出典: BML 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2005/10/14,URL: https://www.wdic.org/ ディジタルテレビジョン放送向けのコンテンツ記述言語。社団法人電波産業会(ARIB)によって策定された。現在は地上デジタルテレビジョン放送、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送で使われている。 3種類のプロファイルがあり、Aプロファイルが据置型テレビ受像機用データ放送、Bプロファイルは移動テレビ受像機用データ放送、Cプロファイルは携帯電話向けデータ放送(いわゆるワンセグ)用となっている。これを著している現時点では、A・Cプロファイルが規定されていて、Bプロファイルは規格化されていない。 基本的なコンセプトは、XMLをベースに書式指定はCSS、スクリプトはECMAScript(JavaScript)としている。文書構造の記述が主体となっているため、XHTMLにあるような表示制御のための要素は殆ど省かれている。 BMLの最大の特徴は、特殊な文字コードを使う点にある。文字エンコードはISO-2022-JPでもなければUTF-8でもない。符号化方法(CES)はEUC-JPを独自に拡張したもので、文字集合(CCS)は何と拡張文字が定義されている。 このBMLの問題は文字コードに限ったことではなく色々あるが、最大の問題はその存在自体にある。BMLで記述されたコンテンツの再生にはBMLブラウザーが必要であるが、BMLブラウザーでは通常のWebサイトにアクセスできない。XMLベースだというのにネットとの協調性は皆無である。これはネットに主導権を奪われたくないテレビ業界が意図的に互換性を失わせたのである。 ・・・ |
出典: Broadcast Markup Language 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年10月3日 (火) 15:20 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ Broadcast Markup Language (BML) とは、XMLベースのデータ放送向けの記述言語でARIB(社団法人電波産業会)によって策定されている。BSデジタル放送、110度CSデジタル放送、地上デジタル放送で使用されている。 それぞれ対応の受信機には、BMLを表示、実行する「BMLブラウザ」が搭載されている。XHTMLをベースに、デジタル放送に向いた拡張が盛り込まれている。 地上デジタル放送の場合、Aプロファイル、B プロファイル、C プロファイルと3種類のプロファイルがあり、A プロファイルは固定型テレビ用のデータ放送。C プロファイルはワンセグ向け放送用のデータ放送規格として規格化されている。B プロファイルは移動受信向けのデータ放送規格だが、規格化は未定となっている。 これは車載向け3セグメント放送が(主にアンテナ技術の向上により)普通の家庭向け13セグメント放送で高感度受信できるメドが立ち、規格化の必要性がほぼなくなってしまったことによる。 [実装] BMLは通常、BMLの仕様(ARIB STD-B24)によってサブセット化されたXHTML(これをBML文書と呼ぶ)とJavaScriptを標準化したECMAScript、PNG(静止画及び動画:MNGに対応。8bit index colorのみ)、JPEG(プロファイルはARIB STD-B24で規定される)、MPEG(MPEG1,MPEG2)、MPEG Audio、バイナリーテーブル(ECMAScript上でスキーマを定義してES上から抽出できるデータセットの一種)のセットによって構成される(これをマルチメディアコンテンツと呼び、構成要素をモノメディアと呼ぶ)。ECMAScriptによりDHTML的な動的コンテンツ作成が可能である。さらにイベントと呼ばれるメカニズムによりES(Elementary Stream)上の変化を検出し、放送局側からコンテンツに動きを与える事が出来る。 ・・・ |
出典: マークアップ言語 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年8月28日 (月) 09:06 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ マークアップ言語(マークアップげんご、英: markup language)は、視覚表現や文章構造などを記述するための形式言語である。テキストファイルであることが多いが、バイナリデータによる形式もある。 [語源] 「マークアップ」という用語は、英語圏で伝統的な出版の作業過程である原稿の「マーキング・アップ」という作業から派生した。「marking up」とは、原稿用紙の余白に印刷に関する指示の記号を書き加えることである。「マークアップ・マン」や校正者と呼ばれる専門家が、文章の各部分にどんなスタイル、書体、サイズを適用すべきかなどを記して組版の担当者に原稿を渡すという作業が、何世紀にもわたって行われていた。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
BML | ARIB-J |
Broadcast Markup Language | BMLブラウザ |
brɔ́dkæ̀st mɑ́rkʌ̀p lǽŋgwidʒ | BML文書 |
ブロードゥキャェストゥ マーァクアップ ラゥェングウィッジ | コンテンツ記述言語 |
ブロードゥキャェストゥ・マーァクアップ・ラゥェングウィッジ | プッシュ配信型サービス |
ブロードキャスト マークアップ ラングウィッジ | ページ記述言語 |
ブロードキャスト・マークアップ・ラングウィッジ | XHTML |
BML言語 | エックスエイチティーエムエル |
ビー エム エル | eXtensible HyperText Markup Language |
データ放送向けページ記述言語 | iksténsəbl háipərtèkst mɑ́rkʌ̀p lǽŋgwidʒ |
データ放送用記述言語 | エキステンセボルゥ ハイパゥテキストゥ マーァクアップ ラゥェングウィッジ |
拡張可能ハイパーテキスト記述言語 | エキステンセボルゥ・ハイパゥテキストゥ・マーァクアップ・ラゥェングウィッジ |
放送用マルチメディア記述言語 | エクステンシブル ハイパーテキスト マークアップ ラングウィッジ |
ARIB STD-B24 | エクステンシブル・ハイパーテキスト・マークアップ・ラングウィッジ |
データ放送コンテンツ | |
・ | |
Broadcast | |
brɔ́dkæ̀st | |
ブロードゥキャェストゥ | |
ブロードキャスト | |
[他動詞] | |
放送する | |
放映する | |
更新日:2022年 8月14日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
eXtensible HTML | |
eXtensible Mark-up Language | |
HTML | |
HTML 2.0 | |
HTML 3.0 | |
HTML3.2 | |
HTML5 | |
HTMLレベル2 | |
HTMLレベル3 | |
HTML第五版 | |
Hyper Text Markup Language | |
HyperText Markup Language | |
SGML規格 | |
XHTML | |
XML | |
エイチ・ティー・エム・エル | |
エイチ ティー エム エル | |
ハイパーテキスト | |
ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ | |
マークアップ言語 | |
このページは書きかけのページです | 更新日:2023年10月15日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
markup language | groff |
マークアップ・ラングウィッジ | HTML |
マークアップラングエージ | LATEX |
マークアップランゲージ | marking up |
マークアップ言語 | roff |
SGML | |
Standard Generalized Markup Language | |
TEX | |
XHTML | |
XML | |
タグ | |
マーキング・アップ | |
このページは書きかけのページです | 更新日: |