出典: EBCDIC [読み] エビシディック [外語] Extended Binary Coded Decimal Interchange Code 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2009/08/29,URL: https://www.wdic.org/ 文字コードの一つ。拡張2進化10進数交換符号。 [概要] IBM System/360で使用するためIBMにより1964(昭和39)年に発表された文字コード体系であり、IBMの汎用機等で広く使われている。 当時、既にASCIIが標準化され使われていたが、ASCIIとは全く互換性が無い仕様となった。 これは、自社技術への囲い込みを目的として作られたともいえるが、その一方、IBMはパンチカードシステムの時代から似たようなコードを使っており、パンチカードシステム時代の資産を活かすためにEBCDICコードとその前身のBCDICコードは、このような形にならざるを得なかったのである。 [特徴] 種類 EBCDICには、互いに互換性のない仕様が複数、しかも大量に存在している。 オリジナルのもの、英小文字を加えたもの、ASCIIに対応するように一部の文字を入れ換えたもの、Latin-1や日本語などの英語以外の言語に対応させたものなど、その種類には枚挙に暇がなく、それぞれに互換性がない。 その上、ISO/IEC 2022のように符号で切り替える方式でもないので、符号列を見ただけでは、どの種類のEBCDICなのかも判断できないのが難点である。 拡張 EBCDICには様々な拡張がある。 オリジナルに対して文字を追加しただけでも拡張と言えるが、現実にはそれに留まらない大規模な拡張を施したものが幾つか存在する。 単に字を追加しただけの日本語用EBCDICとしては、空き領域にカタカナを追加した、俗称EBCDIKというものがある。 漢字などを追加したものもあるが、これは事実上規格統一が行なわれておらず、各社各様な拡張方法を使用しており互いに互換性が無い。 ● KEIS (KI/KOによりEUC-JPと切り替える) ● JEF (KI/KOによりEUC-JPと切り替える) ● UTF-EBCDIC (空き領域を使ってUnicode、ISO/IEC 10646全領域を実装) [仕様] 制御コード EBCDICにおいては、0x00〜3fと0xffが制御コードである。 ・・・ |
出典: ITU-T 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年6月19日 (金) 22:43 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector) は、世界規模で電気通信を標準化することを目的として勧告を作成する国連機関である。 勧告という形が標準となる。4年に1回開催される世界電気通信標準化会議(World Telecommunication Standardization Assembly、WTSA)で活動が決められる。国際電気通信連合の部門の一つで、通信分野の標準策定を担当する「電気通信標準化部門」でもある。旧CCITT(Comite Consultatif International Telegraphique et Telephonique、国際電信電話諮問委員会。以前はTSS、ITU-TSまたはITU-TSSとも言った。 [ITU-T勧告] Tシリーズ勧告 Tシリーズ勧告は、「テレマティークサービス端末」に関する規定を定める。 ・・・ |
出典: EBCDIC 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年10月23日 (日) 06:20 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ EBCDIC (英語: Extended Binary Coded Decimal Interchange Code、エビシディック、拡張二進化十進コード) はIBMにより定義された8ビットのコード化文字セットである。ASCII普及前の1963年に、BCD(Binary-coded decimal、二進化十進コード)を拡張する形で作られ、主にIBM系のメインフレームやオフィスコンピュータなどで使用されている。IBMのCDRA(文字データ表現体系)では、EBCDICは符号化方法(Encoding Scheme)の1つと位置づけられている。各国語などの文字集合であるコードページを、EBCDICなどの符号化方式で符号化するが、EBCDICの符号化にもシングルバイト、ダブルバイト、マルチバイトの構造がある。これらの組み合わせがCCSIDとして定義されており、例えば日本用のEBCDICのCCSIDは、ひらがなや漢字を含まない組み合わせも含めると、10以上定義されている。 ・・・ |
