出典: MTU [外語] エムティーユー 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2010/12/17,URL: https://www.wdic.org/ 最大転送単位。あるネットワークにおいて、一つのフレームで運べるデータの最大量。 [サイズ] 最大値 代表的なプロトコルでの最大値は、次のようになっている。 ● IPv4: 65535オクテット ● FDDI: 4352オクテット ● Ethernet: 1500オクテット 最小値 MTUには最小値もある。プロトコルごとに、少なくともこのサイズに対応するよう実装することが求められる。 ● IPv4: 548オクテット(IPv4ヘッダー20オクテット含む) ● Ethernet: 64オクテット(Ethernetヘッダー14オクテットとFCSの4オクテットを含む) [概要] IPv6では最初のネゴシエーションの際に経路上で最小のMTUをその通信のMTUとして採用する。IPv6/EthernetならEthernetの影響により1500オクテット以下である。 もし送りたいデータがMTUより大きければ、データを分割し複数のフレームにして通信しなければならない。 例えば、FDDI(MTU=4352オクテット)からEthernet(MTU=1500オクテット)へデータを転送する場合は、FDDIの1フレームよりEthernetの1フレームの方が小さい。このような場合、プロトコル変換の際にフラグメント、つまりデータの再分割を行なう。 |
出典: Maximum Transmission Unit 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2022年2月4日 (金) 08:44 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Maximum Transmission Unit (MTU:最大送信単位)は、ネットワークにおいて1回の転送(1フレーム)で送信できるデータの最大値を示す伝送単位のこと。MTUの値は利用される通信メディアやカプセル化の有無などによって変わる。たとえばイーサネットでは最大1,500バイト(オクテット)がIP通信に利用できる。PPPoEを使うとカプセル化のために8バイトを使うため、1,492バイトとなる。WANではさらに別の制約が入る場合もあり、たとえばNTT東日本およびNTT西日本が提供するフレッツシリーズのIP網は1,454バイトとなっている。 MTUを超えた場合、断片化(フラグメンテーション)して通信を行う。 [MTUと通信パフォーマンス] パケット通信を用いて一定サイズのデータを送受信する場合、パケット長の決定が通信パフォーマンスに影響する。 通信中にデータが破損した場合、検出および再送はパケット単位で行なわれるのが普通である。したがって不安定な伝送路では、小さなパケットに分割して通信する方が、再送の負荷を軽減できる。反面、エラーがほとんど発生しないような伝送路では、パケット長を大きくして少数のパケットにまとめる方が、パケット化のオーバーヘッドを軽減できる。このような理由から、通信メディアは各々の特性に応じてMTUを設定されている。さらに前述のように、カプセル化もMTUを減少させる。 ・・・ |
出典: Maximum Transmission Unit 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年3月15日 (火) 09:22 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Maximum Transmission Unit (MTU)は、ネットワークにおいて1回の転送(1フレーム)で送信できるデータの最大値を示す伝送単位のこと。MTUの値は利用される通信メディアやカプセル化の有無などによって変わる。たとえばイーサネットでは最大1,500バイト(オクテット)がIP通信に利用できる。PPPoEを使うとカプセル化のために8バイトを使うため、1,492バイトとなる。WANではさらに別の制約が入る場合もあり、たとえばNTT東日本およびNTT西日本が提供するフレッツシリーズのIP網は1,454バイトとなっている。 MTUを超えた場合、断片化(フラグメンテーション、IPフラグメンテーション)して通信を行う。 [経路MTU探索] IPではRFC 1191で定義される経路MTU探索(Path MTU Discovery)を使うことで、終端まで断片化を行わずに転送できるMTUを動的に検出できる。これは、パケットに断片化禁止のフラグ(Don't Fragment = DFフラグ)を設定しておき、MTUの問題で転送できない経路に到達した際はその旨をICMPパケットで送信元に通知して、フレーム長を再調整するという仕組みである。ICMPは、転送できなかったルーターから、送信元ホストへ送信される。 ・・・ |
出典: RWIN 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/11/08,URL: https://www.wdic.org/ TCPの受信ウィンドウサイズ。TCPで、一度に受け取れるデータ量のこと。 [概要] TCPは、受け取り→ACK返信→受け取り→ACK返信、というシーケンスでデータの送受信をするので、一度に受け取れる量が多いほど手間が減り高速化が期待できるとされる。RWINの最適値は環境により異なる。 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
MTU | 1,500バイト |
Maximum Transmission Unit | 1,492バイト |
mǽksəməm trænsmíʃən júːnit | 1,454バイト |
マェキィシィマゥム トゥラェンズミシュン ユーニトゥ | 1,500オクテット |
マェキィシィマゥム・トゥラェンズミシュン・ユーニトゥ | 4,352オクテット |
マェ́キィシィマゥム・トゥラェンズミ́シュン・ユ́ーニトゥ | 65,535オクテット |
マキシマム トランスミッション ユニット | ・ |
マキシマム・トランスミッション・ユニット | Transmission |
マ́キシマム・トランスミッ́ション・ユ́ニット | trænsmíʃən |
MTUサイズ | トゥラェンズミシュン |
エム ティー ユー | トゥラェンズミ́シュン |
最大転送量 | トランスミッション |
さいだい てんそうりょう | トランスミッ́ション |
saidai tensou ryou | [名詞] |
最大送信単位 | 伝送 |
さいだい そうしん たんい | でんそう |
saidai soushin tani | densou |
送信 | |
そうしん | |
soushin | |
送ること | |
おくること | |
okurukoto | |
・ | |
Unit | |
júːnit | |
ユーニトゥ | |
ユ́ーニトゥ | |
ユニット | |
ユ́ニット | |
[名詞] | |
単位 | |
たんい | |
tani | |
構成単位 | |
更新日:2023年 7月 9日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
Path MTU Discovery | Maximum Transmission Unit |
Path MTU discovery | MTU |
RFC 1191 | PMTU |
RFC1191 | パス MTU |
パスMTU探索 | 最大転送単位 |
経路MTU探索 | |
このページは書きかけのページです | 更新日: |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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RWIN | Selective ACK |
ɑ́ːr wín | 再送信要求 |
アゥー ウィン | 受信確認 |
アゥー・ウィン | 通信速度 |
アゥ́ー・ウィ́ン | ・ |
アール ウィン | MTU |
アール・ウィン | Maximum Transmission Unit |
ア́ール・ウィ́ン | |
アールウィン | |
Receive WINdow | |
Receive Window | |
risíːv wíndou | |
リシィーヴ ウィンドウ | |
リシィーヴ・ウィンドウ | |
リシィ́ーヴ ウィ́ンドウ | |
レシーブ ウィンドウ | |
レシーブ・ウィンドウ | |
レシ́ーブ・ウィ́ンドウ | |
Receive WINdow size | |
risíːv wíndou sáiz | |
リシィーヴ ウィンドウ サーイズ | |
リシィーヴ・ウィンドウ・サーイズ | |
リシィ́ーヴ ウィ́ンドウ・サ́ーイズ | |
レシーブ ウィンドウ サイズ | |
レシーブ・ウィンドウ・サイズ | |
レシ́ーブ・ウィ́ンドウ・サ́イズ | |
受信ウィンドウ・サイズ | |
じゅしん ウィンドウ サイズ | |
更新日:2024年 3月21日 |