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ICT用語の意味と同義語

【 「full adder」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: 全加算器 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/06/22,URL: https://www.wdic.org/

 2個の半加算器と1個のORゲートから構成される、繰り上がりを考慮した加算器のこと。

[概要]
 全加算器は、2進数で、1桁の繰り上がりを含めた1桁の加算結果と、1桁の繰り上がりを出力することができる。半加算器と比較して下の桁からの繰り上がりを加算できる機能を持っている。これにより、全加算器を必要な桁数組み合わせれば、任意桁の2進数の加算を実現できることになる。一つの全加算器は、二つの半加算器と一つのORゲートから構成される。そして、3入力(演算対象のA・Bと、繰り上がりのC)で、2出力(演算結果のSと、繰り上がりのC)となる。
[特徴]
構成
 半加算器の場合、二つの結果を足す機能を持つ。ここで答えと繰り上がりが出力されるが、半加算器一個だけでは繰り上がりを更に足すことができない。そこで、二つの結果を足すのに一個、その答えと繰り上がり桁を足すのに一個、合わせて二個あれば、一桁の計算が完全にこなせることになる。このため、一桁を計算する回路を「全加算器」といい、その半分の機能を持つものを「半加算器」というのである。そして例えば、8桁(8ビット)の加算器を実現するには、全加算器を8個(半加算器を16個)用意すれば良いことになる。 ・・・
出典: 加算器 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年5月10日 (火) 09:47 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 加算器(かさんき、Adder)とは、加算を行う演算装置である。

[半加算器]
 半加算器(はんかさんき、Half adder)は、2進数の同じ桁どうしの演算をして(通常は最下位の桁)、桁上がりは桁上げ出力(Carry out)によって出力する。

[全加算器]
 全加算器(ぜんかさんき、Full adder)は、2進数の最下位以外の同じ桁どうしの演算をして、下位からの桁上げ入力を含めて出力する。下位の桁上げ出力を上位の桁上げ入力に接続することにより、任意の桁数の2進数の加算が可能となる。1個の全加算器は、2個の半加算器と1個のORから構成される。 ・・・



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

全加算器 (通信用語の基礎知識)
加算器 (Wikipedia)



【 full adder の同義語と関連語 】
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同義語・類義語 関連語・その他
Full adder adder
full adder ǽdə
fúl ǽdə アェダゥー
フウルゥ アェダゥー アェ́ダゥー
フウルゥ・アェダゥー アダー
フ́ウルゥ・アェ́ダゥー ア́ダー
フル アダー [名詞]
フル・アダー 加算器
フ́ル・ア́ダー かさんき
フルアダー 足し算器
全加算器 加算回路
ぜんかさんき

add

ǽd

アェッドゥ

アェッ́ドゥ

アッド

アッ́ド

[他動詞]

~を足す

~を加える

[自動詞]

付け足す

加算する

付加する

加える




























更新日:2024年 4月12日




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