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ICT用語の意味と同義語

【 「HTTP エラー 500」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: 5xxレスポンス [外語] 5xx response 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/12/22,URL: https://www.wdic.org/

 HTTPが返すステータスコードのうち、500番台のもの。

[概要]
 Server Error、サーバーエラー。サーバー側の問題により、要求を果たすことができなかった。

[種類]
 HTTP/1.1、WebDAV(RFC 4918)、An HTTP Extension Framework(RFC 2774)などにおいては、次のものが定義されている。
 ● 500 Internal Server Error (サーバー内部エラー)
 ● 501 Not Implemented (機能未実装)
 ● 502 Bad Gateway (不正なゲートウェイ応答)
 ● 503 Service Unavailable (サービス一時的不能)
 ● 504 Gateway Timeout (ゲートウェイ時間切れ)
 ● 505 HTTP Version Not Supported (未対応のHTTPバージョン)
 ● 506 Variant Also Negotiates
 ● 507 Insufficient Storage (ストレージが不十分である)
 ● 509 Bandwidth Limit Exceeded (帯域幅制限を超過した)
 ● 510 Not Extended (拡張できない)
出典: 500 [外語] Internal Server Error 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2013/03/08,URL: https://www.wdic.org/

 HTTPが返すステータスコードの一つ。Internal Server Error。サーバー内エラー発生。

[概要]
 CGIで稼働するプログラムを作っていれば、一度は出くわすエラーのひとつ。
 サーバー内処理でエラーが発生してしまい、Webサーバーで必要とするデータが得られなかった場合にこのエラーが出力される。
 次のような条件でよく発生する。
 ● Perl(などのスクリプト)の文法が間違っている
 ● Perl(などのスクリプト)から読み込むはずのファイルが実際には無い
 ● 改行コードがサーバー環境に合っていない(例えばCR/LF)
 ● ファイルのパーミッションが不正
 ● Content-Typeヘッダーを出力していない
 ● ヘッダーと本文中に改行が無い
 ● 標準出力への出力が空

[特徴]
 つまり、CGIの出力が無効な場合は全てこのエラーになってしまうため、このエラーから原因を推測することは非常に難しい。
 一般的に標準エラー出力に吐き出された実行時エラーメッセージがサーバーのエラーログ内に記録されているので、対処にはこれを参照する必要がある。
 このログを閲覧できない環境にある場合はtelnetなどでシェルを使いコマンドライン上でCGIプログラムを動かしてみるか、あるいはローカル環境で動作テストするか、プログラムの標準エラー出力を開き直して標準出力かファイルに出力させるなどの対策を取る。
出典: HTTPステータスコード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2022年6月24日 (金) 07:42 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 HTTPステータスコードは、HTTPにおいてWebサーバからのレスポンスの意味を表現する3桁の数字からなるコードである。RFC 7231等によって定義され、IANAがHTTP Status Code Registryとして管理している。以下に一覧を示す。

[5xx Server Error サーバエラー]
 サーバがリクエストの処理に失敗した。
 ● 500 Internal Server Error
  サーバ内部エラー。サーバ内部にエラーが発生した場合に返される。例として、CGIとして動作させているプログラムに文法エラーがあったり、設定に誤りがあった場合などに返される。
 ● 501 Not Implemented
  実装されていない。実装されていないメソッドを使用した。例として、WebDAVが実装されていないサーバに対してWebDAVで使用するメソッド(MOVEやCOPY)を使用した場合に返される。
 ● 502 Bad Gateway
  不正なゲートウェイ。ゲートウェイ・プロキシサーバは不正な要求を受け取り、これを拒否した。
 ● 503 Service Unavailable
  サービス利用不可。サービスが一時的に過負荷やメンテナンスで使用不可能である。例として、アクセスが殺到して処理不能に陥った場合に返される。
 ● 504 Gateway Timeout
  ゲートウェイタイムアウト。ゲートウェイ・プロキシサーバはURIから推測されるサーバからの適切なレスポンスがなくタイムアウトした。
 ● 505 HTTP Version Not Supported
  サポートしていないHTTPバージョン。リクエストがサポートされていないHTTPバージョンである場合に返される。
 ● 506 Variant Also Negotiates
  Transparent Content Negotiation in HTTPで定義されている拡張ステータスコード。
 ● 507 Insufficient Storage
  容量不足。WebDAVの拡張ステータスコード。リクエストを処理するために必要なストレージの容量が足りない場合に返される。
 ● 508 Loop Detected
  ループを検出。WebDAVの拡張ステータスコード。
 ● 510 Not Extended
  拡張できない。An HTTP Extension Frameworkで定義されている拡張ステータスコード。
 ● 511 Network Authentication Required (RFC 6585)
  ネットワークに対する認証が必要。キャプティブポータルでの使用を意図している。



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

5xxレスポンス (通信用語の基礎知識)
500 (通信用語の基礎知識)
HTTPステータスコード (Wikipedia)



【 HTTP エラー 500 の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
Internal Server Error HTTPステータス・コード
intə́rnəl sə́ːrvər érər 5xx Server Error
インタゥーナゥルゥ スァーヴゥァー エラゥー 5xx サーバー・エラー
インタゥーナゥルゥ・スァーヴゥァー・エラゥー ごバツバツ・サーバー・エラー
インターナル サーバー エラー 5xx response
インターナル・サーバー・エラー ごバツバツ・レスポンス
サーバー内部エラー RFC 2616
サーバー内エラー発生 Server Error
HTTP 500 サーバー・エラー
HTTP 500 エラー RFC 7231
500 エラー
ごーまるまるエラー Internal
HTTP エラー 500 intə́rnəl
HTTP response 500 インタゥーナゥルゥ
HTTP レスポンス 500 インターナル
HTTP 500 Internal Server Error [形容詞]
500 Internal Server Error 内部の
500 Internal Server エラー 内側の
500 国内の
ごひゃく 内蔵の

[名詞]

内蔵





































更新日:2024年 1月25日




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