・ジョンソン
サ́ーマル・ノ́イズ
Nyquist
Johnson-Nyqvist Noise náikwist
dʒɑ́nsən náikwist nɔ́iz ナイクウェストゥ
ジョァンサゥン ナイクウェストゥ ノーィズ ナ́イクウェストゥ
ジョァンサゥン・ナイクウェストゥ・ノーィズ ナイキスト
ジョァ́ンサゥン・ナ́イクウェストゥ・ノ́ーィズ ナ́イキスト
ジョンソン ナイキスト ノイズ [名詞]
ジョンソン・ナイキスト・ノイズ ナイキスト
ジョ́ンソン・ナ́イキスト・ノ́イズ 新しい小技
ジョンソン・ナイキスト雑音 Harry Nyquist
ジョンソン・ノイズ ハリー・ナイキスト
ジョンソン雑音 Harry Theodor Nyqvist
熱ノイズ ハリー・テオドール・ニュークヴィスト
熱雑音
ねつ ざつおん

ブラウン運動
熱振動





























更新日:2024年 4月 3日


【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

ナイキスト周波数 (Wikipedia)
ナイキスト (Wikipedia)
標本化定理 (通信用語の基礎知識)
Multiple Sub-Nyquist Sampling Encoding (Wikipedia)
アンチエイリアス (Wikipedia)
標本化定理 (Wikipedia)