出典: Adobe-Japan1 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年3月11日 (水) 15:52 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/<br><br> Adobe-Japan1(アドビジャパンワン、略称: AJ1, A-J1)は、アドビが定めた日本語の文字コレクション(文字集合)で、フォントメーカー各社の製品が準拠するDTP市場のデファクトスタンダードとなっている。2019年時点で八つの追補があり、最新版のAdobe-Japan1-7は、2万3060グリフ(字形、文字)を収録する。収録する全ての文字にCID(Character IDentifier, Character ID)と呼ばれる一連の識別番号を振る。<br><br>[文字コレクション]<br> 文字コレクション(character collection)は、CIDと文字の標準化されたセットを指し、言語・書記体系(用字系)ごとに定義される。モリサワフォント用語集によると「文字セットとほぼ同義」だが、「公的な規格としてよりは、プライベートな規格を指していうことが多いよう」だとされる。文字コレクションには「登録者-配列(-追補番号)」の形式で名前が付けられる。Adobe-Japan1-7の場合、Adobeが登録者、Japan1が配列、7が追補番号を示す。 ・・・ |
出典: Adobe-Japan1 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2010/05/11,URL: https://www.wdic.org/<br><br> Adobe Systemsが定める日本語の文字集合仕様。<br><br>[概要]<br> 日本語表記に用いる文字のグリフを集め、各グリフを識別するためのCIDという認識番号を付けたもの。CIDは16ビットの番号である。<br> 公的な規格ではなく、私企業の定めた文字集合に過ぎないが、フォント業界などで大きな影響力を持っている。<br> かつてはAdobe-Japan2もあったが、Adobe-Japan1に統合される形で廃止された。<br><br>[特徴]<br>バージョン<br> Adobe-Japan1には現在、Adobe-Japan1-0からAdobe-Japan1-6までの文字コレクション(バージョン)が存在し、次の文字数が収容されている。<br> ● Adobe-Japan1-0 ‐ 8,284<br> ● Adobe-Japan1-1 ‐ 8,359<br> ● Adobe-Japan1-2 ‐ 8,720<br> ● Adobe-Japan1-3 ‐ 9,354<br> ● Adobe-Japan1-4 ‐ 15,444<br> ● Adobe-Japan1-5 ‐ 20,317<br> ● Adobe-Japan1-6 ‐ 23,058<br> 将来的に、Adobe-Japan1-7も予定されている。<br>版ごとの差異<br> ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Adobe-Japan1 | CID |
AJ1 | Character IDentifier |
A-J1 | kǽrəktər aidéntifàiər |
ədə́ubi dʒəpǽn wʌ́n | キャェラゥクタゥァー アイデンテファイアゥァー |
アゥドウビ ジャゥパェン ウァン | キャェラゥクタゥァー・アイデンテファイアゥァー |
アゥドウビ・ジャゥパェン・ウァン | キャェ́ラゥクタゥァー・アイデ́ンテファ̀イアゥァー |
アゥド́ウビ・ジャゥパェ́ン・ウァ́ン | キャラクター アイデンテファイアー |
アドビ ジャパン ワン | キャラクター・アイデンテファイアー |
アドビ・ジャパン・ワン | キャ́ラクター・アイデ́ンテファ̀イアー |
アド́ビ・ジャパ́ン・ワ́ン | Character ID |
アドビ ジャパン いち | 文字コレクション |
Adobe-Japan1-0 | 文字集合 |
Adobe-Japan1-1 | もじしゅうごう |
Adobe-Japan1-2 | |
Adobe-Japan1-3 | |
Adobe-Japan1-4 | |
Adobe-Japan1-5 | |
Adobe-Japan1-6 | |
Adobe-Japan1-7 | |
更新日:2023年11月28日 |