出典: CSMA/CD 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年5月18日 (土) 05:24 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection 、搬送波感知多重アクセス/衝突検出)は、主にイーサーネットにおいて採用されている多元接続の方式である。 [概要] Ethernetにおける基本的な通信手順(通信プロトコル)として広く普及している。しかし、最近ではスイッチングハブで通信制御を行うことが一般的で、CSMA/CDにより衝突を回避する必要性はほとんどない。そのため、10GbEthernetなど、Ethernet規格の中でも比較的新しいものでは衝突検出をサポートしていない。CSMA/CAとの最大の違いは、CSMA/CDにおいては送信中に衝突を検出し、もし検出したら即座に通信を中止し、ランダムな待ち時間を挿入するのに対し、CSMA/CAは送信の前に待ち時間を毎回挿入する点である。 [歴史]ALOHAnetというUHF帯をもちいた通信ネットワークで使われたのが起源で、これを同軸ケーブル上で使えるようにアレンジしたもの。Xerox社のPalo Alto Research Center(PARC)に所属するロバート・メトカーフ博士によって基礎理論がつくられた。DEC、インテル、Xeroxの3社(あわせてDIXとも呼ぶ)がEthernetの通信手順として採用したため、広く用いられるようになった。 ・・・ |
出典: CSMA/CD 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/11/16,URL: https://www.wdic.org/ 多重アクセスキャリア型/衝突検出方式。トラフィック(交通量)の増加分だけコリジョン(衝突)の発生頻度が増加して伝送効率が悪くなる方式。Ethernet などに代表される方式である。 [概要] この方式では、事前にキャリアを確認しデータが流れていないときを見はからって送信を行なう。しかし運悪く複数の端末が同時にデータを送信したときは衝突が起こる。この時はランダムな時間待機し、再度送信を行なう。 |
出典: 10メガビット・イーサネット 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年12月8日 (金) 07:08 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 10メガビット・イーサネットは、10Mbpsの転送速度に対応したイーサネットである。 厳密には、 「イーサネット」は10BASE5 (IEEE 802.3) のことを指した。また、それに対して安価にネットワークを構成できる10BASE2 (IEEE 802.3a) が作られ、CheapernetやThin Ethernetと呼ばれた(そこから10BASE5をレトロニムとして"Thick Ethernet"と呼ぶこともある)。追って1BASE5のスター型トポロジーを取り込む形で10BASE-T (IEEE 802.3i) が作られ、さらに光ケーブルを使う10BASE-F (IEEE 802.3j) が使われるようになった。なお、IEEE 802.3は拡張規格を統合する改訂が行われており、IEEE 802.3a, IEEE 802.3iなどはすでにIEEE 802.3に含まれている。 [10BASE5] 10BASE5(テンベースファイブ)は直径0.375インチ=約9.5mmでインピーダンスが50Ωの太くて硬い同軸ケーブルを利用したイーサネットである。ケーブルの最大長は500mと規定されている。1983年にIEEE 802.3として標準化された。この同軸ケーブルに、タップという分岐装置を取り付ける事により、各装置との間で通信を行う。タップは、同軸ケーブルの心線に針を刺すような形で接続を行う。この線を牙のような針で噛み込む様子からヴァンパイヤと俗称されていた。 ・・・ |
【Carrier】kǽriər キャェリアゥァー,キャェ́リアゥァー,キャリア,キャ́リア, [名詞] 搬送波,運搬車,通信事業者,電話会社, 【Sense】séns センス,セ́ンス, [名詞] 感覚,勘,五感,検出,察知,[他動詞]感じる,感じ取る,感知する, |
出典: データリンク層 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年12月5日 (火) 15:04 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ データリンク層(データリンクそう、あるいは、データリンクレイヤ=Data Link Layer)とは、コンピューターの通信プロトコルのひとつであるデータリンクプロトコルを、プロトコルスタックの階層モデルにおける層(レイヤ)に対応させたものである。 [概要] 7階層のOSI参照モデルの下位の2層目に当たる。4階層のTCP/IP参照モデルに対応付ける場合は、最下位のリンク層に割り当てられることが多い。 このプロトコルでは、上層のネットワーク層からのサービス要求に応え、下層の物理層に対してサービスを要求する。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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10BASE 5 | 10BASE規格 |
