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ICT用語の意味と同義語

【 「traceroute」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: TTL 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2015/03/03,URL: https://www.wdic.org/

 ホップ数を表わす指標の一つで、IPv4において、パケットがネットワーク上に存在することを許可されている時間。

[概要]
 ネットワークでの無限ループなどを防ぐために存在する。秒などの時間で規定される場合と、ルーターを通った回数(ホップ数)などで規定される場合がある。

[定義・用法]
 IPv4ではあくまでTime to Live(生存時間)であり、単位は決められていない。現実には、ルーターを経由するごとに1つデクリメントされる。
 IPv6ではHop Limitとされ、明確な規定が与えられている。やはり、ルーターを経由するごとに1つデクリメントされる。
出典: traceroute 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2014/03/20,URL: https://www.wdic.org/

 IPネットワークで、目的のホストまでのゲートウェイを一覧するためのソフトウェア。

[概要]
 パケットが目的のホストに到達しない場合、どこで問題が発生しているのかを確認するのに用いられる。
 なお、Windowsでは名前がtracertとなっているので注意。

[技術]
 IPパケットのTTL(Time-To-Live)フィールドを巧妙に利用して作られている。
 TTLを1から段階的に増やしたパケットを送信することにより、TTLが小さいために中継の止まったゲートウェイから中継未到達パケット(ICMP "Time Exceeded")が返されることで中継経路を判別する。
 送信するパケットは、UNIX系のtracerouteは主としてUDP(ポート番号は30000以上のランダム)を、WindowsのtracertはICMPを用いている。
 目的のホストに到達すると、UDPにしろICMPにしろ、相手からICMP "Port_Unreachable" パケットが返る。この返答が返るまで続けることで、最終的には相手先ホストまでのホップ数や経路情報、各部での遅延時間などを探索することができる。

[手順]
 次のような手順で機能は実現されている。
 1. TTLが1のパケットを送信する。
 2. そのパケットは ・・・
出典: Internet Control Message Protocol 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年2月12日 (火) 03:16 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 Internet Control Message Protocol(インターネット制御通知プロトコル、ICMP)とは、通信処理で使われるプロトコルのひとつで、Internet Protocolのデータグラム処理における誤りの通知や通信に関する情報の通知などのために使用される。ICMPに関するICMP通知は、通知が無限ループに陥るのを防ぐために送られない。IPv4(Internet Protocol version 4)のための ICMP (ICMPv4) は RFC 792 によって規定され、IPv6(Internet Protocol version 6)のための ICMP (ICMPv6) は RFC 4443 によって規定されている。ICMP は TCP、UDP などと同様にInternet Protocolの上位のプロトコルであるが、Internet Protocolと同様のインターネット層のプロトコルであるかのような特別の処理をされる。ICMPを利用しているツールにpingやtracerouteなどがある。 ・・・


【 「traceroute」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: traceroute 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年11月15日 (金) 20:10 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 traceroute(トレース ルート)はIPネットワークにおいて、ノードまでの経路情報を取得するツールである。 インターネット上で、2つのノード(パソコンやサーバなど)が通信する場合、2つのノードの間には0個以上のルータが存在する。 tracerouteを利用することで、tracerouteを実行したノードから指定したノードに到達するまでに、経由するルータのリストが得られる。Windowsのtracertも同様のツールである。

[原理]
 tracerouteはTTLを1ずつ増やしながらパケットを送信することで、経路情報を取得する。 TTLとはパケットの生存期間を表し、ルータを1つ経由することに1ずつ減算される。 ルータはTTLが2以上のパケットが届いた場合、TTLの値を1だけ小さくし次のルータへ転送する。 TTLが1のパケットが届いた場合、届いたパケットを破棄しICMP time exceededパケットを送信者に返す。tracerouteはまず、TTLを1にセットしたパケットを送信する。最初のルータに届いた時点でTTLがゼロになり、ICMP time exceededメッセージが戻ってくる。このメッセージの送信元アドレスを見れば、最初のルータのIPアドレスがわかる。次にTTLを2にセットして送信すると、今度は2番目のルータからICMP time exceededが戻ってくる。以降、TTLを3、4・・・と増やしていく事で、順にルータのIPアドレスを得る事ができる。 ・・・



【 他のICT用語辞典へ(外部リンク)】

Time to live (Wikipedia)
traceroute (通信用語の基礎知識)
Internet Control Message Protocol (Wikipedia)
traceroute (Wikipedia)
TTL (通信用語の基礎知識)



【 traceroute の同義語と関連語 】
< 1 >
同義語・類義語 関連語・その他
ICMP ping
ái síː ém píː traceroute
アイ シィー エム ピー エラーメッセージ
ア́イ シィ́ー エィ́ム ピ́ー 制御メッセージ
アイ シー エム ピー IPネットワーク診断用プログラム
ア́イ シ́ー エ́ム ピ́ー
ICMPv4 Protocol
ICMPv6 próutəkɔ̀l
ICMPパケット プロドゥコァールゥ
Internet Control Message Protocol プロ́ドゥコァ̀ールゥ
íntərnèt kəntróul mésidʒ próutəkɔ̀l プロトコル
イェンタゥーネットゥ コァントゥロウルゥ メッセッジ プロドゥコァールゥ プロ́トコ̀ル
イェンタゥーネットゥ・コァントゥロウルゥ・メッセッジ・プロドゥコァールゥ [名詞]
イェ́ンタゥーネッ̀トゥ・コァントゥロ́ウルゥ・メッ́セッジ・プロ́ドゥコァ̀ールゥ 作法
インターネット コントロール メッセージ プロトコル 実施要綱
インターネット・コントロール・メッセージ・プロトコル 作業手順
イ́ンターネッ̀ト・コントロ́ール・メッ́セージ・プロ́トコ̀ル さぎょう てじゅん
インターネット制御メッセージ・プロトコル 手順
インターネット制御メッセージプロトコル 手続き
インターネット制御通知プロトコル 通信接続手順
RFC 792 通信手順
RFC 4443 つうしん てじゅん

通信プロトコル

規約

きやく

通信規約

つうしん きやく



























更新日:2024年 3月21日




【 traceroute の同義語と関連語 】
< 2 >
同義語・類義語 関連語・その他
tracert route
traceroute ráut
tréisràut ラウトゥ
トゥレイスラウトゥ ラ́ウトゥ
トゥレ́イスラ̀ウトゥ ルート
トレースルート ル́ート
トレ́ースル̀ート [名詞]
経路探索
けいろ たんさく 道筋
経路

けいろ

路線

ルート

巡回路

[他動詞]

特定の経路で転送する


ゲートウェイ

プロキシ

ルーター

中継ノード

Time_Exceeded
【 以下関連語 】 Port_Unreachable
trace
tréis
トゥレイス
トゥレ́イス
トレース
トレ́ース
[名詞]
足跡
そくせき
形跡
[他動詞]
~の跡を追う
~の跡をたどる
[自動詞]
たどる
なぞって書く


更新日:2024年 4月 1日




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