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ICT用語の意味と同義語

【 「アバランチ・フォトダイオード」又はそれに関連する用語の意味 】
出典: アバランシェフォトダイオード 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2022年4月3日 (日) 03:17 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/

 アバランシェフォトダイオード(英: avalanche photodiode)とは、アバランシェ増倍と呼ばれる現象を利用して受光感度を上昇させたフォトダイオードである。略称はAPD。半導体中に大きな電場があると、光子の衝突によって発生する電子が加速され、他の半導体原子と衝突して複数の電子を弾き出す。ここで弾き出された電子は電場によって加速され、他の半導体原子に衝突してさらに電子を弾き出す。この連鎖によって、移動する電子が爆発的に増える現象をアバランシェ増幅と呼ぶ。 ・・・
出典: アバランシェフォトダイオード 【英語名】 avalanche photodiode 『光技術用語解説 ウシオ電機株式会社』 引用年月日 2020年 1月30日 JST URL:https://www.ushio.co.jp/jp/technology/glossary/

解説
 アバランシェフォトダイオードとは、アバランシェ効果を利用した光電子増倍作用を持ち、受光感度が高く、高速応答するフォトダイオードのこと。真空管である光電管における光電子増倍管に相当し、通常のフォトダイオードより受光感度が10倍以上高く、高価である。インジウム・リン(InP)などの化合物で作製される。
 アバランシェ効果:強電界を持つ半導体の受光部に光が入ると、光子の衝突によって発生した電子が電界で加速され、衝突電離を引き起こす過程が繰り返し発生することで、電子が雪崩(avalanche)のように増える効果のこと。



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アバランシェフォトダイオード (Wikipedia)
アバランシェフォトダイオード (ウシオ電機株式会社)



【 アバランチ・フォトダイオード の同義語と関連語 】
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同義語・類義語 関連語・その他
APD avalanche
avalanche photodiode ǽvəlæ̀ntʃ
ǽvəlæ̀ntʃ fóutou dáioud アェヴァラゥンチ
アェヴァラゥンチ フォウドウダイオウドゥ アェ́ヴァラゥ̀ンチ
アェヴァラゥンチ・フォウドウダイオウドゥ アバランチ
アェ́ヴァラゥ̀ンチ・フォ̀ウドウダ́イオウドゥ ア́バラ̀ンチ
アバランチ フォトダイオード アバランシェ
アバランチ・フォトダイオード [名詞]
ア́バラ̀ンチ・フォ̀トダ́イオード 雪崩
アバランシェ フォトダイオード なだれ
アバランシェ・フォトダイオード 殺到
アバランシェフォトダイオード さっとう
電子なだれ
Si APD でんしなだれ


PINフォトダイオード

アバランシェ増幅

アバランシェ効果













































更新日:2024年 4月12日




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