本文へスキップ

 


 

ICT用語の意味と同義語

【 「TFTP」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: Trivial File Transfer Protocol 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年9月13日 (金) 01:09 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 Trivial File Transfer Protocol(トリビアル ファイル トランスファー プロトコル、TFTP)は、UDPを用いてコンピュータ間でファイルを転送するためのプロトコルである。FTPに比べて軽量・単純なプロトコルである。認証機能が無いためにユーザ名やパスワードを必要としない。ポート番号69をデフォルトとして使用する。Remote Installation Services(RIS)やPreboot Execution Environment(PXE)などのネットワーク・ブート環境において、ディスクレスマシンがブートする際、BOOTPやDHCPで構成情報を取得した後に、実際のOSコードをサーバから取得する際に利用される。また、ルータなどの設定の読み取りや書き込みなどにも用いられる。TFTPは1981年に初めて標準化され、最新のプロトコルの仕様は RFC 1350 で確認できる。

[概要]
 TFTPはシンプルな設計であるため、小さなメモリー・フットプリントのコードで簡単に実装できる。そのため、BOOTP、PXE、BSDPなどのネットワークブートの最初のステージのプロトコルとして採用されている。リソースが潤沢なコンピュータから、 シングルボードコンピュータ(Single-board computers; SBC)やSystem on a Chip(SoC)などのリソースが非常に制限されたコンピュータに至るまで、幅広い対象で使われている。また、ファームウェアイメージの転送や、ルーター、ファイアウォール、IP電話などのネットワーク機器に設定ファイルを転送するためにも使用される。今日では、事実上、インターネット上のデータ転送の用途には使用されていない。 ・・・
出典: アプリケーション層 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2018年8月27日 (月) 10:40 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 TCP/IP参照モデルでのアプリケーション層は、OSI参照モデルのアプリケーション層、プレゼンテーション層、およびセッション層の三階層に対応する。従ってOSI参照モデルの「アプリケーション層」の定義が意味する範囲はTCP/IPの「アプリケーション層」よりも狭い。 ・・・
出典: TFTP:Trivial File Transfer Protocol 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2007/06/13,URL: https://www.wdic.org/

 簡単なファイル転送プロトコル。高速かつシンプルだが、セキュリティには欠ける。FTPと名前は似ているが、全く異なるプロトコルである。TFTPは、UDPを使い、単純にファイルの送信機能のみを有している。

[概要]
 RFC 1350(STD bgcolor="#e6e6fa" 33)及びRFC 2347で定義されるサーバー側のポート番号は69/udpを用いる。96/tcpも予約はされているが、実際には使われていない。

[用途]
 プロトコルが簡単でブートストラップのROMなどにも実装でき、ディスクレスの装置の起動などに使われる。具体的にはサーバーがBOOTPやDHCPでクライアントのIPアドレスを振るとともにTFTPによるデータの転送元を指定し、クライアントはそれに従いファイルを取得する、といった用途がある。
セキュリティ
 但し、UDPは偽造が簡単であり、TFTP自体もセキュリティが考慮されていないため、利用には注意が必要である。ファイアウォールでは、入出力TFTPパケットは安全のために全て遮断すべきである。

[特徴]
プロトコル
 パケットは、リード要求(RRQ)・ライト要求(WRQ)・データ・ACK・エラー通知の5種類がある。それぞれ書式は違うが、最初の2オクテットは全て共通でopcodeで、ここでパケットの種類を表わす。
 RRQ/WRQはopcodeに続き、ファイル名、1オクテットの0、モード文字列、1オクテットの0、である。
 データはopcodeに続き、2オクテットのブロック番号、そしてnバイトのデータである。データ長nはUDPパケットの長さいっぱいである。データ長は最大で512バイトである。データ長0でデータパケットを送信すれば、それは送信終了の合図となる。
 ACKはopcodeに続き、2オクテットのブロック番号である。
 エラーはopcodeに続き、2オクテットのエラーコード、そしてエラー文字列、1オクテットの0、である。
手順
 具体的には、例えばライトしたい場合はまずライト要求のパケットを送信し、ACKを待つ。ACKが来なければ来るまで要求を投げる。後はひたすら、ACKを受信しながらデータのパケットを送るだけである。
 ブロック番号は最初のデータは1から始め、順次インクリメントする。



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

Trivial File Transfer Protocol (Wikipedia)
アプリケーション層 (Wikipedia)
TFTP (通信用語の基礎知識)



【 TFTP の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
application protocol TCP/IP参照モデル
æ̀plikéiʃən próutəkɔ̀l BGP
アェプリィケイシュン プロドゥコァールゥ DHCP
アェプリィケイシュン・プロドゥコァールゥ DNS
アェ̀プリィケ́イシュン・プロ́ドゥコァ̀ールゥ FTP
アプリケーション プロトコル HTTP
アプリケーション・プロトコル IMAP
ア̀プリケ́ーション・プロ́トコ̀ル IRC

LDAP

MGCP

NNTP

NTP

ONC RPC

OSI参照モデル

POP

RIP

RTP

SIP

SMTP

SNMP

SNTP

SSH

telnet

TFTP

TIME

TLS/SSL

XMPP



























更新日:2024年 4月16日




【 TFTP の同義語と関連語 】
< 2 >
同義語・類義語 関連語・その他
RFC 1350
RFC 1785
RFC 2347
RFC 2348
RFC 2349
TFTP
TFTP Blocksize Option
TFTP Option Extension
TFTP Option Negotiation Analysis
TFTP Timeout Interval and Transfer Size Options
THE TFTP PROTOCOL REVISION 2
Trivial File Transfer Protocol
























































このページは書きかけのページです 更新日:2021年10月21日




【 TFTP の同義語と関連語 】
< 3 >
同義語・類義語 関連語・その他
TFTP trivial
tftp tríviəl
Trivial File Transfer Protocol トゥリヴュァルゥ
trivial file transfer protocol トリヴィアル
tríviəl fáil trǽnsfə́ːr próutəkɔ̀l トリビアル
トゥリヴュァルゥ ファイルゥ トゥラェンツフゥァー プロドゥコァールゥ [形容詞]
トゥリヴュァルゥ・ファイルゥ・トゥラェンツフゥァー・プロドゥコァールゥ 些細な
トリビアル ファイル トランスファー プロトコル 普通の
トリビアル・ファイル・トランスファー・プロトコル 取るに足らない
ティー エフ ティー ピー 平凡な
ティーエフティーピー
RFC 1350 69番ポート
RFC 2347 ファイル転送プロトコル
簡易ファイル転送プロトコル ポート69

ポート番号69



















































更新日:2023年12月31日




ICT用語索引
記号 数字 A B C
D E F G H
I J K L M
N O P Q R
S T U V W
X Y Z

       
背景色薄緑は全用語編集完了
白は書きかけの用語を含んでいます
ICT用語辞典リンク集
ICT用語解説サイト120

バナースペース

     P A S T E M