10BASE-5 | 10Mbps |
10BASE5 | |
10メガビット・イーサネット | |
802.3 | |
Ethernet | |
IEEE 802.3 | |
Thick Ethernet | |
Thick-wire Ethernet | |
イーサネット | |
イエロー・ケーブルLAN | |
シックワイヤ・イーサネット | |
テンベースファイブ | |
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同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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CSMA/CD | access |
síː és ém éi síː díː | ǽkses |
シィー エス エィム エイ シィー ディー | アェクセス |
シィ́ー エ́ス エィ́ム エ́イ シィ́ー ディ́ー | アェ́クセス |
シー エス エム エー シー ディー | アクセス |
シ́ー エ́ス エ́ム エ́ー シ́ー ディ́ー | ア́クセス |
Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection | [名詞] |
Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection | 交通手段 |
Carrier Sense Multiple-Access with Collision Detect | 交通の便 |
kǽriər séns mʌ́ltəpl ǽkses kəlíʒən ditékʃən | 接近 |
キャェリアゥァー センス モァルゥティポルゥ アェクセス カリジュン デテクシュン | 接近手段 |
キャェリアゥァー・センス・モァルゥティポルゥ・アェクセス・カリジュン・デテクシュン | [他動詞] |
キャェ́リアゥァー・セ́ンス・モァ́ルゥティポルゥ・アェ́クセス・カゥリィ́ジュン・デテ́クシュン | 立ち入る |
キャリア センス マルチプル アクセス コリジョン デテクション | 入る |
キャリア・センス・マルチプル・アクセス・コリジョン・デテクション | 接続する |
キャ́リア・セ́ンス・マ́ルチプル・ア́クセス・コリ́ジョン・デテ́クション | 読み書きする |
キャリア検知多重アクセス衝突検出ネットワーク | 利用可能にする |
キャリア けんち たじゅう アクセス しょうとつ けんしゅつ ネットワーク | ・ |
多重アクセスキャリア型/衝突検出方式 | Collision |
搬送波感知多重アクセス/衝突検出 | kəlíʒən |
搬送波感知多重アクセス/衝突検出方式 | カゥリィジュン |
はんそうは かんち たじゅう アクセス しょうとつ けんしゅつ ほうしき | カゥリィ́ジュン |
搬送波検知多重アクセス/衝突検出 | コリジョン |
搬送波検知多重アクセス/衝突検出方式 | コリ́ジョン |
はんそうは けんち たじゅう アクセス しょうとつ けんしゅつ ほうしき | [名詞] |
搬送波検知多重アクセス方式 | 衝突 |
・ | しょうとつ |
激突 | |
・ | |
Detection | |
ditékʃən | |
デテクシュン | |
デテ́クシュン | |
【 以下関連語 】 | デテクション |
Carrier Sense | デテ́クション |
Collision Detection | [名詞] |
Ethernet | 探知 |
アクセス制御方式 | 発見 |
衝突検出方式 | 検出 |
・ | 検波 |
更新日:2024年 1月19日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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Data Link Layer | Ethernet |
déitə líŋk léiər | OSI |
デイダァー リゥィンク レゥイヤゥァー | OSIモデル |
デイダァー・リゥィンク・レゥイヤゥァー | OSI参照モデル |
デ́イダァー・リゥィ́ンク・レゥ́イヤゥァー | TCP/IP参照モデル |
データー リンク レイヤー | PPP |
データー・リンク・レイヤー | アークネット |
デ́ーター・リ́ンク・レ́イヤー | イーサネット |
データリンクレイヤ | トークンリング |
データリンク層 | フレームリレー |
データリンクそう | 誤り訂正 |
L2 | 再送要求 |
layer 2 | |
レイヤ2 | |
第2層 | |
OSI参照モデル第2層 | |
更新日:2024年 1月 4日 |