出典: ATA 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2012/03/07,URL: https://www.wdic.org ハードディスクドライブなどを接続するためのインターフェイスの規格の一つ。 [概要] 1986(昭和61)年にCompaqとConner Peripherals(後にSeagate Technologyが買収)により開発された、IDEと呼ばれる仕様に由来する。これは、当時主流だったST-506や、その高速版であるESDIに対しレジスターレベルで互換性を持たせたまま、インテリジェント化したものであった。利便性が良かったことから、ハードディスクドライブメーカーが1989(平成元)年、これを共通仕様「ATA」とした。これが1994(平成6)年にANSI X3.221-1994として標準化され、以降は主流となった。主としてPC/AT互換機で使われるが、この技術は後期のNEC PC-9800シリーズでも使われている。 [IDE] ATAの元となった仕様である。この仕様は、ATA-1として公式なものとなった。 [E-IDE] IDEを拡張した仕様である。PC/AT互換機のBIOSでは、様々な事情により528Mバイト(504Miバイト)までしか対応できなかった。この対策を含めた拡張仕様がE-IDEである。これは、様々なベンダーの独自拡張をまとめたデファクトスタンダードであり、標準規格ではない。公式な仕様としては、ATA-2に対応する。E-IDEの特徴は、次のようなものがある。 [ATAP] IDEは元々ハードディスクドライブの接続しか想定していなかった。そこで、それ以外のデバイスに対してはSCSIのようなパケット形式のコマンドを用いることにより、様々なデバイスに対応可能とした。この仕様がATAPIである。この仕様は当初はSFF-8020、後にINF-8020と呼ばれ、ATAとは異なる独自の規格であったが、ATA/ATAPI-4からATA規格と統合された。 ・・・ |
出典: Advanced Technology Attachment 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年11月15日 (火) 14:13 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Advanced Technology Attachment(アドバンスド テクノロジー アタッチメント、略号: ATA)は、パーソナルコンピュータ (PC) とハードディスク (HDD) 間のインタフェースのひとつである。1989年に制定され、1990年代に主流となっていた。 [歴史] IDE:PC/ATのハードディスクインタフェースは、当初ST-506、次いでST-506を高速化したESDIやSCSI等が使用されていたが、次第にST-506をインテリジェント化(ドライブとコントローラを統合)した1986年にコンパックとコナー・ペリフェラルが開発したIDE (Integrated Drive Electronics) が大勢を占めるようになった。 EIDE:EIDE (Enhanced IDE) とは、一般にIDE HDDの504MBの壁を超えるための規格として認識されているが、実際は以下のようなさまざまな拡張規格の総称である。ウェスタン・デジタルが提唱した。 ATAPI:ATA Packet Interfaceの略で、日本語では「アタピー」と発声することが多い。 HDDなどの非ATAPIのATAデバイスでの通信のデータに相当する部分にSCSIと同等のパケット形式のコマンドを発行することにより、ATAコマンドより多くのコマンド種が必要なCD-ROMのようなHDD以外のデバイスの接続を可能とした規格。 ・・・ |
出典: Advanced Technology Attachment 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年8月18日 (土) 00:14 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Advanced Technology Attachment(アドバンスド テクノロジー アタッチメント、略号: ATA)は、パーソナルコンピュータ (PC) とハードディスク (HDD) 間のインタフェースのひとつである。1989年に制定され、1990年代に主流となっていた。 [ATAPI] ATA Packet Interfaceの略で、日本語では「アタピー」と発声することが多い。 HDDなどの非ATAPIのATAデバイスでの通信のデータに相当する部分にSCSIと同等のパケット形式のコマンドを発行することにより、ATAコマンドより多くのコマンド種が必要なCD-ROMのようなHDD以外のデバイスの接続を可能とした規格。一般には、CD-ROM等をサポートしたIDEとして認識されている。当初SFF-8020という規格だったが、ATA/ATAPI-4でATA規格に統合された。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ATA | 48bit LBA |
éi tíː éi | AT bus Attachment |
エー ティー エー | BigDrive |
Advanced Technology Attachment | EIDE |
ədvǽnst teknάlədʒi ətǽtʃmənt | IDE |
アェドゥヴァェンストゥ テクナラゥジィー アタッチメントゥ | NCITS T13 |
アェドゥヴァェンストゥ・テクナラゥジィー・アタッチメントゥ | ST-506 |
アドバーンスト テクノロジー アタッチメント | UATA |
アドバーンスト・テクノロジー・アタッチメント | Ultra ATA |
AT Attachment | ・ |
アタ | advanced |
AT Attachment interface | ədvǽnst |
ATA/ATAPI-4 | アェドゥヴァェンストゥ |
ATA/ATAPI-5 | アェドゥヴァェ́ンストゥ |
ATA/ATAPI-6 | アドバンスト |
ATA/ATAPI-7 | アドバーンスト |
ATA/ATAPI-8 | アドバ́ーンスド |
ATA-1 | [形容詞] |
ATA-2 | 高度な |
ATA-3 | 先進的な |
ATA規格 | 上級の |
Parallel ATA | 高機能の |
PATA | 高等の |
パラレルATA | ・ |
パラレル方式ATA | Attachment |
ピーアタ | ətǽtʃmənt |
アゥタェッチメントゥ | |
アゥタェッ́チメントゥ | |
アタッチメント | |
アタッ́チメント | |
[名詞] | |
付属装置 | |
取付 | |
接続 | |
留め具 | |
取り付け具 | |
付属品 | |
添付品 | |
e-mailの添付ファイル | |
更新日:2022年11月21日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ATAPI | advanced |
Advanced Technology Attachment Packet Interface | ədvǽnst |
ədvǽnst teknάlədʒi ətǽtʃmənt pǽkət ìntərféis | アェドゥヴァェンストゥ |
アェドゥヴァェンストゥ テクナラゥジー アタッチメントゥ パキットゥ インタゥーフェイス | アェドゥヴァェ́ンストゥ |
アェドゥヴァェンストゥ・テクナラゥジー・アタッチメントゥ・パキットゥ・インタゥーフェイス | アドバーンスト |
アドバーンスト テクノロジー アタッチメント パケット インターフェース | アドバ́ーンスド |
アドバンースト・テクノロジー・アタッチメント・パケット・インターフェース | アドバンスト |
AT Attachment Packet Interface | [形容詞] |
ATA Packet Interface | 高度な |
ATA/ATAPI-4 | 先進的な |
ATA/ATAPI-5 | 上級の |
ATA/ATAPI-6 | 高機能の |
ATA/ATAPI-7 | 高等の |
ATA/ATAPI-8 | ・ |
ATA-8 | Attachment |
SFF-8020 | ətǽtʃmənt |
アタピ | アゥタェッチメントゥ |
アタピー | アゥタェッ́チメントゥ |
・ | アタッチメント |
アタッ́チメント | |
[名詞] | |
付属品 | |
付属装置 | |
添付品 | |
取付 | |
接続 | |
留め具 | |
取り付け具 | |
e-mailの添付ファイル | |
・ | |
Packet | |
pǽkət | |
パェキットゥ | |
【 以下関連語 】 | パケット |
Advanced Technology Attachment | [名詞] |
ATA | 小包 |
E-IDE | 小荷物 |
EIDE | ネットワークで送るデータを分割した単位 |
IDE | |
・ | |
更新日:2023年 1月 6日 |