出典: DIGIC 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/10/30,URL: https://www.wdic.org/ キヤノンのデジタルカメラ用画像処理プロセッサー。 [概要] ● カメラ用映像エンジン ・ 最初の映像エンジン(無名) ‐ 1999(平成11)年にPowerShot S10に1チップデジタル信号処理ICとして搭載 ・ 新映像エンジン(無名) ‐ 2代目 ・ DIGIC(初代) ‐ 2003(平成15)年に3代目のエンジンがDIGICと命名されて登場 ・ DIGIC Ⅱ ‐ 4代目 ・ DIGIC Ⅲ ‐ 5代目 ・ DIGIC 4 ‐ 6代目 2008(平成20)年 ◎ DIGIC 4+ ・ DIGIC 5 ‐ 7代目 2011(平成23)年 ◎ DIGIC 5+ ‐ 2011(平成23)年9月 ・ DIGIC 6 ‐ 8代目 2013(平成25)年8月 ● DV用映像エンジン ・ DIGIC DV (初代) ・ DIGIC DV Ⅱ ‐ 2代目 ・ DIGIC DV Ⅲ ‐ 3代目 ・ DIGIC DV 4 ‐ 4代目 2013(平成25)年 [特徴] 民生機器向けのSoCとしては珍しく成功した例である。 キヤノンは、コンデジから高級一眼レフまで広く使用し、高機能なLSIの低コスト化を推し進めた。 多くの機種では1基を搭載して使用しているが、高機能のフラッグシップモデルにもなると2基搭載するものもある。たとえば「EOS-1D X」は、DIGIC 4の17倍の処理速度があるとされるDIGIC 5+を2基搭載したデュアルDIGIC 5+マシンとなっただけでなく、さらに距離測定とAF処理にDIGIC 4も使用している贅沢な逸品である。 |
出典: 画像エンジン 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年5月18日 (木) 19:02 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 画像エンジン(がぞうエンジン)とは、デジタルカメラ・デジタルビデオカメラ・テレビ受像機など映像機器で、CCD、CMOSなど撮像素子から得る電荷や、映像信号を扱う半導体である。 旧来、デジタルカメラの画像エンジンは、汎用DSPが用いられていたが、メガピクセルを扱うには処理能力が不足し、撮影毎の画像処理に数秒間を要して連続撮影は困難であるため、製品メーカーは必要な能力を有する専用画像処理CPUを開発して、製品へ搭載している。 デジタルカメラでは、撮像素子からの電荷を画像ファイルへ変換する作動の他、省電力に高性能ならば起動・連続撮影・撮影可能枚数など、作動全般で高速化に寄与する。 [主な画像エンジンのブランド名] ● キヤノン - DIGIC ● ニコン - EXPEED ● カシオ計算機 - EXILIMエンジン ● パナソニック - ヴィーナスエンジン ● オリンパス - TruePic ● コニカミノルタ - SUPHEED ● ソニー - Real Imaging Processor(Cyber-shot - 2006年以前のモデル)、Bionz(α、Cyber-shot - 2007年春以降のモデル) ● リコー - GRエンジン(GRデジタル)、スムースイメージングエンジン(キャプリオ) ● 富士フイルム - リアルフォトエンジン、EXR Processor II(Xシリーズ以降) ● ペンタックス - PRIME(K10D以降) ● エプソン - EDiART ● 三洋電機 - プラチナエンジン ● シグマ - True(トゥルー) ● シャープ - ProPix ・・・ |
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同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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画像エンジン | Bionz |
画像処理エンジン | DIGIC |
映像エンジン | ディジック |
画像処理CPU | EDiART |
画像処理プロセッサ | EXILIMエンジン |
画像処理プロセッサー | EXPEED |
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更新日:2023年 7月 7日 |