出典: 色深度 トゥルーカラー(24ビット) 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年6月29日 (木) 14:51 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/
トゥルーカラーはおよそ1677万(=224)もの色を表現できる。これは人間の眼で区別できる色数のほぼ限界と言われているが、グレイスケール画像への変換(トゥルーカラーではグレイスケールは256階調)をしたり、計算によってコンピュータグラフィックスを生成した場合には、アナログ画像に比べて限界があることがわかる。24ビットのトゥルーカラーはRGBそれぞれを8ビットで表す。従って各色要素は256階調の輝度で表され、全体では16,777,216色を表現できる。3種類のグレイスケール画像A, B, Cに異なる順序でR、G、Bを割り当てて合成したカラー画像群単にパレットやカラーマップを使わずにRGBデータを表示できるモードをトゥルーカラー(true color)と呼ぶこともある(つまりダイレクトカラーと同義で、擬似カラー(pseudo color)の対義語)。32ビットトゥルーカラーと呼ばれるものは、4,294,967,296(=232)色を表現できるわけではない。実際には24ビットのトゥルーカラーであり、残りの8ビットには何も格納されないか、アルファチャンネルに使用される。現在のコンピュータは一般に24ビット単位よりも32ビット単位でデータを扱うのが得意であるため、32ビットでピクセルデータを保持するようにしているのである。格納順序はRGBの場合とBGRの場合がある。トゥルーカラーに代表されるRGBカラーモデルでは、RGB色空間の外の色域にある色を表現できない。 ・・・ |