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ICT用語の意味と同義語

【 「effort」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: ベストエフォート [外語] best effort 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/04/13,URL: https://www.wdic.org/

 保証はしないが、最善の努力(Best Effort)はする、というスタイル。つまり信頼性などのサービス品質(QoS)を保証しない形態のこと。

[概念]
基本的な概念
 例えば、インターネットのIPによるパケットの送受信は、基本的にベストエフォートである。
 パケットが行き先に送られるように努力はするが、必ず到達するという保証は一切されていない。これを補うために、IPの上でTCPというプロトコルを使い信頼性を上げている。
 つまりインターネット自体が構造的にベストエフォートなので、ISPから利用者に提供される回線品質がベストエフォートであることは、コスト的にも理論的にも無駄がない。
速度として
 通信速度でベストエフォートと言った場合、以前からの常時接続サービスや、最近の光ファイバーによる常時接続も問わず、表示された通信速度は理論値で、これが常に実現されることはない。
 なぜなら、こういった回線は超高速なバックボーンに接続されるより前に、何十、何百といった回線を一本で共有しているため、利用が一ヶ所だけなら理論上の速度があるが、もし二ヶ所から同時に利用されると最低で半分の速度にまで(理論上は)速度が落ち込むからである。
出典: ベストエフォート 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2022年4月14日 (木) 05:11 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 ベストエフォート(英語: best effort、最善努力)とは、可能な限りの努力をすることをいうが、日本においては、主に電気通信役務において、あらかじめ定められた通信速度を保証しないサービスの形態をいう。ひとつの伝送路を複数の利用者に共用させることにより、通信設備を効率よく利用することができるため、利用料を安く抑えることができるメリットがある。
 これに対して、通信速度を保証する電気通信役務のことを、帯域保証型サービスといい、法人の基幹業務向けなどで提供されているが、利用者側のシステムがオフラインでも常に空き帯域を確保している(専用線)ため、一般に利用料は高額となる。

[宣伝広告における問題点]
 ベストエフォート型のサービスの広告において、通信規格上の最高速度を強調して表示する行為は、単に信義則に反するだけではなく、不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)で禁止される優良誤認であり、顧客の期待とサービスの実態が異なるような表示となる。 ・・・



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

ベストエフォート (通信用語の基礎知識)
ベストエフォート (Wikipedia)



【 effort の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
best effort 帯域保証型サービス
best efforts たいいきほしょうがたサービス
bést éfərt
ベストゥ エフォートゥ best
ベストゥ・エフォートゥ bést
ベスト エフォート ベストゥ
ベスト・エフォート ベスト
ベストエフォート型 [形容詞]
ベストエフォート型サービス 最大の
最大限の努力 最高の
最大の試み 最善の
最善の努力 [名詞]

最高のもの


effort

éfərt

エフォートゥ

エフォート

[名詞]

努力

尽力

試み




































更新日:2022年 8月15日




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