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ICT用語の意味と同義語

【 「Debian GNU/Linux母体Linuxディストリビューション」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: Ubuntu 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年5月29日 (土) 12:06 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 Ubuntu(ウブントゥ、[ʊˈbʊntuː])はDebian GNU/Linuxを母体としたオペレーティングシステム(OS)である。Linuxディストリビューションの1つであり、フリーソフトウェアとして提供されている。概念はディストリビューションも参照。カノニカルから支援を受けて開発されている。開発目標は「誰にでも使いやすい最新かつ安定したOS」を提供することである。

[特徴]
 Ubuntuは使いやすさを重要視している。例えばアプリケーションの観点では、標準的なシステムツールに加えて写真編集ツールのShotwell、オフィススイートのLibreOffice、インターネットブラウザであるMozilla Firefox、メッセンジャEmpathy等が標準で組込まれている。数独やチェスなどのカードゲームやパズルゲームも同梱されている。セキュリティの観点では、特にLinux入門者を考慮し全権限を持つrootでのログインは標準では無効になっておりsudoを利用する。また最初からすべてのポートを閉じている。アクセシビリティと国際化にも力をいれており、5.04からはUTF-8が標準の文字コードとなった。名称は南アフリカのズールー語の言葉で「他者への思いやり」を意味する。カノニカルの創業者は南アフリカ生まれでイギリス市民権を持つマーク・シャトルワースである。 ・・・
出典: Ubuntu [読み] ウブントゥ 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/11/10,URL: https://www.wdic.org/

 Linuxディストリビューションの一つ。Debian系ディストリビューションに属し、そしてUbuntu系ディストリビューショングループの代表である。

[概要]
 2004(平成16)年に、Debian GNU/Linuxから派生して誕生した。
 これを著している現在、急激に人気が高まっているディストリビューションである。
 インストールCDから簡単にインストールできるほか、CDからそのまま起動することも可能。そして、導入後、面倒なことをしなくてもすぐに使える簡潔な点が人気と見られる。
 LANはもちろん、無線LANまで無設定で動作し、サスペンド機能も設定不要。メディアプレイヤーでmp3など様々なものを再生可能で、更には(法的には恐らくアウトだが)DVD再生も対応する。
 また、元がDebian GNU/Linuxだけに、パッケージの数も異常なほどあり、様々な用途に使うことができる。

[特徴]
Unity
 標準のGUIはGNOMEである。その他、Ubuntu 11.10時点で含まれるUIは、KDE、Xfce、LXDE、GNOME Shellがあり、他のものを使用することもできる。
 シェルインターフェイスは、Ubuntu 11.04以降はUnityが標準となり、GNOME標準である従来のGNOMEパネルを置き換えた。Unityはハイスペックマシン向けのUIで、OpenGLを使用する。
 低スペックマシン向けには、Qtフレームワークを使うUnity 2Dが用意されている。
種類
 もともと、標準のUbuntuのデスクトップはGNOMEだったため、これをKDEに変えたKubuntu、Xfceに変えたXubuntuなどのディストリビューションもある。
 個性的な非公式ディストリビューションも数多くあるが、「Ichthux」や「Ubuntu Christian Edition」などクリスチャン向けなるものも存在する。 ・・・
出典: Debian GNU/Linux 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2011/06/17,URL: https://www.wdic.org

Linuxディストリビューションの一つ。Debian系ディストリビューショングループの代表である。

[概要]
 Debian Projectにより開発されているディストリビューションで、パッケージ管理システムAPTを特徴とする。Debian自体はGNUライセンス(GPL)ではないが、OSの基本ツールの殆どがGNUプロジェクトに由来しているため、GNU/Linuxと名づけられている。

[特徴]
パッケージ
 無尽蔵にパッケージをつぎこむ貪欲な開発を行なうため、正式な配布(Debian 2.2/potato)においてはCD-ROM 3枚という巨大ぶり(ソースは別)であった。
 この問題に対処すべく、UNIX USER 2001年5月号(2001(平成13)年4月7日発売)において、遂にDVD-ROMによるインストールメディアを雑誌に添付するという偉業を成し遂げた。もちろんブータブルであり、そのままインストールできる。
関連ディストリビューション
 関連するディストリビューションを含め、これらを「Debian系」または「DEB系」という。
現行品
 ● Debian GNU/Linux: パッケージ管理システムAPTを特徴とするLinux
  ・ ARMA aka Omoikane GNU/Linux: 日本のオモイカネ社の製品
  ・ Damn Small Linux: Knoppixをベースに、極限まで小型化したディストリビューション
  ・ DemoLinux: Debianパッケージを元に開発され、CD起動を可能としたもの
  ・ Kanotix: Debianパッケージを元に開発され、CD起動を可能としたもの
  ・ Knoppix: Debianパッケージを元に開発され、CDのみで動作可能なもの
  ・ MEPIS Linux: 最もインストールが簡単なDebianと言われている
  ・ Regret Linux: Knoppixをベースに音楽制作に特化した、日本の1CD Linux
  ・ sidux: DebianベースのCD起動対応Linux。Kanotixの後継と言われている
  ・ Ubuntu: Debianの派生の代表例
  ・ Xandros: デスクトップLinux。Windows風(?)GUIを搭載し、Eee PCでも採用
  ・ Xenoppix: KnoppixにXenを搭載した、日本のLinux
  ・ 巫女 GNYO/Linux: CD起動に対応した、日本のLinux
開発終了品
 ・・・


【 「Debian GNU/Linux母体Linuxディストリビューション」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: Linux [読み] リヌクス,リナックス [発音] línəks 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/03/01,URL: https://www.wdic.org/

