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ICT用語同義語辞典COMPANY


【 「ソーダ石灰ガラス」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: アルミノケイ酸塩 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年1月3日 (木) 23:54 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 アルミノケイ酸塩(アルミノケイさんえん、aluminosilicate)はケイ酸塩中にあるケイ素原子の一部をアルミニウム原子に置き換えた構造を持つ化合物である。 ・・・
出典: 石英ガラス 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年12月4日 (水) 12:20 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 石英ガラス(せきえいガラス、英:Fused quartz )は石英 (SiO2) から作成されるガラスで、SiO2 純度が高いものをいう。溶融石英、溶融シリカ、シリカガラスなどとも呼ばれる。耐食性、耐熱性にすぐれ、非常に透明なことから、ビーカーやフラスコなど理化学用途や光ファイバーの材料などに幅広く用いられる。

[製造方法]
古典的手法
 古典的な製造法としては、石英や水晶の粉末を2,000℃以上で溶融、冷却しガラス化する方法がある。しかし、この方法で作られた石英ガラスは不純物が多い。
化学気相蒸着(CVD)法
 純度の高い石英ガラスを必要とする場合は、四塩化ケイ素 (SiCl4) の気体から化学気相蒸着 (CVD) によって製造する。例えば光ファイバーを製造する場合には、B(ホウ素)などを添加して屈折率が低くなるように調整した石英ガラスのチューブを用意し、その内側に前述の方法で SiO2 を析出させて作製する。
ゾル-ゲル法
 ・・・
出典: ガラス 【英語名】 glass 『光技術用語解説 ウシオ電機株式会社』 引用年月日 2020年 3月日 JST URL:https://www.ushio.co.jp/jp/technology/glossary/

解説
 ガラスとは、原子配列が不規則であり、ガラス転移現象を示す固体のこと。
 一般的な特徴としては、透光性が良い、絶縁物、耐食性が良い、曲がらない、堅くてもろい、組成が変えられる、形が自由になるなどがある。
 ※実用化されているガラスのほとんどは酸化物ガラスである。

<酸化物ガラスの代表的な種類>

石英ガラス
 二酸化珪素(SiO2)を主成分とするガラスで、通常のガラスに比べ、SiO2 純度が高いものをいう。
 →石英ガラスを参照。
 特長としては、透光性が良い、耐熱性が良い、耐薬品性がよい、不純物が少ない、などがある。用途には、照明用、光学用、理化学用、半導体工業用、液晶用、光ファイバ用などがある。

ソーダ石灰ガラス
 Na2O/CaO/SiO2を主成分とし、硬く、軽い、成型容易、化学的耐久性に優れている、原料入手容易、安価などの特長を持ち、板ガラス、瓶ガラス等で広く使われる。
 一般にガラスの化学的耐久性を悪くし、熱膨張係数を大きくする成分は、酸化リチウム、酸化ナトリウム、酸化カリウムなどのアルカリ成分であり、これらをホウ酸やアルミナで置換するなどで改善している。

ホウケイ酸ガラス
 B2O3/SiO2を主成分としたガラスをホウケイ酸ガラス(bolosilicate glass )と呼ぶ。ほぼ380nmから2000nmまでの波長の光を透過し、耐熱性を持ち、屈折率が約1.5程度のガラス。
 普通のソーダライムガラスより熱膨張率が小さく、耐熱ガラスとして用いられ、ビーカーなどの理化学用器具、耐熱食器、医薬品アンプルガラス、電子管金属熔着ガラス、液晶テレビのバックライト用冷陰極蛍光ランプなどに使われる。

パイレックス
 1915年に米国コーニング社が開発したコード番号7740のホウケイ酸ガラスであり、科学的耐久性が高く、熱膨張率が低いことに特長があり、理化学ガラスの代表的存在となっている。耐熱食器などにも使われ一般にもなじみが深い。

無アルカルアルミノホウケイ酸ガラス
 ホウケイ酸ガラスにアルミナ(Al2O3)を加え、アルカリ金属を除いたもの。
 液晶パネルの基板ガラスに使 われている。

高ケイ酸ガラス
 ホウケイ酸ガラス(主成分:B2O3/SiO2)からB2O3を除去するなどして作る。1934年に米国コーニング社はこの高ケイ酸ガラス(96% SiO2)を開発し、1934年にバイコールガラス(vycor glass)の名前で発売した。
 石英ガラスに近い熱膨張係数を持ち、理化学用や自動車の前照灯、着色H4ハロゲンランプ(自動車用品市場で扱われる)などに使われている。

アルミノケイ酸塩ガラス
 Al2O3/SiO2を主成分としたガラス。
 高い軟化温度を持ち、高圧水銀ランプ(高圧UVランプ)、ハロゲン電球、高負荷電子管、フォトマスク、PDPテレビなどに使われる。

鉛ガラス
 K2O/PbO/SiO2としたガラス。
 特徴として、軟く重い、屈折率が高く、また透明度も高いなどがある。
 クリスタルガラスとして装飾品や高級食器に、高屈折率、高分散用の光学ガラスとして各種レンズに使われる。また放射線遮蔽ガラスとしてブラウン管ファンネルにも使われる。

【ソーダ石灰ガラスの同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
glass Fuse
glǽs fjúːz
グラゥェス フィユーズ
グラゥェ́ス フィユ́ーズ
ガラス ヒューズ
ガラ́ス ヒュ́ーズ
[名詞] [名詞]
ガラス ヒューズ
ガラス製品 [他動詞]
ガラスせいひん ~を溶かす
窓ガラス ~を溶解する
ヒューズが切れる
石英ガラス [自動詞]
Fused quartz 溶ける
fjuzd kwɔ́rts 溶解する
フィユーズトゥ クゥォーツ
フィユーズトゥ・クゥォーツ Fused
フィユーズトゥ・クゥォ́ーツ fjuːzd
フューズド クォーツ フィユーズトゥ
フューズド・クォーツ フューズド
フューズド・クォ́ーツ [形容詞]
溶融石英 溶かした
ようゆう せきえい とかした
溶融シリカ 溶融した
ようゆうシリカ ようゆうした
シリカ・ガラス 融解した
シリカガラス 融合した
ソーダ石灰ガラス quartz
ソーダせっかいガラス kwɔ́rts
ホウケイ酸ガラス クゥォーツ
パイレックス クゥォ́ーツ
無アルカルアルミノホウケイ酸ガラス クォーツ
高ケイ酸ガラス クォ́ーツ
アルミノケイ酸塩ガラス [名詞]
鉛ガラス 石英
なまりガラス 石英ガラス

水晶硝子





更新日:2024年 4月12日


【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

アルミノケイ酸塩 (Wikipedia)
石英ガラス (Wikipedia)
ガラス (ウシオ電機株式会社)