出典: DVI [外語] Digital Visual Interface 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2011/12/05,URL: https://www.wdic.org/ 液晶ディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ(FPD)用接続インターフェイス規格の一つ。 [概要] 由来 DDWG(Digital Display Working Group)が1999(平成11)年4月に策定した。DDWG(Digital Display Working Group)が1999(平成11)年4月に策定した。DDWGには、Intel、Silicon Image、Compaq、富士通、Hewlett-Packard、IBM、NECなどが参加している。DDWGには、Intel、Silicon Image、Compaq、富士通、Hewlett-Packard、IBM、NECなどが参加している。 技術 米Silicon Imageが開発したシリアル伝送方式TMDSを採用し、RGBの三対のデータラインを二組用意し併用可能とすることで、高解像度や高リフレッシュレートに必要な高いバンド幅を確保した。 コネクター(DVI端子)には独特の形状が特徴となるMolexのMicroCrossを使用し、8×3列のディジタル出力用24ピン端子と5ピンのアナログビデオ端子を備え、同じコネクターでディジタル・アナログの両方に対応することが可能なようになっている。 [特徴] 仕様 DVIの標準コネクターでは、2系統までのリンクに対応している。 DVIのTMDS方式では、シールド線を除くと、2本1対、3対1組として通信をしている。 この通常のシングルリンク時は、165MHzまでに対応し、UXGA解像度(1600×1200ドット)・24ビットカラーの伝送までに対応する。 これを超える解像度が必要な場合はデュアルリンクが必要となる。デュアルリンク時には、実質倍速の330MHzに対応する。 種類 DVI端子とも呼ばれ、ディジタル(D)とアナログ(A)の組み合わせで、次の三種類が存在する。 ● DVI-D (ディジタル) ● DVI-A (アナログ) ● DVI-I (ディジタル+アナログ) ・・・ |
出典: HDCP 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2013/10/02,URL: https://www.wdic.org/ ディジタル放送コンテンツの不正コピーや不正な取り出し、不正な改竄などを防ぐプロトコル。DVIやHDMIで採用されている。 [概要] 著作権で保護されたコンテンツに対する違法なアクセスを防ぐことを目的に、映像機器とディスプレイ間のディジタルインターフェイスで用いられる暗号化プロトコルである。HDCPは、次の二つの装置間で、情報の伝送を保護するための機構を提供する。HDCP Transmitter(HDCP送信機)と呼ばれる、HDCPで保護されたインターフェイスから暗号化コンテンツを送信する装置HDCP Receiver(HDCP受信機)と呼ばれる、HDCPで保護されたインターフェイス上にてコンテンツを受信し復号する装置ただし、HDCPの暗号化に使われるマスターキーは2010(平成22)年9月の時点で漏洩しており、暗号化は既に骨抜きの状態である。 ・・・ [特徴] バージョン ● HDCP 1.x ● HDCP 1.0 ‐ DVI用 ● HDCP 1.1 ‐ HDMI対応 ● HDCP 1.3 ‐ DisplayPort対応 ● HDCP 2.x ‐ ハードウェアインターフェイスから独立したプロトコルとなった ● HDCP 2.0 ‐ 有線/無線、圧縮/非圧縮を問わない規格となる ● HDCP 2.2 ‐ 4K2K対応 ・・・ |
出典: 平衡接続 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2022年3月30日 (水) 12:59 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 平衡接続(へいこうせつぞく、balanced line)とは、音響・有線通信回線で、等長、等間隔の2本の電線を利用して電気信号を送る方法で、1本の線に元の信号を、もう1本の線に位相を反転させた(逆位相の)信号を送る(信号が平衡関係にある状態)こと。 差動信号 (differential signaling) ともいう。 2本の電線はどちらも接地されない。耐ノイズ性能が高い伝送方式である。 [コンピュータにおける平衡接続] 基本的な考え方は電話・音響機器などアナログ回路と変わらないが、2値を取る信号の場合は電流の方向を検出することによって実現されている。これには、ノイズの電圧は高いがそれによって生じる電流は小さいと言う特徴から電流の検出で信号を伝達することによりノイズ耐性が高まるなどの利点がある。シングルエンド(不平衡接続)に比べ信号の誤り率が低減されることから、高速な伝送速度が求められる用途で用いられる。これらの分野では差動信号の名で呼ぶことも多い。下記の規格は平衡接続使用が規定されている。 ● HyperTransport ● IEEE 1394、FireWire、i.LINK ● RapidIO ● Digital Visual Interface(DVI) ● High-Definition Multimedia Interface(HDMI) ・・・ |
