出典: カットスルー交換 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年6月17日 (土) 20:18 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ カットスルー交換(英: Cut-through switching)とは、パケット通信網の交換方法の一種であり、パケット全体を受信し終わる前に、送信先アドレスを解析すると同時に転送を開始する手法である。これにより交換装置におけるレイテンシを低減するが、信頼性は低下する。 イーサネットのようなパケット交換網では、純粋なカットスルー交換が行われるのは、交換装置に入ってくる速度よりも出て行く速度が遅い(あるいは等しい)場合に限られる。 カットスルー・ルーティングが普通に行われない主な理由は、バックログのキューイングのためである。 カットスルー・ルーティングはATMネットワークを使ったIPネットワークの重要な機能の一つとなっている。これによりATMネットワークのエッジ・ルーターではセル交換方式を採用し、低レイテンシを実現している。リンク自体が高速であれば、そもそもレイテンシも小さくなるので、これは問題ではなくなる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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カットスルー | |
cut-through | |
kʌ́t θruː | |
カットゥスゥルー | |
カットスルー方式 | |
Cut-through switching | |
kʌ́t θruː swítʃiŋ | |
カットゥスゥルー スウィチング | |
カットゥスゥルー・スウィチング | |
カットスルー スイッチング | |
カットスルー・スイッチング | |
カットスルー交換 | |
更新日:2023年 7月11日 |