出典: Call Level Interface 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2013年3月20日 (水) 03:23 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Call Level Interface(CLI)とは、The Open Groupが開発したSQLベースのデータベース管理システムのためのデ・ファクト標準のAPIである。1990年代初めに開発され、C言語とCOBOLについてのみ定義された。Call Level Interface は C や COBOL のプログラムが DBMS に対して SQL クエリをどのように送り、返ってきたレコードセットをアプリケーションがどのように扱うべきかを一貫性を持って定義している。このインタフェースは The Open Group のオープン・アプリケーション標準である Common Application Environment の一部である。これは複数のベンダーが開発したプログラムが効率的に相互運用できることを目的としていた。SQL/CLI は、SQLデータベースにアクセスするための実装非依存の国際標準である。クライアント-サーバツール群はダイナミックリンクライブラリを通して容易にデータベースにアクセスでき、各種クライアント-サーバツールがサポートされている。 ・・・ |
出典: ODBC 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/11/15,URL: https://www.wdic.org/ Microsoftの提唱したデータベースアクセス用のAPIの名称。 [概要] データベース管理システム(DBMS)を問わず、共通のアプリケーション作成を実現するために開発されたもの。ODBCという枠組みの中でAPIを利用することで、DBMSが違っていてもある程度の汎用性を持たせることが可能となった。 [特徴] アプリケーションはデータベースのベンダーによって用意したODBCドライバーのAPIを使用し、SQLによってDBMSと対話する。 ODBCドライバーは適切なドライバーを使うことで、DBMSの違いを吸収することができる。 但し、数値の精度が悪いなど様々な問題があって、結局のところODBCは最良の選択とはなりえない。現実的問題を考慮してもRDBMSはOracle、SQL Server(Microsoft、SyBase)、Infomixの3つでほぼ独占状態なので、この3つをサポートしていれば需要は満たせる事になり、実は無理にODBCを使う必要はない。ODBCは、マイナーなRDBMS向けの接続保証というのが、正しい認識といえる。 |
出典: Open Database Connectivity 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年1月11日 (金) 08:12 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Open Database Connectivity (ODBC) は、関係データベース管理システム (RDBMS) にアクセスするための共通インタフェース (API)である。 データへのアクセスを統一化することを目的としており、たとえばクライアント/サーバ型ではないMicrosoft Accessの管理するデータベースファイル (MDB) や、そもそもRDBMSではないCSVファイルへのアクセスなども、それに対応するODBCドライバがあれば、他の一般的なデータベースへのアクセスするのと同様な方法で利用することが可能になる。 ODBCは、主にWindows上で利用されることが多いが、Linux、UNIXなどで利用されるケースもある。 [概要] 従来、データベースアプリケーションは、RDBMSベンダーが製品とともに配布するユーティリティや埋め込みSQLにより開発されてきたが、C言語上のAPIレベルで統一したインターフェイスとしてデータベースに接続するためのAPIをまとめたのが、マイクロソフトが1992年に発表した「ODBC」である。その後、ODBC3.0では、X/OpenコンソーシアムとISOで進められていた標準化にあわせることとなり、これは1995年に「SQL/CLI」としてSQL標準の一部となった。X/OpenとISOが進めていたSQL/CLIは、ODBCの有用性から業界標準となったODBCを標準規格化するための試みであり、それにマイクロソフトが同調した形で標準化がなされた経緯がある。そのため、ODBCもしくはSQL/CLIは多くのRDBMSでサポートされており、且つ、ODBCはほとんどの場合でSQL/CLIのスーパーセットとなっている。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ODBC | OLE DB Provider for ODBC |
óu díː bíː síː | RDBMS |
オウ ディー ビー スィー | データベース管理システム |
オ́ウ ディ́ー ビ́ー シィ́ー | 関係データベース管理システム |
オー ディー ビー シー | ADO |
オ́ー ディ́ー ビ́ー シ́ー | Java DataBase Connectivity |
・ | Java Database Connectivity |
Open DataBase Connectivity | JDBC |
óupən déitəbèis kənéktiviti | JDBCドライバ |
オウプン デイタァベイス カゥネクティヴィディー | Microsoft Data Access Components |
オウプン・デイタァベイス・カゥネクティヴィディー | Microsoft Database Access Components |
オ́ウプン・デ́イタァベ̀イス・カゥネ́クティヴィディー | Object Linking and Embedding DataBase |
オープン データベース コネクティビティー | OLE DB |
オープン・データベース・コネクティビティー | OLE DBプロバイダ |
オ́ープン・デ́ータベ̀ース・コネ́クティビティー | OLEDB |
・ | MDAC |
ODBC 1.0 | エムダック |
ODBC 2.0 | オー エル イー ディー ビー |
ODBC 2.5 | ジェー ディー ビー シー |
ODBC 3.0 | データベース・アクセス |
ODBC 3.5 | ・ |
ODBC 3.52 | Embedding |
ODBC 3.8 | embédiŋ |
ODBCドライバ | エンベディング |
・ | エンベ́ディング |
SQL/CLI | [名詞] |
Call Level Interface | 埋め込み |
組み込み | |
はめ込み | |
貼り付け | |
・ | |
Connectivity | |
kənéktiviti | |
カゥネクティヴィディー | |
カゥネ́クティヴィディー | |
コネクティビティー | |
コネ́クティビティー | |
[名詞] | |
接続性 | |
せつぞくせい | |
更新日:2024年 9月24日 |