出典: Digital Visual Interface 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2021年5月20日 (木) 10:30 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Digital Visual Interface(デジタル ビジュアル インターフェース、DVI:ディー ブイ アイ)は、ディスプレイ装置(液晶ディスプレイやプロジェクタなど)における、映像入出力インタフェースの標準規格である。HDMIが登場する以前においては、唯一のデジタルディスプレイ規格であった。HDMIは、DVIと部分的に互換性がある。 DVIは、シリアルインターフェイスの一種であり、ディスプレイに無圧縮のデジタルビデオデータを送ることにより、完全にノイズレスでドットバイドットとなる表示を可能にしている。 アナログVGAからの移行が想定されていたため、DVI規格のコネクタを通してVGAの映像信号を扱うことができるよう設計されているが、兼用できるかどうかは機器によって異なり、対応状況に応じてコネクタの形状も異なっている場合があるため、ケーブルの使いまわし等においては注意が必要である。DVIは、4Kや8Kには対応していない。 [技術概要] DVIで用いられているデータフォーマットは、半導体製品メーカーであるSillicon Image社が提唱したPanelLinkというシリアル通信フォーマットを元にしている。PanelLinkを元にTransition Minimized Differential Signaling (TMDS) として標準化された規格が既にあり、これがDVI規格に内包された。伝送路は4つのツイストペアケーブル(赤、緑、青、クロック)で構成され、1ピクセル当たり24ビット(フルカラー)を伝送する。この伝送路をTMDSリンクと言う。 信号タイミングはアナログ映像信号の垂直同期および水平同期とほとんど正確に合うようになっている。デジタル映像データは、アナログ映像信号の同期タイミングを模して、ライン間やフレーム間の帰線消去期間を含めてラインごとに送信され、パケット化は行われない。DVIはデータ圧縮(例えば変更された画像の部分のみを送るなど)をせず、フレームを構成するデータは常に全量送信される。このTMDSリンクを単一で用いる方式をシングルリンクという。 ・・・ |
source of reference: Digital Video Interactive (The Free Encyclopedia WikipediA) last edited on 9 January 2021, at 18:09 UTC, URL: https://en.wikipedia.org/ Digital Video Interactive (DVI) was the first multimedia desktop video standard for IBM-compatible personal computers. It enabled full-screen, full motion video, as well as stereo audio, still images, and graphics to be presented on a DOS-based desktop computer using a special compression chipset. The scope of Digital Video Interactive encompasses a file format, including a digital container format, a number of video and audio compression formats, as well as hardware associated with the file format. [History] Development of DVI was started around 1984 by Section 17 of The David Sarnoff Research Center Labs (DSRC) then responsible for the research and development activities of RCA. When General Electric purchased RCA in 1986, GE considered the DSRC redundant with its own labs, and sought a buyer. In 1988, GE sold the DSRC to SRI International, but sold the DVI technology separately to Intel corporation. ... |
出典: コピーガード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年5月29日 (水) 13:16 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ コピーガード(英語: Copy protection)とは、BDやDVDやVHSなど映像メディアや、CDやMDなどの音楽メディア、その他、パソコンソフトやゲームソフトなど各種メディアにおける無断複製を防止するため、著作権者が自ら、その著作物が複製出来なくなるように処理すること。 [現在実用化されているコピーガード] デジタル映像信号 HDCP ・・・著作権保護の観点から鮮明な情報をデジタル信号のまま伝送できることが問題とされた。そこで、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)という方法が採用された。HDCPは、映像再生機器からディスプレイなどの表示機器にデジタル信号 を送受信する経路を暗号化し、コンテンツが不正にコピーされるのを防止する著作権保護技術(コピーガード)のひとつである。しかし、2010年9月にマスターキーが漏洩しており、暗号化自体も非常に弱いものであるため、研究者らはHDCPにもはや効力はなく崩壊していると警告している。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
balanced line | Differential |
bǽlənst láin | dìfərénʃəl |
バェラゥンストゥ ラゥイン | ディファゥレンシャルゥ |
バェラゥンストゥ・ラゥイン | ディファレンシャル |
バランスト ライン | [名詞] |
バランスト・ライン | 差 |
平衡接続 | 差異 |
へいこう せつぞく | 違い |
平衡方式 | 微分 |
へいこう ほうしき | 差動 |
・ | 作動装置 |
differential mode | [形容詞] |
dìfərénʃəl móud | 微分の |
ディファゥレンシャルゥ モーゥドゥ | ・ |
ディファゥレンシャルゥ・モーゥドゥ | Differential SCSI |
