出典: チェックディジット 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2006/11/17,URL: https://www.wdic.org/ その数値列が正しいかどうかを判断するために設けられた数値(ディジット)のこと。JANやクレジットカード番号の最後の桁はチェックディジットになっており、番号が正しいかどうか判断可能となっている。 [分類] 計算方法には様々な方法があるが、一般には各桁に決められた方法で決まった値(ウエイト)を掛けて足し、モジュラスで割った余り(剰余)を種に使うことが多い。 足し算による分類:足す時に、単純に足して行く「一括」と、ウエイトを掛けた結果が二桁になるときに一桁ごとに分けて足す(18の場合は1と8を足す)「分割」とがある。JANやISBNなどは一括、クレジットカード番号は分割が採用されている。 ・・・ [実例と呼び方] ・・・ |
出典: CRC 『通信用語の基礎知識』 更新年月日 2013/03/21,URL: https://www.wdic.org/ 巡回冗長符号。誤り検出のための符号。データを特定の定数で割り算し、その剰余を検査用の数値として用いる。単純なチェックサムで誤り検出を行なうよりも確実性があるため、厳密性を必要とする場面でよく使われる。 [CRCの種類] 大きく、データの幅(ビット数)と多項式によって分類される。 ビット幅:用途に応じて、様々ある。一般的なものに、次のようなものがある。 CRC-4 CRC-5 CRC-6 CRC-7 CRC-8 CRC-11 CRC-12 CRC-16 CRC-32 CRC-64 このうち、17ビットの定数を用いて16ビットのCRCを求めるのがCRC-16、33ビットの定数を用いて32ビットのCRCを求めるCRC-32がよく使われる。この定数は多項式と呼ばれ、多項式の違いにより、CRC-16やCRC-32には様々な種類が存在する。 多項式 ・・・ |
出典: チェックディジット 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2017年9月4日 (月) 04:38 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ チェックディジット(アメリカ英語: check digit、検査数字)とは、符号の入力誤りなどを検出するために、元の符号に付加される数字のこと。CD、C/Dと略される。 [概要] 例えば、利用者識別番号などをコンピュータにタッチタイピングするとき、入力ミスはよくある。チェックディジットは、符号が正しいものであるかどうかを検査するために符号に付加される数字である。これによって符号の冗長性を増し、誤りが発見できるようになる。 ・・・ |
出典: 巡回冗長検査 『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版(Wikipedia)』 最終更新 2019年4月12日 (金) 08:30 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/ 巡回冗長検査(じゅんかいじょうちょうけんさ、英: Cyclic Redundancy Check, CRC)は、誤り検出符号の一種で、主にデータ転送などに伴う偶発的な誤りの検出によく使われている。送信側は定められた生成多項式で除算した余りを検査データとして付加して送信し、受信側で同じ生成多項式を使用してデータを除算し、その余りを比較照合することによって受信データの誤り・破損を検出する。デジタル回路で簡単に実装でき、数学的にも分析が容易であり、また、ビットのランダム誤りやバースト誤りを検出できるので、HDLC手順やCSMA/CD方式などにおいて誤りチェック・伝送路ノイズチェックによく使われている。パリティや単純な加算によるチェックサムに比べ検出精度が高く、その点では高級なチェックサムと言える。単純なチェックサムと同じく、データの改竄に対する耐性はない。 [概要] CRC は、巡回符号の理論に基づいた誤り検出符号の一種である。その計算は筆算による多項式の除算に似ており、送受信するデータを、あらかじめ決めておいた特定の数で割り、その余りをチェック用の値として使う。ただし、通常の算術による計算ではなく、有限体の計算を行う(繰り上がり・繰り下がりのない算術である点が通常の算術と異なる)。除算に使う特定の数を生成多項式という。余りの長さは常に除数の長さ以下であり、除数の長さによって結果の長さを決定できる。 ・・・ |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
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C/D | 誤り検出方式 |
CD | ・ |
Check Digit | Digit |
tʃék dídʒit | dídʒit |
チェック デジェットゥ | デジェットゥ |
チェック・デジェットゥ | デ́ジェットゥ |
チェッ́ク・デ́ジェットゥ | デジット |
チェック デジット | デ́ジット |
チェック・デジット | [名詞] |
チェッ́ク・デ́ジット | 数字 |
チェックデジット | 桁 |
検査桁 | けた |
けんさ けた | 数字の桁 |
・ | |
check character | |
tʃék kǽrəktər | |
チェック キャェラゥクタゥァー | |
チェック・キャェラゥクタゥァー | |
チェッ́ク・キャェ́ラゥクタゥァー | |
チェック キャラクター | |
チェック・キャラクター | |
チェッ́ク・キャ́ラクター | |
検査数字 | |
けんさ すうじ | |
検査文字 | |
けんさ もじ | |
・ | |
check digit check | |
tʃék dídʒit tʃék | |
チェック デジェットゥ チェック | |
チェック・デジェットゥ・チェック | |
チェッ́ク・デ́ジェットゥ・チェッ́ク | |
チェック デジット チェック | |
チェック・デジット・チェック | |
チェッ́ク・デ́ジット・チェッ́ク | |
チェックデジットチェック | |
更新日:2024年 5月17日 |
同義語・類義語 | 関連語・その他 |
---|---|
CRC | burst error |
síː ɑ́ːr síː | バーストエラー |
シィー アゥー シィー | バースト誤り |
シィ́ー アゥ́ー シィ́ー | CRCチェックサム |
シー アール シー | CRC値 |
シ́ー ア́ール シ́ー | CRC符号 |
CRCチェック | 誤り検出符号 |
Cyclic Redundancy Check | 誤り検出方式 |
Cyclic Redundancy Code | 巡回冗長符号 |
sáiklik ridʌ́ndənsi tʃék | じゅんかい じょうちょう ふごう |
シィクリゥック リィダンダンシィー チェック | ・ |
シィクリゥック・リィダンダンシィー・チェック | Cyclic |
シィ́クリゥック・リィダ́ンダンシィー・チェッ́ク | síklik |
サイクリィック リィダンダンシィー チェック | シィクリゥック |
サイクリィック・リィダンダンシィー・チェック | シィ́クリゥック |
サ́イクリィック・リィダ́ンダンシィー・チェッ́ク | sáiklik |
サイクリック リダンダンシー チェック | サイクリィック |
サイクリック・リダンダンシー・チェック | サ́イクリィック |
サ́イクリック・リダ́ンダンシー・チェッ́ク | サイクリック |
巡回冗長検査 | サ́イクリック |
じゅんかい じょうちょう けんさ | [形容詞] |
jyunkai jyoucyou kensa | 周期的な |
巡回符号検査 | しゅうきせいの |
じゅんかい ふごう けんさ | 循環の |
jyunkai fugou kensa | じゅんかんの |
・ | ・ |
CRC-4 | Redundancy |
CRC-5 | ridʌ́ndənsi |
CRC-6 | リィダンダンシィー |
CRC-7 | リィダ́ンダンシィー |
CRC-8 | リダンダンシー |
CRC-11 | リダ́ンダンシー |
CRC-12 | [名詞] |
CRC-16 | 冗長性 |
CRC-32 | 重複 |
CRC-64 | 余剰性 |
更新日:2024年 1月19日 |