出典: IP over Ethernet 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/11/17,URL: https://www.wdic.org/ IPでの通信をEthernet上で伝送するもの。略してIPoEとも。RFC 894で規定されている。 [概要] 現在使われているLANは、一般にIPv4/IPv6をEthernet上で使う、つまりこのIP over Ethernetである。広く普及していることもあり、意識されることもなく、あえてIP over Ethernetなどということも殆どない。ただ、ADSLはじめxDSLの場合はデータリンク層(レイヤー2)にATMを使用するのが一般的であり、IP/PPP/Ethernet/ATMという階層構造のPPP over Ethernet(PPPoE)が使われるため、この分野では区別のためにIP over Ethernetという語を使うことがある。 [特徴] LAN内では、IPの下はすぐにEthernetとなるIP over Ethernetが一般的だが、外部(インターネット)との通信の場合は、若干異なる。上述のようにPPPoEを使用するのが一般的だが、もう一つ、IP over EthernetのフレームをそのままAAL5でカプセル化する方法がある。この方法はMultiprotocol over ATMと呼ばれRFC 2684で規定されており、上位がIPであるこの場合はIP over ATMともいう。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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IPoE | |
ái píː óu íː | |
アイ ピー オウ イー | |
アイ ピー オー イー | |
IP over Ethernet | |
ái píː òʊvɚ í:θənèt | |
アイ ピー オウヴァー イーサゥネットゥ | |
アイ ピー・オウヴァー・イーサゥネットゥ | |
アイ ピー オーバー イーサネット | |
アイ ピー・オーバー・イーサネット | |
A Standard for the Transmission of IP Datagrams over Ethernet Networks | |
Ether ネットワーク上での IP データグラム伝送に関する標準 | |
RFC 894 | |
更新日:2022年 5月19日 |