出典: 開放型文書体系 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2020年12月15日 (火) 09:07 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 開放型文書体系(英: Open Document Architecture、ODA)とは、フリーかつオープンな文書ファイルフォーマットの国際規格であり、ITU-Tが既存のプロプライエタリな文書ファイルフォーマットの代替として策定・保守している。ODAの詳細は CCITT T.411-T.424 で規格化されており、これは ISO 8613 と同じである。 日本工業規格としては JIS X 4101, 4102, 4104…4109, 4112, 4114 として採用されたが、2009年に廃止された。 [フォーマット] ODAは、テキスト、ラスター画像、ベクターグラフィックスを含む複合文書フォーマットを定義している。リリース当初、他の類似の規格との違いは、グラフィックスの構造として CCITT ラスターイメージと Computer Graphics Metafile (CGM - ISO 8632) のみが定義されていた点だった。これは、ワードプロセッサやDTPソフトウェアがあらゆる画像ファイルフォーマットを解釈しなければならないという問題を解決するためであった。 文書には論理的構造とレイアウト構造がある。論理的にはテキストは、章、脚注、その他HTMLのような部分要素に分けられ、レイアウト構造はWebにおける Cascading Style Sheets のような役目を果たす。ODAフォーマットのバイナリ転送形式は Open Document Interchange Format (ODIF) と呼ばれ、SGML と ASN.1 に基づいている。 この規格では、文書は Formatted、Formatted Processable、Processable のいずれかのフォーマットで格納および交換される。Processable とあるフォーマットは編集可能なフォーマットである。従って Formatted は編集不可能なフォーマットで、論理的にはよく使われている Adobe PDF に似ている。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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EBCDIC | インターチェンジ |
Extended BCD for Interchange Code | イ̀ンターチェ́ンジ |
Extended Binary Coded Decimal Interchange Code | [他動詞] |
Extended Binary-Code Decimal Interchange Code | 替える |
iksténdid báinəri kóudid désəməl ìntərtʃéindʒ kóud | 交換する |
エキステンデドゥ バイナゥリィ コァウデッドゥ デッセゥモルゥ インタゥーチェインジ コウドゥ | こうかんする |
エキステンデドゥ・バイナゥリィ・コァウデッドゥ・デッセゥモルゥ・インタゥーチェインジ・コウドゥ | koukansuru |
エキステ́ンデドゥ・バ́イナゥリィ・コァ́ウデッドゥ・デッ́セゥモルゥ・イ̀ンタゥーチェ́インジ・コ́ウドゥ | [名詞] |
エクステンデッドゥ バイナリ コーデッド デシマル インターチェンジ コード | 交換 |
エクステンデッドゥ・バイナリ・コーデッド・デシマル・インターチェンジ・コード | こうかん |
エクステ́ンデッドゥ・バ́イナリ・コ́ーデッド・デ́シマル・イ̀ンターチェ́ンジ・コ́ード | koukan |
エィビセデック | インターチェンジ |
エィ́ビセデッ̀ク | 高速道路の立体交差点 |
エビシディック | ・ |
エ́ビシディッ̀ク | BCD |
拡張2進化10進コード | Binary-coded decimal |
拡張二進化十進コード | báinəri kóudid désəməl |
かくちょう にしんか じゅっしん コード | バイナゥリィ・コァウデッドゥ・デッセゥモルゥ |
拡張2進化10進数交換符号 | バイナリ・コーデッド・デシマル |
・ | 二進化十進コード |
【 以下関連語 】 | ・ |
Extended | binary |
iksténdid | báinəri |
エキステンデドゥ | バイナゥリィ |
エキステ́ンデドゥ | バ́イナゥリィ |
エクステンデッドゥ | バイナリ |
エクステ́ンデッドゥ | バ́イナゥリィ |
[形容詞] | [形容詞] |
拡張した | 二進の |