ディファレンシャル モード | ディファレンシャルSCSI |
ディファレンシャル・モード | DVI |
ディファレンシャルモード | Digital Visual Interface |
ディファレンシャル方式 | HDMI |
・ | High-Definition Multimedia Interface |
differential signalling | SATA |
dìfərénʃəl sígnəliŋ | シリアルATA |
ディファゥレンシャルゥ シィグナリィング | USB |
ディファゥレンシャルゥ・シィグナリィング | ユニバーサル・シリアル・バス |
ディファレンシャル シグナリング | ・ |
ディファレンシャル・シグナリング | |
差動信号 | |
さどう しんごう | |
・ | |
更新日:2025年 3月25日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
DVI | HDMI |
díː ví: ái | PanelLink |
ディー ヴィー アイ | パネルリンク |
ディ́ー ヴィ́ー ア́イ | TMDS |
ディー ブイ アイ | TMDSリンク |
ディ́ー ブ́イ ア́イ | TMDS方式 |
・ | Transition Minimized Differential Signaling |
Digital Visual Interface | single link |
dídʒitəl víʒuəl íntərfèis | シングルリンク |
ディジタゥルゥ ヴィジュアゥルゥ インタゥフェイス | デジタル・ディスプレー・インターフェース |
ディジタゥルゥ・ヴィジュアゥルゥ・インタゥフェイス | dual link |
ディ́ジタゥルゥ・ヴィ́ジュアゥルゥ・イ́ンタゥーフェ̀イス | デュアルリンク |
デジタル ビジュアル インターフェース | 無圧縮デジタル・ビデオ・データ |
デジタル・ビジュアル・インターフェース | ・ |
デ́ジタル・ビ́ジュアル・イ́ンターフェ̀ース | Visual |
・ | víʒuəl |
DVI-A | ヴィジュアゥルゥ |
ディー ブイ アイ エー | ビジュアル |
Digital Visual Interface Analog | [形容詞] |
・ | 視覚の |
DVI-D | 視覚的な |
ディー ブイ アイ ディー | 映像の |
Digital Visual Interface Digital | [名詞] |
・ | 映像 |
DVI-I | |
ディー ブイ アイ アイ | |
Digital Visual Interface Integrated | |
・ | |
DVI-I Single Link | |
DVI-Iシングルリンク | |
DVI-I Dual Link | |
DVI-I デュアルリンク | |
・ | |
DVI-D Single Link | |
DVI-Dシングルリンク | |
DVI-D Dual Link | |
DVI-Dデュアルリンク | |
更新日:2024年12月25日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
DVI | Interactive |
díː ví: ái | ìntərǽktiv |
ディー ヴィー アイ | インタゥーラェクティヴ |
ディ́ー ヴィ́ー ア́イ | イ̀ンタゥーラェ́クティヴ |
ディー ブイ アイ | インタラクティブ |
ディ́ー ブ́イ ア́イ | イ̀ンタラ́クティブ |
・ | [形容詞] |
Digital Video Interactive | 対話式の |
dídʒitəl vídiòu ìntərǽktiv | 対話型の |
ディジタゥルゥ ヴィディオウ インタゥーラェクティヴ | 双方向の |
ディジタゥルゥ・ヴィディオウ・インタゥーラェクティヴ | 相互作用の |
ディ́ジタゥルゥ・ヴィ́ディ̀オウ・イ̀ンタゥーラェ́クティヴ | 相互作用的な |
デジタル ビデオ インタラクティブ | 実況の |
デジタル・ビデオ・インタラクティブ | |
デ́ジタル・ビ́デ̀オ・イ̀ンタラ́クティブ | |
更新日:2025年 3月 9日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
HDCP | Digital Content Protection,LLC |
éitʃ díː síː píː | DVI |
エイチ ディー シィー ピー | HDCP Compliant |
エ́イチ ディ́ー シィ́ー ピ́ー | HDMI |
エイチ ディー シー ピー | 暗号技術 |
エ́イチ ディ́ー シ́ー ピ́ー | 公開鍵暗号 |
・ | 著作権保護技術 |
HDCP 1.0 | ・ |
HDCP 1.1 | Protection |
HDCP 1.3 | prətékʃən |
HDCP 2.0 | プロテクシュョン |
HDCP 2.2 | プロテ́クシュョン |
High Bandwidth Digital Content Protection System | プロテクション |
High bandwidth Digital Content Protection System | プロテ́クション |
High-bandwidth Digital Content Protection system | [名詞] |
hái bǽndwìdθ dídʒitəl kɑ́ntent prətékʃən sístəm | 保護 |
ハイ バェンドゥウェッズゥ ディジタゥルゥ コァンテントゥ プロテクシュョン シィステム | 保護すること |
ハイ・バェンドゥウェッズゥ・ディジタゥルゥ・コァンテントゥ・プロテクシュョン・シィステム | 防護 |
ハ́イ・バェ́ンドゥウェッ̀ズゥ・ディ́ジタゥルゥ・コァ́ンテントゥ・プロテ́クシュョン・シィステム | 補償 |
ハイ バンドウィズ デジタル コンテンツ プロテクション システム | |
ハイ・バンドウィズ・デジタル・コンテンツ・プロテクション・システム | |
ハ́イ・バ́ンドウィ̀ズ・デ́ジタル・コ́ンテント・プロテ́クション・シ́ステム | |
・ | |
更新日:2024年11月19日 |