出典: 冷陰極管 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年12月10日 (火) 05:48 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 冷陰極管(れいいんきょくかん)とは陰極からの電子の放出に外部からの加熱用エネルギーの供給を必要としない電子管の総称である。代表例としては、古くはクルックス管、ガイスラー管、ニキシー管、計数放電管、ネオン管、光電管、最初期のブラウン管などがある。冷陰極を使用した小型蛍光管が液晶バックライト用の光源として急速に発展し、発光ダイオードが一般的になるまでは多くの液晶パネルに搭載されていた。以下特に冷陰極蛍光管について述べる。 [冷陰極蛍光管の特徴] 最も重要な特徴は容易に調光(輝度調節)できる点である。2010年以前は小型のバックライトに主要な技術であり 調光できる光源として多く生産されてきた。しかし2011年以降は輝度、消費電力、長期間の劣化特性、耐衝撃、製品の形状とサイズの自由度、コストが発光ダイオードより劣るため、日本では新発売の液晶に搭載されなくなった。調光には特殊な調光回路(冷陰極管インバーター)が必要となる。調光方法には ● 管電流調光方式 - 冷陰極管の管電流を増減して明るさを変える ● バースト調光方式 - 間欠的に点灯・消灯を繰り返して平均輝度を増減するがある。 ・・・ |
出典: バックライト 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年2月14日 (金) 13:58 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ バックライトは背面から液晶を照明するものである。 バックライトにはエッジライト方式(サイドライト方式、導光板方式とも)と直下型方式があるが、小型液晶、ノート型パソコンおよびLCDモニター、普及型の液晶テレビにはエッジライト方式が多く、大画面の中級機以上の液晶テレビには直下型方式が主に採用されている。エッジライト方式の技術の要である導光板を利用した面光源技術は日本発祥のものである。 液晶ディスプレイ黎明期当初、バックライトといえばエッジライト方式を意味したが、近年、液晶テレビ用バックライトは直下型が主流となったために、エッジライト方式と直下型方式は分けて記述されることが好ましい。 ちなみに有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)のディスプレイはそれ自体が発光体である為バックライトは搭載されていない。 [光源] 液晶テレビやPCのディスプレイ等面積の大きい物では光源に冷陰極管を使用する例が現在は少なく、液晶ディスプレイでは色再現域の広いRGB3色のLEDを光源として使用するものが大半になっている。また、LEDは高電圧電源を要しない為小型化に適しており、バッテリー駆動の携帯型電子機器には白色LEDまたは3色LEDの使用が大半を占める。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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CCFL | LEDバックライト |
Cold Cathode Fluorescent Lamp | 液晶バックライト |
kəuld kǽθoud flúərésənt lǽmp | バックライト |
コゥウルゥドゥ キャソゥウドゥ フロゥーラセントゥ ラゥェンプ | ・ |
コゥウルゥドゥ・キャソゥウドゥ・フロゥーラセントゥ・ラゥェンプ | HCFL |
コールド カソード フローラセント ランプ | Hot Cathode Fluorescent Lamp |
コールド・カソード・フローラセント・ランプ | ・ |
冷陰極管 | Cathode Fluorescent Lamp |
れいいんきょくかん | キャソウドゥ・フロウラセントゥ・ランプ |
reiinkyokukan | Cathode Fluorescent Tube |
冷陰極蛍光管 | CFL |
れいいんきょく けいこうかん | CFT |
reiinkyoku keikoukan | 陰極蛍光ランプ |
冷陰極蛍光ランプ | 陰極蛍光管 |
れいいんきょく けいこうランプ | |
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このページは書きかけのページです | 更新日:2023年 6月29日 |
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HCFL | |
Hot Cathode Fluorescent Lamp | |
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