かくちょうした | 二進法の |
kakucyoushita | ・ |
伸ばした | decimal |
のばした | désəməl |
nobashita | デッセゥモルゥ |
延長した | デッ́セゥモルゥ |
・ | デシマル |
interchange | デ́シマル |
ìntərtʃéindʒ | [形容詞] |
インタゥーチェインジ | 十進法の |
イ̀ンタゥーチェ́インジ | |
更新日:2023年 9月22日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ITU-T T.413 | Abstract |
T.413 | æbstrǽkt |
Open Document Architecture and interchange format | アェブストゥラェクトゥ |
óupən dɑ́kjumənt ɑ́rkətèktʃər ənd ìntərtʃéindʒ fɔ́rmæt | アェブストゥラェ́クトゥ |
オウプン ドァッキュメントゥ アゥーケテクチャァー アェンドゥ インタゥーチェインジ・フォァマェットゥ | アブストラクト |
オウプン・ドァッキュメントゥ・アゥーケテクチャァー・アェンドゥ・インタゥーチェインジ・フォァマェットゥ | アブストラ́クト |
オープン ドキュメント アーキテクチャー アンド インターチェンジ フォーマット | [形容詞] |
オープン・ドキュメント・アーキテクチャー・アンド・インターチェンジ・フォーマット | 抽象的な |
Abstract interface for the manipulation of ODA documents | 理論的な |
æbstrǽkt ìntərféis fɔ́r ðə mənìpjəléiʃən əv óu díː éi dɑ́kjumənt | 概念上の |
アェブストゥラェクトゥ・インタゥフェイス・フォアゥ・ザゥ・マニピュレイション・オァヴ・オウ ディー エイ・ドァッキュメントゥ | [他動詞] |
アブストラクト・インターフェース・フォー・ザ・マニピュレーション・オブ・オー ディー エー・ドキュメンツ | ~を抽象化する |
ISO/IEC 8613-3 | ・ |
JIS X 4103 | Architecture |
ODA | ɑ́rkətèktʃər |
開放型文書体系 | アゥーケテクチャァー |
開放型文書体系及び交換様式 | アーキテクチャー |
CCITT T.413 | [名詞] |
建築術 | |
建築様式 | |
構造 | |
基本設計概念 | |
内部構造 | |
体系 | |
・ | |
interchange | |
ìntərtʃéindʒ | |
インタゥーチェインジ | |
インターチェンジ | |
[名詞] | |
交換 | |
[他動詞] | |
交換する | |
入れ替える | |
更新日:2023年 6月19日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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ITU-T T.415 | ITU-T勧告 |
T.415 | ITUホワイトブック |
Open Document Architecture and interchange format | Tシリーズ勧告 |
óupən dɑ́kjumənt ɑ́rkətèktʃər ənd ìntərtʃéindʒ fɔ́rmæt | ・ |
オウプン ドァッキュメントゥ アゥーケテクチャァー アェンドゥ インタゥーチェインジ フォァマェットゥ | Architecture |
オウプン・ドァッキュメントゥ・アゥーケテクチャァー・アェンドゥ・インタゥーチェインジ・フォァマェットゥ | ɑ́rkətèktʃər |
オープン ドキュメント アーキテクチャー アンド インターチェンジ フォーマット | アゥーケテクチャァー |
オープン・ドキュメント・アーキテクチャー・アンド・インターチェンジ・フォーマット | アーキテクチャー |
ODIF | [名詞] |
Open document interchange format | 建築物 |
開放型文書交換様式 | 建築術 |
ISO/IEC 8613-5 | 建築様式 |
JIS X 4105 | 構造 |
開放型文書及び交換様式 | 基本設計概念 |
開放型文書体系 | 内部構造 |
文書概要 | 体系 |
CCITT T.415 | ・ |
interchange | |
ìntərtʃéindʒ | |
インタゥーチェインジ | |
インターチェンジ | |
[名詞] | |
交換 | |
[他動詞] | |
交換する | |
入れ替える | |
更新日:2023年 6月19日 |