出典: IrDA [読み] アイアーディーエイ [外語] InfraRed Data Association 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2012/06/11,URL: https://www.wdic.org/ 赤外線を用いた無線通信を規格化する団体、およびその規格名。 [概要] 団体は、Hewlett-Packard、IBM、Microsoft、シャープなどが中心となり、1993(平成5)年に設立された。 850nm〜900nmの近赤外線を使用する。 データ伝送をする規格はIrDA DATAといい、一般にIrDAというと、これを指す。他に、IrDA Controlがある。 [特徴] 版 版ごとに新たな技術が導入されている。 ● IrDA DATA 1.0 ‐ 1m 115kbps(SIR) ● IrDA DATA 1.1 ‐ 1m 1Mbps(MIR)、4Mbps(FIR) ● IrDA DATA 1.2 ‐ 0.3m 115kbps(SIR) ● IrDA DATA 1.3 ‐ 0.3m 1Mbps(MIR)、4Mbps(FIR) ● IrDA DATA 1.4 ‐ 1m 16Mbps(VFIR) 出力には、次の二種類がある。 ● SP(Standard Power) ● LP(Low Porwer) それぞれの接続で可能な通信距離は、次の通りである。 ● SP〜SP ‐ 1m ● SP〜LP ‐ 0.3m ● LP〜LP ‐ 0.2m 変調方式 ● IrDA SIR (IrDA Serial Infra Red) 低速な仕様 ● IrDA MIR (IrDA Medium Infra Red) 中速な仕様 ● IrDA FIR (IrDA Fast Infra Red) 高速な仕様 ● IrDA VFIR (IrDA Very Fast Infra Red) 超高速な仕様 ● IrDA UFIR (IrDA Ultra Fast Infra Red) プロトコル層 第4層:トランスポート層:IrTTP (Infrared Tiny Transport Protocol) 第3層:ネットワーク層:IrLMP (Infrared Link Management Protocol) 第2層:データリンク層:IrLAP (Infrared Link Access Protocol) 第1層:物理層:IrPHY (IrDA Phisical Signaling Layer) IrDAでは、IrLAPとIrLMPを必須としている。 ・・・ |
出典: IrDA(アイアールディーエー) 「パソコン用語集」NECパーソナルコンピュータ株式会社 転載日:2023.12.11 URL:https://support.nec-lavie.jp/support/pc/yougo/index00.htm Infrared Data Association 赤外線を使ってデータを受け渡すための規格。ノートパソコンの多くに、この規格に準拠した赤外線通信装置が内蔵されている。 |
出典: IrDA 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年1月30日 (火) 02:18 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ IrDA(アイアールディーエイ、Infrared Data Association)は赤外線による光無線データ通信を規格化している団体であり、またその規格そのものの名称である。特に規格に関しては、 IrDA DATA と呼ぶ。 [概要] IrDA規格は、赤外線通信すべてを意味しているわけではなく、情報機器等の通信を定めた物である。通信に必要なインターネットやLANなどの通信規格同様に、いくつかのレイヤー(ハードウェア層・データリンク層・プロトコル層)規格に分かれており、パソコン用の物では、USBやRS-232Cポートに接続して利用する様式(ノートパソコンや携帯情報端末でも、オペレーティングシステム上からはそうなっているように認識されている)が一般的である。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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IrDA | IrDA Control |
ái ɑ́ːr díː éi | アイ アール ディー エー・コントロール |
アイ アゥーァ ディー エイ | Infrared Data Association Control |
ア́イ アゥ́ーァ ディ́ー エ́イ | インフラレッド・データー・アソシエーション・コントロール |
アイ アール ディー エー | IrCOMM |
ア́イ ア́ール ディ́ー エ́ー | IrDA infrared COMMunications protocol |
アイアーディーエイ | TinyTP |
アイアールディーエー | ・ |
・ | InfraRed |
Infrared Data Association | Infrared |
ìnfrəréd déitə əsòusiéiʃən | ìnfrəréd |
インフラゥレッドゥ デイタァー アゥソシエイシュョン | インフラゥレッドゥ |
インフラゥレッドゥ・デイタァー・アゥソシエイシュョン | イ̀ンフラゥレッ́ドゥ |
イ̀ンフラゥレッ́ドゥ・デ́イタァー・アゥソ̀シエ́イシュョン | インフラレッド |
インフラレッド データー アソシエーション | イ̀ンフラレッ́ド |
インフラレッド・データー・アソシエーション | [名詞] |
イ̀ンフラレッ́ド・デ́ーター・アソ̀シエ́ーション | 赤外 |
アーダ | 赤外線 |
[名詞] | せきがいせん |
赤外線通信協会 | [形容詞] |
せきがいせん つうしん きょうかい | 赤外の |
IrDA DATA | 赤外線の |
赤外線通信規格 | せきがいせんの |
せきがいせん つうしん きかく | ・ |
・ | infrared communication port |
IrDA-1 | IR |
IrDA Version 1.0 | IrDA Infrared Tiny Transport Protocol |
IrDA 1.1 | IrDA通信ポート |
IrDA Ver.1.1 | IrLAP |
IrDA Version 1.1 | 近距離データ通信 |
IrDA-2 | 近赤外線 |
IrDA DATA 1.0 | 光無線 |
IrDA DATA 1.1 | 光無線通信 |
IrDA DATA 1.2 | ・ |
IrDA DATA 1.3 | 赤外線ポート |
IrDA DATA 1.4 | 赤外線データ通信 |
・ | 赤外線通信 |
更新日:2024年11月20日 |