出典: プロセス間通信 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年7月7日 (土) 03:14 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ プロセス間通信(IPC、英: interprocess communication)はコンピュータの動作において、複数プロセス(の複数スレッド)間でデータをやりとりする仕組み。通信プロセスは、同一コンピュータ内で帰結するローカル、ネットワーク接続された別のコンピュータと相互にリモート、などのほかに多様な観点で分類され、スレッド間の通信帯域幅とレイテンシや扱うデータの種類も多種多様である。メッセージパッシング、同期、共有メモリ、RPCなどのメカニズムやプリミティブがある。 [実装例] IPCとして使われているAPIはいくつかある。プラットフォームに依存しない主なAPIの例を挙げる。 ● 無名パイプと名前付きパイプ ● Common Object Request Broker Architecture (CORBA) ● Freedesktop.orgのD-Bus ● Distributed Computing Environment (DCE) ● メッセージバス (Mbus) - RFC 3259 にて規定 ● MCAPI (Multicore Communications API) ● Lightweight Communications and Marshalling (LCM) ● ONC RPC ● UNIXドメインソケットXML: XML-RPC や SOAP ● JSON: JSON-RPC ● Thrift ● TIPC (TIPC) ● ZeroCの Internet Communications Engine (ICE) ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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プロセス間通信 | DDE |
Inter Process Communication | IPCソケット |
Inter-Process Communication | OLE |
InterProcess Communication | UNIX domain socket |
intə́ːrprɑ́sɛs kəmjùːnikéiʃən | UNIXドメインソケット |
インタゥープロセス コミュニケイシュン | タスク・スケジューラ |
インタゥープロセス・コミュニケイシュン | タスク・マネージャ |
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インタープロセス・コミュニケーション | タスク間通信 |
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更新日:2023年 1月 5日 |