 フィンランドのリヌース・トーヴァルト(Linus Benedict Torvalds)を開発リーダーとして作られているUNIX互換オペレーティングシステム(OS)の一つ。フリーソフトウェアとして作られたPC UNIX中で、最も成功したOSである。

[情報]
 ● 使用途 ‐ オペレーティングシステム
 ● カーネル
  ・ 系統 ‐ UNIX互換
  ・ 種別 ‐ モノリシックカーネル
 ● 開発者 ‐ Linus Torvalds
 ● 採用技術
  ・ アップデート ‐ (未定義)
  ・ パッケージ ‐ (未定義)
  ・ UI ‐ (未定義)
 ● ライセンス ‐ GPL
[概要]
由来
 当時フィンランドのヘルシンキ大学に在籍していたリヌースにより、MINIX風のフリーなオープンソースOSとして作られた。
 MINIXというのは、かつてアンドリュー・タネンバウム(Andrew Stuart Tanenbaum)が学生の教材用として作ったOSで、これはPC/AT互換で動作する16ビットOSである。LinusはMINIXを参考に、386マシンで動作する本格的な32ビットOSを作ることを思い立ったのである。
 この由来により、元々Linuxはパソコン用のOSであり、移植性なども全く考慮されていなかった。多くの尽力により改良が進み、旧DECのAlphaやSun MicrosystemsのSPARCなどのワークステーション機、更にはApple ComputerのPower MacやシャープのZaurus、ソニーのPlayStation2などなど、様々な環境に移植されている。
 Linuxの開発開始は1991(平成3)年4月で、最初のバージョン0.01(linux-0.01.tar.Z)は1991(平成3)年9月に公開された。
 Linuxの初のアナウンスは、1991(平成3)年10月5日にcomp.os.minixにて行なわれたもので、この呼びかけに多くのプログラマーが応え、現在のような優れたOSが作り上げられてゆくことになる。
名前
 「Linux」の名の由来は三説あり、はっきりしない。
 ● Linus Torvald's UNIX
 ● Linus's MINIX
 ● Linux Is Not Unix ・・・
出典: Linux 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年5月30日 (日) 08:07 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 Linux(リナックス、他の読みは後述)とは、狭義にはUnix系オペレーティングシステムカーネルであるLinuxカーネルを指し、広義にはそれをカーネルとして周辺を整備したシステム全体のことをいう(GNU/Linuxシステムも参照)。

[概要]
 Linuxは、狭義にはLinuxカーネル、広義にはそれをカーネルとして用いたオペレーティングシステムを指す。LinuxはUnix系(英: Unix like、Unixライク)オペレーティングシステム (OS) の1つとされる。カタカナでは「リナックス」と表記されることが多い。Linuxは、スーパーコンピュータ・メインフレーム・サーバ・パーソナルコンピュータ・組み込みシステム(携帯電話やテレビなど)など、幅広い種類のハードウェアで使用されている。 ・・・ デスクトップやサーバ用のLinuxは、Linuxディストリビューションという形でパッケージ化されて配布されている。有名なLinuxディストリビューションとしては、Debian(とその派生であるUbuntu、Linux Mint)、Red Hat Linux(とその派生であるFedora、Red Hat Enterprise Linux、CentOS)、Mandriva Linux/Mageia、openSUSE、Arch Linuxなどがある。各Linuxディストリビューションは、Linuxカーネル、システムソフトウェア、ライブラリ等、巨大なコンパイル済のアプリケーション群を含んでいる。



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

Debian GNU/Linux (通信用語の基礎知識)
Linux (通信用語の基礎知識)
Linux (Wikipedia)
Ubuntu (通信用語の基礎知識)
Ubuntu (Wikipedia)



【 Debian GNU/Linux母体Linuxディストリビューション の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
Linux DebianベースLinuxディストリビューション
ĺinəks
リィニィックス Linux Mint
リィ́ニィックス ĺinəks mínt
リィニックス リィニィックス・ミント
リィ́ニックス リィ́ニィックス・ミ́ントゥ
リナックス リナックス・ミント
リ́ナックス リ́ナックス・ミ́ント
リヌックス Ubuntu/Debian母体Linuxディストリビューション
リヌクス
láinʌks Red Hat Linux
ライナックス réd hǽt láinʌks
ラ́イナックス レッドゥ ハァッツゥ・リィニィックス
GNU/Linux レッ́ドゥ ハァッ́ツゥ・リィ́ニィックス
Linuxディストリビューション レッド ハット・リナックス
レッ́ド ハッ́ト・リ́ナックス
Debian レッドハット・リナックス
débiən Red hat Enterprise Linux
デビアゥン réd hǽt éntərpràiz láinʌks
デ̀ビアゥン レッドゥ ハァッツゥ・エンタゥープライズ・リィニィックス
デビアン レッ́ドゥ ハァッ́ツゥ・エ́ンタゥープライズ・リィ́ニィックス
デ̀ビアン レッド ハット・エンタープライズ・リナックス
Debian GNU/Linux レッ́ド ハッ́ト・エ́ンタープライズ・リ́ナックス
RHEL
Ubuntu レハル
ubúntu
ウブーントゥー Fedora
ウブ́ーントゥー fidɔ́rə
ウブントゥー フィェドゥーラ
ウブ́ントゥー フィェドゥ́ーラ
ウブントゥ フェドラ
ウブ́ントゥ フェド́ラ
Debian GNU/Linux母体Linuxディストリビューション Red hat Linux系Linuxディストリビューション
KNOPPIX 【 以下関連語 】
nɑ́ːpìks Linus B.Torvalds
クノーピックス リーナス・トーバルズ
クノ́ーピッ̀クス Unix系OS
クノーピクス Linuxカーネル
クノ́ーピ̀クス UNIX互換OS

更新日:2024年 3月30日




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