出典: ウォーターフォールモデル [外語] waterfall model 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2018/06/01,URL: https://www.wdic.org/ システム開発をいくつかの段階に分け、順番に開発を進める方法。カスケーディングモデルとも。 [概要] 工程の定義については様々あるが、一例では、基本計画、外部設計、内部設計、プログラム設計、プログラミング、デバッグ、の六段階に分ける。この一つ段階が終了すると、その段階の成果をふまえて次の段階へと進み、前の段階には戻らないことから、ウォーターフォール(落水)モデルと呼ばれる。 [特徴] 問題点 開発管理がしやすい反面、早期に計画の重要な決定を行なうという、途中で仕様変更することを考慮していない計画であるため、仕様変更が頻繁に入ってしまうようだと開発コストが極端に増加してしまうという難点がある。 また、分割した各工程に誤りが無いことを前提としていることも問題となる。 そのため、現在ではやや古い開発手法として扱われており、近年のソフトウェア開発の流れとは噛み合っていないとされる。 ・・・ |
出典: ウォーターフォール・モデル 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2016年7月30日 (土) 15:34 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ ウォーターフォール・モデルは、ソフトウェア工学では非常に古くからある、もっともポピュラーな開発モデル。 [概要] プロジェクトによって工程の定義に差はあるが、開発プロジェクトを時系列に、「要求定義」「外部設計(概要設計)」「内部設計(詳細設計)」「開発(プログラミング)」「テスト」「運用」などの作業工程(局面、フェーズ)にトップダウンで分割する。線表(ガントチャート)を使用してこれらの工程を一度で終わらせる計画を立て進捗管理をする。原則として前工程が完了しないと次工程に進まない(設計中にプログラミングを開始するなどの並行作業は行わない)事で、前工程の成果物の品質を確保し、前工程への後戻り(手戻り)を最小限にする。ウォーターフォール・モデルの利点は、工程の進捗管理がしやすいことである。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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water fall model | ADSG |
waterfall model | Application Development Standardization Guide |
wɔ́ːtəfɔ̀ːl mɑ́dl | システム開発モデル |
ウォータゥフォールゥ モドゥルゥ | システム開発手順 |
ウォータゥフォールゥ・モドゥルゥ | スパイラル・モデル |
ウォーターフォール モデル | 後戻り |
ウォーターフォール・モデル | 手戻り |
ウォーターフォールモデル | 進捗管理 |
落水モデル | lower process |
・ | 下流プロセス |
waterfall development | 下流工程 |
wɔ́ːtəfɔ̀ːl divéləpmənt | 開発工程 |
ウォータフォール ディヴェロップメントゥ | ソフトウェア開発工程 |
ウォータフォール・ディヴェロップメントゥ | ・ |
ウォーターフォール デベロプメント | waterfall |
ウォーターフォール・デベロプメント | wɔ́ːtəfɔ̀ːl |
ウォーターフォール開発 | ウォータゥフォールゥ |
・ | ウォーターフォール |
cascading model | [名詞] |
kæskéidiŋ mɑ́dl | 滝 |
キャェスケイディング モドゥルゥ | 瀑布 |
キャェスケイディング・モドゥルゥ | ・ |
カスケーディング モデル | アプリケーション開発標準化ガイド |
カスケーディング・モデル | |
更新日:2023年 1月 5日 |